キッチンリフォーム
目次
毎年やってくる暑い夏。
仕事のない暑い日は家にこもっている方も
多いのではないでしょうか。
エアコンさえつければ快適な家の中ですが、
一方でエアコンの風が届きにくく、
熱のこもりやすいキッチンは
なかなか涼しくなりません。
そこで今回は、夏の暑いキッチンを
涼しくするための工夫をご紹介します。
キッチンが暑い理由は様々ですが、
エアコンの風が届きにくいのもそのひとつ。
ではまず、その問題を改善するための
3つの条件を見ていきましょう。
まず初めに見ておきたいのはエアコンの位置。
やはりキッチンを涼しくするためにも
エアコンはかなり重要です。
エアコンの設置場所周辺には
障害物がないようにしておきましょう。
障害物があると冷気を遮ってしまうため、
冷房効率が悪くなってしまいます。
エアコンの冷気をキッチンに
行き渡らせたいのであれば、
風の通り道を作る必要があります。
しっかり風が通れば、窓を開けて換気する際の
効率も上がります。
風の通り道にも障害物は
置かないようにしましょう。
エアコンの風がキッチンに届くようになっても
その冷気がすぐに逃げてしまうようでは
一向にキッチンは涼しくなりません。
冷暖房効率をあげて
夏は涼しく、冬は暖かい家にするには、
樹脂を使った複層窓などを採用し、
断熱性を高めることが必須です。
暑さを抑えるためにIH取り入れても
やっぱり暑いキッチン。
一体どうすれば涼しくなるのでしょうか。
キッチンを涼しくするための
具体的なアイデアを見ていきましょう。
最近はエアコンと扇風機を
併用している家庭も増えてきています。
おすすめの使い方は、エアコンをつける前に
首振りモードに設定した扇風機を回すこと。
部屋に溜まったぬるい空気を
逃してくれるので冷房が効きやすくなります。
狭い範囲の温度を下げるスポットクーラーは、
キッチンにぴったりなアイテムです。
最近は、除湿機能や空気清浄機能の
ある商品も販売されており、暑さと一緒に
ジメジメとした厄介な湿気も
消してくれるため一石二鳥です。
最近人気なのがサーキュレーター。
おすすめは360度首が回転するタイプです。
様々な方向に首が動くことで、
キッチンを涼しくしてくれます。
コンパクトなサイズの商品が多く、
中には充電式の製品もあるため、
家のいろんな場所に持ち運ぶのにも便利です。
天井に設置するシーリングファンは
存在感があり、おしゃれな空間作りにも
役立つアイテムです。
夏は下向きにして送風することで
空気の流れを作り出し、
下に溜まった冷たい空気をかき混ぜて
部屋全体を涼しくしてくれます。
意外と侮れないのが遮熱カーテン。
エアコンの温度を下げても外の熱を
防がなければ、なかなか涼しくなりません。
カーテンを遮熱性の高いものに変えるだけでも
冷房の効き具合はかなり違います。
エアコンの温度を下げなくても
十分涼しくなるため、節電にもつながります。
キッチンを涼しくするには、
見た目を涼しく工夫することもポイントです。
爽やかな印象の観葉植物は、部屋を涼しく、
明るい雰囲気にしてくれます。
観葉植物初心者の方には育てやすいパキラや
ポトスなどがおすすめです。
大きさも様々なので、家具や家の雰囲気に
合ったものを選ぶと良いでしょう。
爽やかなイメージのある色と言えば青。
キッチンにも青色を取り入れることで、
涼しい印象を与えることができます。
貝殻などの白いアイテムと組み合わせた
ガーランドなどを壁に飾ると
より爽やかで涼しげな雰囲気を
作ることができます。
遮熱カーテン以外にも様々なもので
太陽の熱を遮る方法があります。
車の遮熱などにも使われるサンシェードは、
風通しが良く、よしずのような働きをします。
窓に設置することで、太陽を遮り、
目隠し対策にもなります。
ベランダに設置すると、日陰ができるので
ベランダでゆっくり過ごすにもおすすめです。
おしゃれなカフェなど
お店の入り口でも見かけるオーニングは、
窓の上から張り出した屋根のようなひさしで、
太陽を遮って視界は遮らない日よけです。
デザインやスタイルも様々なので、
家の雰囲気に合ったものを選びましょう。
毎年の夏の季節のひとつの困り事にも
数えられるキッチンの暑さ。
暑い夏に対抗するため、最近は様々な
暑さ対策の商品が販売されています。
暑くなりがちなキッチンもしっかり暑さ
対策をして、快適に使用できるよう
工夫しましょう。