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感染症は”水廻り”に気をつけたい!消毒・除菌する方法は?
私たちの生活に欠かせない水廻りは、
しっかり消毒や除菌をしないと
新型コロナウイルスなどの
感染源となってしまう可能性があります。
毎日何度も使用する水廻りを
感染源にしないための消毒・除菌方法を
ご紹介します。
目次
緊急事態宣言は解除されても、
未だ収まらない新型コロナウイルス。
その現状を改めて確認しておきましょう。
緊急事態宣言が解除され、一時期は
収束が近いと思われた新型コロナの感染者も
最近になって、また急激に増えてきています。
その数が増えている理由は、
検査人数が4倍になった結果であり、中には
無症状の人も含まれているとされています。
しかし、感染が収束していないのには
変わりないため、引き続き注意が必要です。
新型コロナ対策を行っているのは
個人だけではありません。
様々な店舗や全国の飲食店でも
新型コロナへの対策が行われています。
席数や店員の人数を減らし、毎日の検温、
手洗いの徹底や使用後のアルコール消毒、
マスクの着用がない人は入店を断るなど
徹底した対策がされています。
新型コロナ対策として、手洗いや
マスクの着用をしてる方は多く見かけますが、
自宅の除菌や消毒を行っているという方は
少ないのではないでしょうか。
特に水廻りは、ウイルスや細菌が
繁殖しやすいと言われています。
新型コロナウイルス以外の細菌や
ウイルスの繁殖を防ぐためにも
水廻りの消毒・除菌はしておきましょう。
そんなウイルスや細菌が繁殖しやすい水廻り。
特にどのような場所を消毒・除菌すれば
良いのでしょうか。
冬にノロウイルスの感染源となるトイレは、
必ず清潔な状態にしておきましょう。
家族全員が直接触れて使用する場所なので、
使用後はアルコール消毒を行うなどして
こまめな消毒・除菌を心がけましょう。
使用するアルコールは、
消毒用として販売されている
濃度70%以上のものを選んでください。
外から帰宅し、手洗いうがいをする際に
洗面台も一緒に消毒しておきましょう。
例えば、洗面台で嘔吐してしまった後
消毒が不十分だとウイルスが残り、
感染に繋がってしまう可能性があります。
そんなことがないよう洗面台も定期的に
消毒・除菌を行いましょう。
水廻りを使用する際に必ず触れるドアノブや
手すりも消毒・除菌を行いましょう。
ドアノブや手すりは直接触れる場所であり、
帰宅して手を洗うまでに触る可能性もあるため
こまめな消毒・除菌が必要です。
玄関の側にアルコール消毒を置いて
消毒してからドアノブに触れるようにすると
ウイルスの付着を抑えることができます。
水廻りをしっかり消毒・除菌するための
方法と注意点について確認していきましょう。
除菌シートやアルコールスプレーを使って
洗面台やトイレ、ドアノブを拭く際、
汚れを取るためにゴシゴシしてしまいがち。
ですが、それでは逆にウイルスを
広げてしまう可能性があります。
もし、汚れを取るためにゴシゴシと拭いても
最後には一方向から拭くようにしましょう。
水廻りは設備だけでなく、
床や壁も除菌するようにしましょう。
ウイルスは室内の気温に差ができると
気流に乗って浮遊し、壁にも付着します。
見ただけではわかりませんが、床や壁にも
ウイルスが付着する可能性は大いにあるので、
しっかり除菌しておきましょう。
消毒に使用するアルコールは、
使い方を間違えると非常に危険な薬剤です。
ここで、気を付けておきたい
薬剤の取り扱いについて見てみましょう。
メチルアルコールは別名メタノールと呼ばれる
アルコールの1種です。
工業用の洗浄剤や塗料のシンナーとして
使用されるもので、引火性が高く、
体内に入ると死に至る可能性もある
危険性の高いアルコールです。
購入の際は、含有物にメチルアルコールが
含まれていないものを選びましょう。
強い殺菌効果のある塩素系漂白剤は、
有毒ガスを発生させる恐れがあるため、
“混ぜるな危険”と表記されています。
具体的には酸性の物質と混ざると
塩素を含む猛毒のガスが発生します。
使用する際は、絶対に混ぜないようにして
換気を良くして使うようにしましょう。
未だ新型コロナウイルスの不安が残る現在、
これから暑くなるとその他のウイルスも
活発に活動し始めます。
様々な細菌やウイルスに感染しないためにも
水廻りをこまめに消毒・除菌するよう
心がけましょう。