お風呂リフォーム
浴室が古くなったり、破損が見られた際
マンションでは、どのようなリフォームを
行うことができるのでしょうか。
マンションで浴室リフォームを
行う際に確認すべきポイントや費用などを
詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
浴室リフォームを行う前に
マンションのルールとされる
管理規約を確認しておきましょう。
これは浴室だけではなく、
他の部分でもリフォームを行う際には
事前に確認しておく必要があります。
リフォームは必ず管理規約を守って
行うようにしましょう。
水廻りである浴室をリフォームする際は
工事による階下への影響も
考えておかなければなりません。
もし工事によって水漏れが発生した場合に
被害を被ってしまうのは階下の住民です。
水漏れが発生しないよう
防水対策はしっかり行いましょう。
浴室の位置を移動させる工事や
在来浴室をユニットバスに変更する工事は
配管の移動が難しかったり
サイズが合わないなどの理由で
リフォームできないという場合もあります。
不安であれば事前に
業者に確認してもらうようにしましょう。
小さいサイズのユニットバスを
取り付けているマンションでは、
ユニットバスを取り替えるだけで
浴室を広くできるという場合があります。
また、壁が施工できるマンションの場合
壁の位置をずらしたり、
壁の中の配管をずらすなどして
浴室を広げることができます。
形状が複雑な浴室や狭い浴室は
リフォームするのが難しい場合があります。
しかし、浴槽や床など浴室の下半分が
ユニットバスと同じ作りになっている
ハーフユニットバスは、
ユニットバスが設置にできないような
狭い浴室でも設置することができます。
浴槽にヒビが入ってしまった場合や、
浴槽から水漏れが見られる場合などは、
床や壁などをそのままに
浴槽のみを交換するという方法もあります。
浴槽のみであれば費用を抑えることもでき
浴室の印象を変えるのにも十分です。
床のタイルにヒビが入っている場合や
浴室の雰囲気を変えたいという場合には
床や壁、天井などの張替えのみの
リフォームも可能となります。
床や壁を変えれば浴室の雰囲気は大きく変わり
工期や費用を抑えることもできます。
便利な追い炊き機能を追加するには
給湯器の変更や配管の増設、
追い炊き機能に対応できる浴槽に
変更しなくてはなりません。
場合によっては工事が共有部に及ぶ場合があり
その場合は施工ができないケースもあります。
浴室の全体をリフォームするのにかかる
費用の目安は60万円〜100万円ほど
となっています。
では、どの部分にどのくらいの費用が
必要になるのか見ていきましょう。
浴槽のみを交換する場合の費用相場は
工事費のみで4万円〜20万円ほどになります。
工事費は浴室の現状によって
大きく異なります。
浴槽本体は大きさや素材で費用が異なり、
安いものでは10万円以下高いものでは
100万円以上のものも販売されています。
ユニットバスからユニットバスへ交換する場合
費用相場はおよそ50万円〜150万円ほどです。
現状とユニットバスのグレードが
費用に大きく関わっています。
同メーカーの同サイズのものを
取り替えるのであれば
工事期間も短く抑えられます。
昔ながらの在来工法の浴室から
ユニットバスへ交換する場合の費用相場は
60万円〜150万円ほどです。
こちらも現状やユニットバスのグレード
大きさによって費用は上下しますが
ユニットバス同士の交換よりは
費用も工期も必要となっています。
壁や床の張替えのも浴室の大きさや
張り替える素材によって費用が異なりますが
目安としては全体で10万円〜30万円ほど
必要になると考えておきましょう。
部分的な補修も行うことはできますが
後々のことを考えると
一度に全て張り替えるのがおすすめです。
追い焚き機能の追加工事にかかる費用の相場は
およそ35万円〜85万円ほどとなっています。
しかしながら、給湯器の位置や配管の
状態によっては、費用が高額になって
しまうこともあります。
追い焚き機能を追加したい場合は
一度、現状を見に来てもらって
様々な業者を比較すると良いでしょう。
常に快適に使える場所であってほしい
家の浴室。
快適な浴室を作るには必要な情報を
事前に確認しておくことが重要です。
マンションで浴室リフォームを行う際は
管理規約をよく読んだ上で
予定のリフォームが可能かどうか
業者に確認してもらうようにしましょう。
