キッチンリフォーム
目次
料理や洗い物などの家事をこなすため
毎日長い時間を過ごすキッチン。
そんなキッチンに窓を取り付けると
外の光や風が入り込んで
開放的な空間になります。
開放的な空間はキッチンで過ごす長い
時間を明るく軽やかなものに
変えてくれます。
キッチンに窓を取り付けた際のメリットや
そのために押さえておくべきポイント、
必要な費用などをご紹介していきます。
空間を開放的にするだけではなく
キッチンの窓には様々な役割があります。
自然光や風、街の音など
窓がないと見る事のできない
外の景色を楽しむことができます。
晴れの日の暖かい光が入ると
閉鎖的で暗いキッチンも
間違えるほど明るくなります。
また、学校や公園で
子供たちが遊んでいる様子が見えたり
近隣の住宅のご飯の匂いがしたり
外の様子を感じることができると
気持ちも明るくなるでしょう。
窓は換気の役割も果たします。
特に水や熱を使うキッチンは
湿気が溜まりやすかったり、
臭いが残りやすい空間です。
キッチンの換気扇は排気だけしか
行なっていないため、
キッチンの空気を効率よく入れ替える
ためには、窓を開けることも必要に
なる事もあるでしょう。
窓を取り付けることで
新しい空気を取り入れることができ
残っていた湿気や熱、臭いなども消えて
気持ちのいい空間になります。
狭く、閉鎖的になりがちなキッチンを
開放的で明るい空間にできるため
見た目のデザイン性も高くなります。
また、窓の大きさや形、数や
窓につけるカーテンやブラインドによっても
なかなか変えるのが難しい
キッチンの雰囲気を変えることができ
デザイン性の向上にも繋がります。
窓を取り付ける際には
どのようなポイントを押さえておけば
よいのでしょうか。
窓の取り付けリフォームも
決して安いものではありません。
採光や換気など目的をはっきりさせて
取り付けを決めるようにしましょう。
どんな雰囲気のキッチンにしたいか
実際に窓があったらどんな感じになるか
などをイメージして
慎重に大きさや数を決めると良いでしょう。
窓はどこにでも取り付けられる
というわけではありません。
建物を支えている柱に当たらないように
取り付ける必要があるので
工事業者に確認して
位置や高さを確認するようにしましょう。
また、窓を取り付けてから家具を置くと
窓が隠れてしまったという場合もあるので
窓を取り付ける際は
キッチンに配置する家具や小物のことも
頭に入れておくようにしましょう。
外の光が入って室内が明るくなるのが
窓のメリットですが
一方で西日が強いと眩しかったり
夏は暑いなどのデメリットがあります。
また、目の前に建物があったりすると
せっかく窓を取り付けても
全然光が入ってこないという場合もあります。
窓を取り付ける際には
事前にどのくらい光が当たるかを
確認しておきましょう。
隣の家が近い場合は、その目線も考えて
窓の位置を決める必要があります。
例えば、隣の家の窓と新しく取り付ける窓が
似たような位置や同じ高さだった場合
隣の家の住人と目が合ってしまったり
その家の生活音がダイレクトに聞こえて
気になってしまうかもしれません。
また、家が道路などに面している場合も
車の走る音がうるさかったり
通行人と目が合ってしまうことがあるので
注意して位置を決めましょう。
窓を取り付けるということは
外気の影響も受けやすくなるということです。
冬の冷たい日には冷気が窓から入ってきたり
夏の暑い日には熱気が入ってきたりする
可能性があるため、キッチンを快適にする
ためには、断熱性に優れた窓や
にする必要があります。
また、寒い冬には外気との温度差により
結露が発生するかもしれません。
それらは、樹脂窓やペアガラス、二重窓
にすることで防ぐことができます。
では、実際に窓を取り付けるとなると
どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
一般的な窓であれば、総額10万円〜20万円
ほどで取り付けが可能です。
もちろん機能性が高いものや
大きいものになれば
それ以上になる場合もあります。
採光が目的であれば、
小さい窓や細長い窓でも充分に光が入るので
窓の大きさは目的と予算に合ったものを
選ぶようにしましょう。
キッチン窓は、毎日の家事を少しでも
楽しくさせてくれるアイデアのひとつ
でもあります。
換気の役割も果たす窓ですが、
熱が逃げやすい箇所になってしまいます。
快適性が悪くならないように、
断熱性の高い窓を採用することが
ひとつの策になります。
キッチンリフォームを考えている人は、
窓の設置についても検討してみては
いかがでしょうか。
気持ちの良い開放感のあるキッチンに
しましょう。