お風呂リフォーム
目次
1日の疲れを癒すための浴室は、
快適に過ごせる空間にして
おきたいものです。
その快適さを実現するためには、
足を伸ばせる浴槽や滑りにくい床
カビのいない環境や光の入る窓が
必要です。
その要素を大きく担う箇所の1つとなる
浴室窓を交換する際の方法やその効果
についてご紹介していきます。
浴室窓を交換する目的として、
より多く挙げられるのは「寒さ対策」です。
特に冬の入浴は、急激な温度変化による
ヒートショックが起こる可能性もあります。
他にも目的としてあげられるのは、
人通りの多い場所での「目隠し対策」や
閑静な住宅街の「防犯対策」などがあります。
自分が浴室窓を交換する目的に合わせて、
施工内容や窓の種類を選びましょう。
「浴室窓を交換で改善すること」
人通りの多い住宅街にお住まいの方や
女性の方は、外からの視線が気になるのでは
ないでしょうか。
すりガラスも目隠し対策としては、
あまり満足のできるものではありません。
浴室窓を交換する際に、
ルーバー窓や目隠しフェンス、
シャッターなどを取り付けることで
外からの視線を遮断することができます。
浴室が寒いと湯船から出るのが億劫に
なったり、また体を洗う時につい温かい
シャワーを出しっぱなしにしてしまい、
無駄に水道代がかかってしまいがちです。
冬場の冷たい浴室は、せっかく溜めたお湯も
冷めやすくなってしまいます。
そんな場合には、樹脂サッシや
複層窓に交換して、寒さを改善させましょう。
一軒家に住んでいる人なら、
浴室窓から泥棒が侵入すること可能性を
考えたことはありますか?
通りから目立たない位置にある浴室は、
空き巣などの泥棒からしたら
とても侵入しやすい場所です。
内窓を新しく設置すると、防犯性を
高めることが可能になります。
一言で、浴室窓の交換と言っても
様々な方法があります。
窓を丸ごと交換する際には、
元々ついている窓枠の上に、新しい
窓を設置するカバー工法と
呼ばれる交換方法があります。
費用は15万円〜25万円ほどで行えます。
上から被せる形になるため、大きさは
少し小さくなりますが、窓全体を断熱でき、
使い勝手が変わらないというメリットがあります。
壁を解体し、木枠とアルミサッシから設置する
はつり工法と呼ばれる交換方法です。
壁の解体が必要なため、
リフォーム費用は25万円〜50万円と
他の方法に比べると高めになっています。
カバー工法と違ってサイズが小さくならず、
窓全体の断熱性が上がる
というメリットがあります。
サッシはそのままに、窓のガラス部分のみを
取り替える方法です。
一般的な浴室窓のサイズであれば
5万円〜15万円が相場となっています。
他の方法に比べると安価で、
断熱や防音効果の付いた機能性ガラスに
手軽に交換できるのがメリットです。
元々ついている窓の内側に、
さらに窓を設置するという方法です。
一般的なサイズであれば8万円〜15万円、
大きいものや性能の高いものであれば
15万円〜30万円ほどになります。
二重窓にすると、断熱性、防音性、防犯性
などの機能性が高まります。
浴室窓のサイズによって、リフォーム費用は
大きく異なります。
リフォームを行う前に、浴室窓のサイズを
確認しておきましょう。
浴室窓が引き違い窓であれば、
幅60cm〜80cmが一般的なサイズと
なっています。
上げ下げ窓や小さめの窓を設置する
のであれば、幅30cm〜60cmの窓を
設置するケースが多く、
また浴室の開放感を重視するのであれば
幅120cmくらいの大きめな窓を採用する
ケースもあります。
一般的な窓の高さは、
80cm〜120cmとされています。
これは、天井や浴槽など、
浴室内のバランスが関係しています。
小さめの場合は、40cm〜55cmくらいの
高さにしている窓もあります。
浴室窓のサイズを変更する場合は、
どのような浴室にしたいかを基準に
大きさを考えましょう。
浴室を大きく変化させる浴室窓。
浴室窓を交換することで、
浴室の印象もガラッと変わります。
また、浴室窓は外の光を取り入れるだけでなく
風が通ることで、カビ対策にもなります。
その他にも、断熱や防音、防犯などの色々な
役割を果たしています。
お風呂は私たちにとって欠かせない
リラックスの場所です。
浴室をより快適な空間にするために
浴室窓のリフォームを検討してみては
いかがでしょうか。