キッチンリフォーム
目次
水を浄化してくれる浄水器。
ウォーターサーバーやペットボトルの
天然水との違いなどについて
あまり知らないからといって
購入を悩む人も多いのではないで
しょうか。
欲しいけど悩んでしまう”浄水器”に
ついて詳しくご紹介します。
綺麗だと言われている日本の水ですが
塩素やカビの臭いがする場合があり、
過去には、放射性物質の混入や
水道による集団感染が発覚しています。
それらによって、浄水器への関心が深まり
浄水器は今や全国の家庭の40%以上で
使用されています。
最近の浄水器は、浄水のレベルも上がり
見た目もおしゃれなものが多く
節水や首振りなどの機能性も進化していて
ますます便利なものになっています。
浄水器には様々な種類があります。
それぞれの特徴や費用を見ていきましょう。
シンクトップ、カウンタートップとも呼ばれる
据え置き型の浄水器です。
タンクのような浄水器で
付いているホースを蛇口に繋げて使用します。
価格は2万円〜10万円となっており、
1年に1度、中のカートリッジを
交換する必要があります。
アンダーシンク型とも呼ばれる
シンクの下に組み込まれる浄水器です。
シンク下に組み込まれているので
場所を取らないのがメリットとされています。
本体価格は8万円〜20万円、
カートリッジも少し高めですが
1年に1度、交換が必要になります。
最も普及率の高い、
蛇口に取り付けるだけの浄水器です。
3ヶ月〜6ヶ月に1度、
カートリッジの交換が必要ですが
2万円以内の値段で販売されており、
取り付けが簡単なのも人気の理由です。
他の浄水器とは違い、
家全体の水を全て浄化してくれる浄水器です。
本体価格の約15万円〜30万円と
さらに工事費用が必要となるため
他の浄水器に比べると高額になっています。
カートリッジ交換目安は、
他の浄水器と同じく1年に1回です。
浄水器によって、使われてるフィルターにも
違いがあります。
炭素材を高温処理により活性化させたもので
フィルターの中でも
最も使われているものになります。
活性炭を使ったフィルターは、
水の中のカビ、カルキの臭いや
化合物、次亜塩素酸、
農薬などを取り除いてくれます。
水分子だけが通ることのできる
非常に細かい穴の開いた膜に
圧力をかけてろ過するフィルターです。
純粋な水に近い状態となるため
ウイルスや細菌などはもちろん、
化合物、カビ、農薬、放射性物質
そしてミネラルやイオンまでも取り除きます。
中空糸膜とも呼ばれる活性炭より
細かい穴で粒子状の不純物を除去する
フィルターです。
細菌や雑菌、カビ、サビなどを
効率よく取り除いてくれるため
水をせき止めたりせず、
水量をあまり減らすことなく浄水ができます。
浄水器の中には、
細かい目のフィルターが付いており
そのフィルターに水を通すことで
不純物を取り除き、水を綺麗にする
という仕組みになっています。
そのフィルターの穴の大きさや
水を通す勢いによって
ろ過能力に違いが出るとされています。
浄水器は、ウォーターサーバーや
ペットボトル天然水と比べて
どのようなメリットがあるのでしょうか。
ウォーターサーバーや大量のペットボトルは
かなりスペースを取ってしまいますが
浄水器は少しのスペースに設置が可能です。
シンク周りに余裕のある場合は
据え置き型の浄水器を
シンク周りにスペースが確保できなくても
ビルトイン型やセントラル型、
蛇口に取り付ける浄水器を設置できます。
浄水器は、元々ある水を浄化するため
ウォーターサーバーやペットボトルのように
水自体を購入する必要がありません。
また、電気代やレンタル料も不要で
ゴミも出ず、送料などもかかりません。
そのため、浄水器はコストパフォーマンスも
高いと言えるでしょう。
日本の水道水は、一般的に常温であれば3日
冷蔵庫内では10日程度であれば
安全に飲むことができるとされています。
しかし、水道水に含まれたカルキの濃度が
減少すると、水の腐敗が進んでしまうため
水を保存する場合は、
蛇口から出たそのままの状態で
冷蔵庫にしまうようにしましょう。
浄水器は手軽に取り付けできるものから
家庭の水全てを浄水するものまで
幅広い種類の商品があります。
水の使い方や家庭環境に合わせたものを
選ぶようにしましょう。
水道水を浄水すると、水が美味しくなり
有害物質を含まない水は
身体の中を綺麗にしてくれます。
浄水器を取り入れて、家庭の水を綺麗に
身体の中から健康になりましょう。