キッチンリフォーム
目次
決して安くはないキッチンリフォーム。
少しの工夫で費用を抑えることができたら
ありがたいものです。
キッチンリフォームで費用を抑えるためのコツ
も含めて、知っておきたいキッチンリフォームの
費用相場をご紹介していきたいと思います。
ではまず、キッチンリフォームの
費用相場について見ていきましょう。
様々な部分に分けられるキッチンは
どこをどう変更するかによって
費用が大きく変わってきます。
部分的なリフォームであれば10万円台から
全体的なリフォームであれば多い場合
250万円以上必要となる可能性があります。
安い買い物ではないので、
よく考えて予算を決定するようにしましょう。
キッチンリフォームでは、
100万円までのリフォームを選ぶ人が
最も多いと言われています。
全体的なリフォームまでとはいきませんが
複数箇所まとめてリフォームすることで
施工費を割引してくれる業者も多いため、
まとめてリフォームを行う人が
多いのではないかと推測されます。
キッチン全体のリフォームを行う場合には
それなりの費用が必要となります。
その内訳について見ていきましょう。
まず、キッチンリフォームに必要な
以下の5工事分の施工費がかかります。
・解体工事
・本工事
・内装工事
・電気・設備工事
・組立工事
これらの施工費に加え、リフォームには
設備の価格と諸経費が必要となってきます。
高いリフォーム費用を抑えるためには
様々な部分を少しずつ抑えることが重要です。
抑えられるポイントを見ていきましょう。
壁や床の素材、システムキッチンの素材を
安価なものにすると
全体の費用を抑えることができます。
壁材であればパネル、床材であれば
クッションフロアが安価な素材となります。
システムキッチンのワークトップは
ステンレスやメラミン素材、
シンクはステンレスが安価なものになります。
システムキッチンはシンプル、スタンダード、
ハイグレードの3段階に分類されています。
シンプルなキッチンは50万円〜100万円、
スタンダードグレードは60万円〜130万円、
ハイグレードは100万円以上が
相場価格となっています。
また、システムキッチンは形状によっても
価格が異なるため、費用を抑えたいのであれば
シンプルなI型キッチンがおすすめです。
システムキッチンには、”ビルトイン家電”
と呼ばれる組み込み式の家電を
オプションとして付けることができます。
例えばガスコンロやオーブン、食洗機があり、
これらを追加するとその分グンと
費用が上がってしまいます。
費用を抑えたい場合は、
必要な機能に絞りましょう。
キッチンにはレンジフードや水栓など
様々な設備が付属しています。
これらも安価なものを選ぶことで
リフォーム費用を抑えることが可能です。
レンジフードは現在主流となっている
シロッコファンのものより
プロペラファンタイプのものの方が安く、
水栓は浄水機能やシャワー機能のない方が
費用を抑えることができますが、今からの
リフォームで、プロペラファンへ変更する事は
少ないでしょう。
では次に費用別で行える
リフォーム内容について見ていきましょう。
30万円以下の費用ではビルトイン家電や
レンジフードの交換、
IHクッキングヒーターへの変更が可能です。
ビルトインコンロは10万円前後から、
レンジフードやIHクッキングヒーターは
10万30万で交換出来ます。
安価なものであれば、30万円以内で
食洗機の追加も可能です。
150万円前後あれば、システムキッチンを
新しく交換することができます。
しかし先述の通り、
システムキッチンの価格は
グレードと形状によって異なるため、
ハイグレードなものに交換するには
さらに費用が必要となります。
キッチンスタイルを変更したり、
キッチンの場所を変えるとなると
150万円以上の工事になります。
キッチンのスタイルや位置を変更すると
内装工事や配管工事が必要となるため、
かなりの費用がかかってしまいますが、
しかしその分、キッチンの印象を
大きく変えることが可能です。
今までの困りごとや、不便だった動線や収納など
リフォームすることで快適になります。
一部分であっても、やはりリフォームには
それなりの費用が必要です。
今回ご紹介した費用を抑えるコツを
覚えておくとキッチンリフォームの費用を
少し抑えることができるかもしれません。
上手に計画を立てて、予算内で収まり
納得のいくキッチンリフォームにしましょう。