キッチンリフォーム
毎日使用するキッチンの中でも
料理だけでなく、洗い物にも使用する
水栓部分は非常に重要な箇所です。
そんなキッチン水栓の選び方について、
どんな種類の水栓が向いているのか、
どのようなポイントに注意すべきかなどを
ご紹介していきます。
目次
最近は、様々な種類のキッチン水栓が
販売されています。
キッチン水栓を選ぶ際は、
実際にキッチンで使う時に
どのようにして使用してするか、
どのような機能があれば使いやすいか
などを使い勝手を考えて決めましょう。
単水栓はお湯、または水だけが出る
非常にシンプルな水栓です。
現在、キッチンの水栓として
単水栓が使われていることは少なく、
公園や学校、飲食店に使われており、
住宅ではベランダなどに使用されています。
1つのレバーで水とお湯の操作ができる
シングルレバー混合水栓は、
操作が簡単な上、片手で行えることから
キッチンや洗面台の水栓として
人気のタイプになっています。
販売価格の幅も広く、デザインも豊富で
こまめに水を止めることができるので
節水にも繋がります。
比較的古いタイプの水栓で、
古い住宅の浴室や銭湯などで
使われています。
水の吐水、止水を行うハンドルと
お湯の吐水、止水を行うハンドルに
分かれている2ハンドル混合水栓は、
それぞれの流量と細かい温度の調節ができ、
最大吐水量が多いという特徴を持っています。
浴室で多く使われている
サーモスタット水栓は、水栓の内部に
お湯の温度を制限するサーモスタット機能が
仕組まれている水栓です。
事前に温度を設定していれば、
自動温度調節機能によって
お湯の温度はほぼ一定に保たれ、
シングルレバー混合水栓と同じように
簡単に操作を行うことができます。
様々な種類がある水栓ですが、
キッチン水栓として最も使われているのは
シングルレバー混合水栓です。
キッチンは料理で手が汚れたり、
片手が塞がったりするシーンが多いため、
片手でも簡単に操作が行える
シングルレバー混合水栓は
キッチン水栓としても多く使われています。
キッチン水栓を交換する際には、
取り付け方法についても注意が必要です。
キッチンの天板に設置される蛇口で
取り付けに必要な穴が1つのものを
台付きワンホール蛇口と言います。
台座部分がないため
スッキリとしたデザインをしていて、
キッチンの取り付け穴のサイズは
33mm〜39mmとなっています。
同じく天板に設置される蛇口で、
取り付け穴が2つ必要なのが
台付きツーホール蛇口です。
お湯の配管と水の配管が別になっており、
それぞれの穴から通して設置されます。
この穴と穴の間の長さがキッチン水栓の場合、
203mmで設定されています。
その名の通り、壁に直接取り付けられている
壁付き蛇口というものもあります。
単水栓の場合は穴が1つ、
混合水栓の場合は穴が2つとなっています。
2つの穴の距離は105mm〜225mmで
その間であればほとんどの商品を
取り付けられるようになっています。
壁付き蛇口は同じタイプであれば
ほとんど取り付けることが可能ですが、
台付き蛇口の場合は注意が必要です。
穴の大きさや穴と穴の距離は
主要な国内メーカーであれば共通です。
しかし、特殊なメーカーの場合や
海外メーカーの場合はこれに限らないため
注意するようにしましょう。
キッチン水栓には、タッチレスの水栓や
浄水機能付き水栓、節水効果の高い
水栓など様々な商品が登場しています。
水栓を選ぶ際はあらかじめ、
どんな機能があれば使いやすいか
必要ない機能はどんなものかを
チェックしておくようにしましょう。
水栓を取り替えるならサイズ確認は必須です。
設置方法と併せて取り付け穴のサイズも
確認しておくようにしましょう。
サイズや設置方法を間違えてしまうと
設置できなかったり、
余計な工事が必要になってしまう
可能性もあるので注意しましょう。
意外と見落としがちなのが高さの確認です。
水栓の吐水口が高すぎる位置にあると
水を出した時にその勢いで
水がはねてしまうかもしれません。
ショールームに行くと高さはもちろん、
実際に使い心地を体験することができるので
非常におすすめです。
新しければさらに使いやすいキッチン水栓。
キッチンは水栓を取り替えるだけで
使い勝手が大きく変化します。
最新のキッチン水栓には
便利な機能がたくさんついているので、
取り替えを検討している人は
自分の使い勝手にあった水栓で
キッチンをより使いやすくしましょう。