洗面所・脱衣場リフォーム
目次
家庭で洗濯を行う際、
「洗濯機がここにあったら便利なのに」
「洗濯機のサイズが合ってなくて気になる」
など、洗濯機の場所を移動させたいと
考えたことはありませんか？
そんな洗濯機置場に関する悩みを
解消するためのリフォームについて
ご紹介します。
まず、洗濯機置場のリフォームは
どのような場合に行うものなのか
見ていきましょう。
洗濯を含む家事を効率良く行うのに
重要なのは、その動線です。
もし、洗濯機が動線の邪魔になる場所や
動線の悪くなる場所にあるのであれば、
洗濯機置場を変えることで、
動線の悪さを解消することに繋がります。
洗濯物を干す場所やその収納場所、
服を脱ぐ脱衣場などの位置を考えて、
洗濯機置場を決めるようにしましょう。
洗濯機を使用するために必要な防水パンや
排水管などに不具合が見られる場合も
洗濯機置場のリフォームが必要です。
洗濯設備の不具合は、洗濯が出来なくなる
だけではなく、水漏れなどが発生すると
住宅自体の劣化に繋がったり、
集合住宅では、階下の住民とのトラブルに
発展することも考えられるため、
早急に対応する必要があります。
そもそも洗濯機置場がないという場合や
防水パンより洗濯機が大きくて置けない
という場合もリフォームを行いましょう。
洗濯機が置けないことで、
毎回コインランドリーに足を運んだり、
排水設備がなく、浴室に排水したりするのは
非常に面倒でストレスになるかもしれません。
使いやすい場所に洗濯機置場を作るだけで、
毎日の家事が少し楽になります。
洗濯機置場に設置されている防水パンには
どのような役割があるのでしょうか。
この防水パンは、簡単に言うと洗濯機から
漏れた水を受け止めてくれる受け皿です。
浴槽にも使われるFRPなど
防水性に優れた素材で作られており、
もし洗濯機から水漏れが発生しても
防水パンが受け止め、
他の場所に水が広がるのを制御してくれます。
では、洗濯機置場のリフォームとは
実際にどのような内容のリフォームなのか
確認していきましょう。
動線の悪さを解消したい場合などは
洗濯機置場の移設を行いましょう。
洗濯機置場を移設するためには、
洗濯機や防水パンの移動だけでなく、
排水設備の移動や
元々洗濯機置場があった場所の改修工事が
必要な場合もあるため、
大がかりな工事になる可能性もあります。
防水パンに破損が見られる場合や
そもそも防水パンがない場合は、
防水パンの交換や新設を行いましょう。
防水パンは、もしもの時の水漏れを
制御してくれるのはもちろん、
振動の大きいドラム式洗濯機の音を
抑えてくれるという効果もあります。
交換の際には、配管にも不具合がないか
併せて確認してもらうと良いでしょう。
洗濯機の悩みを解決してくれる
洗濯機置場のリフォームですが、
注意点を確認しておかないと
後悔してしまうかもしれません。
では、その洗濯機置場のリフォームの際に
注意すべき点を確認しておきましょう。
洗濯機につけられる排水トラップとは、
排水溝部分に接続されている
パイプのことを指します。
この排水トラップには悪臭を防いだり、
下水道から侵入してくる
害虫やネズミを防ぐ効果があります。
洗濯機置場の配管工事を行う際は、
この排水トラップが取り付けられているか
必ず確認するようにしましょう。
水を使用する洗濯機の周辺には、
湿気が溜まりやすくなります。
湿気が溜まるとカビが発生してしまう可能性が
考えられるため、窓や換気扇などを設置して
湿気が溜まらないような
対策を行う必要があります。
周辺の壁や床の素材が湿気に弱いのであれば、
思い切って壁や床もリフォームしてしまって
良いかもしれません。
気になる洗濯機置場リフォームの費用ですが、
新しく防水パンを設置するには
本体価格と設置費用を合わせて
2万円〜6万円ほど必要となります。
洗濯機置場を新しく作る場合は、
防水パンの設置に加え、配管工事や
コンセント設置・水栓の設置工事が必要です。
洗濯機置場を移設するだけで、
洗濯機が使いやすくなったり、
部屋が広く見えるようになったりします。
洗濯機の場所に不満のある方や
防水パンや排水管の不具合に
悩まされているという方は、
その不満や不具合を解消して、
洗濯機を使いやすくリフォームしましょう
