キッチンリフォーム
目次
設備やデザインを新しくするための
リフォームは考えていて楽しいものですが、
劣化や故障によるリフォームは
勿体ないと思いませんか？
キッチン設備の中でも汚れやすく、
劣化に繋がりやすいガスコンロを
長持ちさせる掃除方法について
ご紹介していきたいと思います。
ガスコンロが劣化する原因となる汚れ。
その汚れの種類を見ていきましょう。
まずは、コンロ汚れの代表格である油汚れ。
特有のベタベタ感がある汚れです。
調理中の油が飛び散り、時間が経つことで
コンロ周りにこびりつきます。
次に、油汚れと混ざると厄介な焦げつき汚れ。
吹きこぼれた調味料や食材が
熱せられて酸化し、
なかなか取れない焦げつき汚れとなります。
そして焦げつき汚れの原因にもなる食材カス。
調理中にフライパンから溢れたり、
食材を鍋に入れる時に落として、
溜まってしまっているかもしれません。
そしてそれらの汚れが大好物なカビ。
ガスコンロはカビの好物が多く、
カビが繁殖しやすい場所となっています。
汚れの種類が分かったところで
次にその掃除方法を
ポイント別に見ていきましょう。
まず、ガスコンロの大部分となる
天板の掃除方法を見ていきましょう。
・掃除方法
天板は様々な汚れが混在しています。
そんな天板の掃除に必要となる主なアイテムは
中性洗剤・クリームクレンザー・布・スポンジ
の4つです。
基本の掃除方法は中性洗剤をつけたスポンジで
汚れている部分を磨いて、
乾いた布で拭き取るだけです。
汚れがひどい場合には、
クリームクレンザーを使用します。
天板の掃除は、素材を考慮して行いましょう。
・ガラス製の天板の場合
デリケートなガラス製の天板掃除には
クリームクレンザーを常用しないように
注意しましょう。
クリームクレンザーを常用すると
塗装剥げを起こしたり、
光沢を失う原因となってしまいます。
可能であれば、クレンザーではなく
ガラス専用のクリーナーを使用しましょう。
・ホーロー製の天板の場合
ホーロー製やステンレス製の天板は
キズがつきやすいため、
掃除には柔らかいスポンジを使用しましょう。
クレンザーは問題なく使用できます。
強い力で擦りすぎず、優しく擦って
汚れを取り除くようにしましょう。
次にガスコンロの中でも汚れやすい
五徳の掃除方法を見ていきましょう。
・掃除方法
五徳には油汚れと焦げつき汚れが
びっしりついてしまっています。
その掃除するには、重曹や
アルカリ電解水を使うのがおすすめです。
重曹を使う場合は沸騰したお湯に重曹を足し、
そこに五徳を入れて10分煮てから冷まします。
その後、歯ブラシで擦って水で流したら
乾かせば完了です。
アルカリ電解水を使う場合は、
ジップロックに五徳とアルカリ電解水を入れ、
沸かしたお湯に入れたら同じように煮て、
歯ブラシで磨いて流して乾燥させるだけです。
ガスコンロに必要なバーナーは
汚れを放置すると目詰まりしてしまうので
月に1度は掃除するようにしましょう。
・掃除方法
バーナーは油汚れが少ないですが、
焦げつき汚れが付いてしまいます。
バーナーはまず、水ですすぐか布で拭いて
軽く汚れを落としてから
竹串や歯ブラシで汚れを取り除きましょう。
汚れが落ちにくい場合は、布や歯ブラシに
中性洗剤をかけて磨きましょう。
あとは水で洗い流して乾かしたら
それで掃除完了です。
ガスコンロに付いているグリルも
忘れずに掃除しましょう。
・掃除方法
グリルも五徳と同じく、油汚れや
焦げつき汚れが付きやすいので
重曹を使って掃除を行いましょう。
まず重曹を混ぜたお湯を用意し、
網、受け皿ともにつけ置きします。
冷めたらスポンジで擦って、
流して乾燥させるだけです。
庫内は、セスキ炭酸ソーダを使用しましょう。
水に溶かしたセスキ炭酸ソーダを
キッチンペーパーに吹き付けて貼り付けます。
時間が経ったら剥がして
水拭き、乾拭きをしたら完了です。
ガスコンロの掃除をしっかり行えば
長持ちさせられるため、
リフォームコストを浮かせることができますが
既にかなり劣化してしまっている場合や
何十年もの汚れがこびりついた
古いガスコンロの場合は
改善が難しいかもしれません。
そういった場合は、ガスコンロを
新しくリフォームすることも考えましょう。
料理を扱うキッチンは
常にきれいな状態にしておくのがベストです。
それは、ガスコンロも例外ではありません。
定期的な掃除を行うことによって
キッチンの衛生面を保つことができると同時に
長く使い続けられるようになります。
今回ご紹介した方法を参考にして
清潔できれいなガスコンロを保つよう
心がけましょう。
