トイレリフォーム
最近流行りのエコリフォーム。
エコリフォームは地球環境だけでなく、
私たちのお財布にも優しく、
生活を快適にするためのリフォームです。
電気や水を使用するトイレの
エコリフォームによって得られる様々な
メリットや、トイレのエコリフォームの種類
についてご紹介します。
目次
トイレのエコリフォームをご紹介する前に
実際、トイレで使用している水や消費電力が
どのくらいなのかご存知でしょうか。
一般的にトイレで使用される水の量は、
家庭で使用される水のうち20%以上を
占めていると言われており、
30年前のトイレでは大で一度流すだけで
13ℓもの水が必要なものもあります。
トイレの温水便座の消費電力は一般的に、
年間およそ135kWh〜180kWhほどで
電気代は4000円前後となっています。
”持続可能な”という意味があるサステイナブル
という言葉はファッション業界や食品でも
最近見かけることが増えています。
自然環境に配慮した考え方や商品に
使われる言葉で、リフォーム業界でも
サステイナブルが意識され始めています。
では、そんなサステイナブルな生活に繋がる
トイレのエコリフォームには
どのようなポイントがあるのでしょうか。
先述の通り、家庭の中でもトイレは2番目に
多くの水が使われています。
その水を減らすことがトイレのエコリフォーム
における最大のポイントとなっています。
トイレで使用する水を少なくすると、
水を浄水するために必要な電力も
削減することができます。
電気を使うとCO2が発生しますが
水を減らすことで使う電力も減り、
CO2の排出量も自然と削減することが
できます。
水の流れを変えることで、
使用する水の量を削減する節水型便器への
交換もエコリフォームの一つです。
例えば、40年前のトイレを節水型便器に
リフォームすると年間13,000円以上、
水道代を抑えることができます。
さらに、最近のトイレは
汚れにくい加工が施されていたり、
電気代まで節約できるものもあるため
節水以外にも様々なメリットがあります。
暖房が届きにくく、冬は冷えやすくなる
トイレに断熱材を入れ、
断熱性を高めるというリフォームもあります。
暖房のついたリビングと大きな
温度差が発生しやすいトイレは、
ヒートショックが起こる可能性も考えられます。
トイレの断熱性を高めることで
ヒートショックの予防にもなり、
冬の寒さにストレスを感じることなく、
トイレタンクの結露防止にも繋がります。
漆喰や木材を使ったトイレは
おしゃれなだけでなく、
環境にも優しい特徴があります。
自然素材を壁や床に採用すると
夏は涼しく、冬は暖かいトイレを
作ることができ、素材によっては
消臭効果や調湿効果があるものもあります。
自然素材は環境に優しいだけでなく、
機能性にも優れているのでおすすめです。
節水型トイレへのリフォームや
断熱リフォームによって、
使う水や電気の量を減らすことで
自然環境に配慮することができます。
それによって長年問題となっている
環境破壊や地球温暖化の対策に繋がります。
自然環境に優しいエコリフォームは
経済的にも優しいリフォームとなっています。
トイレは一度交換してしまえば
故障しない限り、使い続けることができます。
長い目で見れば、古いトイレを使い続けるより
新しいトイレに買い換えた方が
ランニングコストの削減になるでしょう。
最近のトイレは技術の進歩により、
昔のトイレより使い勝手が良くなっています。
汚れにくい素材で作られていたり、
凹凸が少なく、手入れがしやすかったり、
尿はねや水はねが抑えられていたり、
様々な部分で古いものより
便利に進化しています。
断熱性を高めることで、前述の
ヒートショックを防止したり、
自然素材を取り入れることで
アレルギーやシックハウスを防止するなど
健康を守ることができるという
メリットもあります。
トイレのエコリフォームを行うことで
自然環境に配慮できるのはもちろん、
水道代や電気代の節約、健康被害の
防止など様々なメリットがあります。
快適なトイレづくりのためにも
トイレのエコリフォームを
検討してみてはいかがでしょうか。