キッチンリフォーム
リビングやダイニングの
様子を見ながら料理ができる対面キッチンは、
子育てママに人気のキッチンスタイルです。
子供が生まれたのを機に
対面キッチンへのリフォームを考える家庭も
少なくありません。
せっかくキッチンをリフォームするのであれば
使いやすく後悔のないようにしたいものです。
今回は、対面キッチンへのリフォームで
ありがちな失敗例やその対策を紹介します。
目次
リフォームが成功するとおしゃれで便利な
対面キッチンですが、対面キッチン
ならではの失敗などもあります。
対面キッチンにリフォームする際は
実際に食器棚などの家具を置いたり、
キッチンを使う時のことをイメージして
キッチンの幅やスタイルを
決定していくことがポイントとなっています。
対面キッチンの中にはアイランドキッチンや
L型キッチン、ペニンシュラキッチンなど
様々なデザインのものがあります。
複数人で料理をする機会が多い家庭なら
両側から入れるアイランドキッチン。
効率よく炊事をこなせるようにしたい場合は
動線を短くすることのできるL型キッチンなど
後悔しないためにも家庭に合った
対面キッチンを選ぶことが重要になります。
ではここから、対面キッチンにありがちな
失敗例を見ていきましょう。
キッチンとリビングが一体化している
対面キッチンは、家族や来客との
コミュニケーションが取りやすくなる一方で
料理の際に発生する臭いや煙、
水音もリビングに広がってしまいます。
カーテンに油の臭いが染み付いたり、
家族が昼寝をしていると洗い物がしづらい
といった失敗例もあります。
対面キッチンは、リビングやダイニングの
約6畳分をキッチンスペースとして
使うことになります。
もともとそれほど広さのない
リビングやダイニングの場合、
広さを考えずに対面キッチンをつくると
リビングの半分をキッチンに使うことになり
思っていたより狭くなってしまった
という失敗例もあります。
壁付けキッチンより広いスペースが必要になる
対面キッチンですが、
リビングのスペースを確保するために
小さなスペースに無理やり作ってしまうと、
収納やキッチンの幅が狭くなってしまいます。
スペースが狭まったことにより
動きにくかったり、物が収納しきれなくて
以前より使いづらくなってしまった
という場合もあります。
部屋として仕切られていないキッチンは
急に来客があった時に、リビングや玄関から
丸見えになってしまいます。
こまめに掃除して常に綺麗な状態を
保っていれば問題ないかもしれませんが、
忙しくて掃除ができていなかったり、
生活感が現れやすいキッチンは
出来れば人に見られたくないので
後悔したという例もあります。
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・高い排気能力を持つ換気扇を設置する
料理の匂いや煙を消すためには
排気能力の高い換気扇を設置することで
ある程度軽減されるでしょう。
しかし、排気能力が高い換気扇は
稼動音がうるさかったり、
外の音が聞こえたりする場合があるため、
換気扇のデメリットについても
しっかり把握しておく必要があります。
・収納などの設計でスペースを確保する
リビングにあまり広さがないけれど
対面キッチンにしたいという場合は
収納付きのカウンターを
アイランド型に設置すると
対面式っぽい感じにすることができます。
また、キッチンスタイルを
ペニンシュラ型にすると、アイランド型や
L型に比べ、キッチンに必要なスペースを
少なくすることが可能です。
・仕切り等で目隠しする
来客時、キッチンを見られたくないという方は
キッチンを仕切りなどで目隠ししましょう。
隠すのは手元だけでいいということであれば
腰壁と呼ばれるカウンターを取り付けたり
背面収納を隠したい場合は、
ロールスクリーンにするなど、
隠したい場所に合った仕切りの種類を
選ぶと良いでしょう。
使いやすく開放感のある対面キッチンですが、
リフォームに失敗してしまうと
使いにくく狭いキッチンになってしまいます。
リフォームを行う際は、スペースや目隠しなど
今回ご紹介したポイントに注意して
理想の対面キッチンをつくりましょう。
