キッチンリフォーム
暖かくなるにつれて増えてくるコバエは、
非常に鬱陶しく、ストレスにもなる
キッチンの悩みの種です。
コバエが発生していると、来客があった場合、
自分だけでなく来客にも
悪印象を与えてしまいます。
そんなコバエを撃退するためには
どのような方法を取れば良いのでしょうか?
目次
コバエの卵や幼虫は非常に小さく、
普通に生活していると
あまり見ることはありません。
そのため、どこかから体内に侵入し、
ハエ症と呼ばれる腹痛や下痢の症状が
発生する場合があります。
また、コバエは繁殖能力が高く、
大量発生すると、さらにハエ症になる
可能性が高くなってしまいます。
体長約5mm、黒色で大きめのチョウバエは、
キッチンや浴室などの水廻りを好みます。
全身が産毛で覆われており、
飛び回る速さは他のコバエよりゆっくりです。
約50種類もの種類がいるとされていますが、
一般的に多いのがオオチョウバエという種類で
羽がハート型に見えるのが特徴です。
体長約2mm、黒色のキノコバエは、
網戸の隙間から部屋に侵入できるような
大きさをしています。
オスの方が活発に動き回る習性があり、
湿気の多い薄暗い場所と
植物などを好むと言われています。
観葉植物の置いてある家庭では
注意が必要です。
体長2mm〜3mm、黄色っぽい
ショウジョウバエは最も見かけるであろう
種類のコバエです。
赤い目が特徴で、生ゴミに含まれるフルーツや
調味料を好んでやってきます。
産卵のサイクルが約10日と短いため、
大量発生に注意が必要です。
体長2mm、黒褐色や黄褐色に見えるノミバエは
体が細く、素早いのは特徴です。
生ゴミや排水溝、ペットの糞など
様々な場所を発生源とし、
食品に産卵することもあるコバエです。
気づかずに食べてしまうと
ハエ症になってしまうので注意しましょう。
では、コバエを発見した場合の駆除方法を
見ていきましょう。
コバエを発見した場合、まず発生源を
突き止めましょう。
ゴミが発生源であれば、その場ですぐ捨て、
水廻りが発生源であれば、掃除するなりして
発生源となっている場所を清潔にすることで
コバエの発生を抑えることができます。
殺虫剤を使用して駆除する際は、
スプレータイプや置き型など
場所に合わせたタイプの殺虫剤を
使用するようにしましょう。
ペットや小さい子供がいて
殺虫剤を使うのに抵抗がある場合は、
食品成分でつくられた殺虫剤がおすすめです。
昔ながらのハエ取りリボンは、
強力な粘着力を持ち、止まったコバエを
逃がさない頼れるアイテムです。
コバエの多い場所に設置すると
みるみるうちにくっついていき、簡単に
多くのコバエを駆除することが可能です。
ハエ取りリボンは、ペットがいる家庭でも
安心して使うことができます。
コバエは網戸の小さな隙間からでも
部屋に侵入してきます。
なるべく細かいメッシュの網戸にし、
窓は半分だけ開けるなどして
コバエの侵入を防ぎましょう。
併せて虫除けアイテムを
侵入箇所に設置するのも効果的です。
コバエが窓に止まって開けられない場合は、
窓用の殺虫剤を散布して駆除しましょう。
殺虫剤を使用する際は、
どのコバエに効果のある商品かを
事前に確認して、対象のコバエに
使用するようにしましょう。
コバエは灯りにも寄ってきます。
外灯を防虫ランプに取り替えることで
部屋に侵入する前に駆除することが可能です。
防虫ランプには紫外線の放出を抑えて
虫を寄りつかせなくするタイプと
誘発して捕獲・殺虫するタイプがあります。
コバエ対策アイテムの中には、自作できて
効果のあるコバエ取り器もあります。
めんつゆトラップとも呼ばれるもので、
めんつゆと洗剤数滴を
いらない容器に入れておくだけの
簡単に作れるコバエ取り器です。
めんつゆトラップはノミバエに効果的ですが、
めんつゆを酢に変えると
ショウジョウバエに効くと言われています。
コバエは生ゴミや腐敗した植物など
不衛生なものを好みます。
キッチンなどの水廻りをこまめに掃除したり、
ゴミは早めに捨てるようにするなど
室内を清潔に保つことで
自然とコバエの発生を抑えることができます。
もし発生してしまった場合は、
今回ご紹介した方法を参考に
素早くコバエを駆除しましょう。