キッチンリフォーム
目次
最新のキッチンシンクは昔のものと比べると
デザインやカラーのバリエーションが
豊富になったのはもちろん
機能もかなり進化を遂げています。
毎日料理をするキッチンは
お手入れが簡単で、必要な機能が備わった
使い勝手が良いものを選びたいものです。
今回は、そんなキッチンシンクの
最新機能と素材による特徴について
ご紹介していきます。
最近では、シンクの素材や形状を
工夫して水はねの音などにも配慮した
静音性に優れたシンクも増えてきています。
静音性の高いキッチンシンクにすることで
ダイニングやリビングと
キッチンが一緒になっている住宅でも
テレビを見ることができたり
家族とコミュニケーションを取ることが
できるようになります。
蛇口をひねったり、レバーを動かさなくても
手を近づけるだけで水が出る
センサー付き水栓は、手が汚れたり
塞がったりしがちなキッチンにあると
非常に便利です。
また、シャワーホースの付いているタイプだと
料理終わりにシンクをサッと流すことができ
シンクの掃除が簡単になるため
キッチンをきれいに保つことができます。
スペースが限られているキッチンで
シンクのスペースを
有効活用できるようになるとかなり便利です。
最新のキッチンシンクは、
シンクにピッタリハマるサイズの
まな板や水切りプレートが付いた商品があり
狭いキッチンでも広々と使うことができます。
キッチンでの作業をより楽で快適になるように
手助けしてくれる便利な機能です。
キッチンシンクに使われている素材には
様々な種類があり、素材によって
メリットやデメリットも様々です。
昔からよく使われている
ステンレス製のキッチンシンクは
耐久性や耐熱性に優れているのが特徴です。
他にもサビにくく、メンテナンスも容易で
落としても食器が割れにくい上
値段も比較的安価という点が
ステンレス製キッチンシンクのメリットです。
一方、見た目の無機質で安っぽい感じが
ステンレス製のデメリットとなっています。
鉄やアルミなどの表面に
ガラス質の釉薬を焼き付けたホーローは
海外ではよく使われている素材です。
ホーロー製のキッチンシンクは
耐水性、耐熱性、耐久性に優れており
キズのつきにくさや
色合いの美しさが特徴です。
デメリットは、食器を落とすと割れやすい点や
破損した場合にサビが生じてしまう点です。
大理石を模して作られた人造大理石は
天然大理石を細かく砕き樹脂などで固めて
大理石の風合いや質感を再現した素材です。
見た目には天然の大理石のような
高級感がありながら、天然の大理石より
安価なのがメリットとなっています。
しかし、アルカリや酸に弱く
耐熱性が低いことや汚れが落ちないことが
デメリットとして挙げられます。
人工大理石は、人造大理石と同じく
天然の大理石を模して作られた素材です。
しかし、人造大理石とは違って
樹脂だけで形成されています。
そのため見た目が美しくありながら
さらに安価となっており
カラーやデザインも豊富なのが特徴です。
一方、黄ばみやキズに弱く
火事の危険性があるのが欠点となっています。
キッチンはそのままでシンクだけを取り替える
なんてことはできるでしょうか。
単刀直入に言うと可能です。
オーバーシンクと呼ばれるシンク以外は
天板部分と一体化しているため
天板を丸ごと交換するという形になります。
ですが、日本でオーバーシンクのキッチンを
採用しているメーカーは少ないため、
基本的には、天板ごとの交換になります。
キッチンシンクの様々な機能をご紹介
しましたが、機能だけを重視して選ぶと
キッチンの雰囲気に合わず、
失敗してしまう可能性があります。
また、使わない機能を付けても意味が
ありません。
シンクを選ぶ際は、機能だけで決めず
デザインとのバランスも考えましょう。
購入前に優先順位を付けておくと
選ぶときには便利かもしれません。
最新のキッチンシンクは
オシャレで便利なものが多く
ついつい悩んでしまいます。
あらかじめ必要な機能を洗い出して
優先順位を決めておいたり
キッチンに合う雰囲気をイメージして、
使いやすい自分好みのキッチンを
選びましょう。