トイレリフォーム
目次
トイレに多いお悩みといえば、その臭いです。
普段閉めっぱなしのトイレは
臭いがこもりやすく、夏の暑い日には
気持ち悪くなってしまうことも。
今回はそんなトイレの臭いについて
原因と対策をご紹介します。
まず気になる臭いの原因を見ていきましょう。
トイレでは水を流した時にその勢いで
尿が飛び散ると言われています。
消臭剤のCMなどで見たことがある方も
いるのではないでしょうか。
男性が立って用を足す場合も尿が飛び散って
臭いの原因となってしまいます。
常に水があるトイレは湿度が高く、
エアコンも届きにくいため、
カビが繁殖しやすい場所となっています。
トイレがカビ臭い場合は、
どこかでカビが繁殖している証拠だと
思っておきましょう。
意外と多いのがトイレ掃除で
取り切れていない汚れによる臭いです。
特に手の届きにくい場所や
掃除した後のトイレブラシに付着した
汚れなどがその原因として考えられます。
次にその臭いの原因が付着する
臭いの発生源を見ていきましょう。
臭いの原因が最も付着する場所は
便器とウォシュレットです。
便器の内側やウォシュレットに尿が付着し、
それがしっかり洗え切れていないと
臭いが発生してしまいます。
また、便器のつなぎ目部分も手が届きづらく
洗え切れていない場合もあります。
臭いのもとは床にも広く飛び散ります。
汚れた床を歩くと靴下や足の裏にも
尿が付着し、その足で家中を歩き回って
家の床全体に汚れが分散してしまうかも。
また、床の便器の境目は凹みがあり、
そこに尿が溜まってしまうと
臭いの原因となる場合もあります。
床と同じく壁にも臭いの元は飛び散ります。
特に腰より下の方は汚れやすいので
こまめに掃除するようにしましょう。
掃除が面倒な天井や天井の換気扇にも
臭いのもとが付着する可能性があるので
併せて掃除を行うと良いでしょう。
常時水が入っているトイレタンクは、
中でもカビが発生しやすい場所となります。
トイレ掃除の際は、タンクの中を確認して
臭いチェックを行いましょう。
臭いが発生している場合は、
タンク内の掃除も行いましょう。
様々な部分に付着する汚れ。
臭いの元となるそれら汚れの種類と
除去方法を見ていきましょう。
カビ臭の現在となるのが、
カビが繁殖してできる黒ずみ汚れです。
軽い黒ずみは、中性洗剤をつけたブラシで
除去することができますが、
なかなか取れない場合は、
塩素系アルカリ洗剤を直接かけて、
数分置いてから水で流すと良いでしょう。
水回りに多い水アカ汚れには、
酸性成分を持った洗剤が効果的です。
酸性洗剤やお酢、クエン酸を使って
ブラシで擦ると除去できるでしょう。
くれぐれも先に紹介した塩素系洗剤とは
混ざらないよう注意してください。
トイレ汚れの中でも落としにくく厄介なのが、
尿の成分が固まってできる尿石です。
ある程度の尿石であれば、
硬いブラシなどで物理的に除去できますが
なかなか落ちない場合は尿石用洗剤、
または重曹とクエン酸を使いましょう。
汚れやすいトイレは定期的な掃除が必要です。
そこで、おすすめの掃除方法をご紹介します。
毎日掃除をしておけば、
汚れを固着する前に除去することができます。
その方法は、市販のトイレシートやブラシで
汚れが付着する便器や壁、
床を拭いたり擦ったりするだけなので、
毎日でも負担なく行えるでしょう。
週に一回は、いつもより念入りに
掃除をすると良いでしょう。
重曹やクエン酸を使って
毎日の掃除で行わない部分を掃除したり、
いつもより少し細かく掃除をするなど
トイレ全体に目を配って
臭いの原因を残さないようにしましょう。
換気扇は3ヶ月に1度、
タンクは1ヶ月に1度、掃除しましょう。
換気扇はカバーとパーツを外して水洗い、
それ以外は掃除機や歯ブラシなどで
ホコリやゴミを取り除くだけで完了です。
タンクは粉末の重曹を1カップ投入し、
5時間以上つけ置きして流せば完了です。
トイレをいい匂いにしたいなら
芳香剤を置くのもおすすめです。
しかし、嫌な臭いのあるところに
芳香剤を置くと臭いが混ざって、
気持ち悪くなってしまいます。
芳香剤を置く際は、
嫌な臭いをなくしてから設置しましょう。
トイレの嫌な臭いは
様々な汚れが原因となっています。
定期的な掃除を心がければ、
嫌な臭いが発生することもなく、
トイレを清潔に保つことができます。
今回ご紹介した方法を参考にして、
綺麗で嫌な臭いのないトイレにしましょう。
