トイレリフォーム
目次
トイレリフォームを漠然としたイメージ
だけで行うと、内容を決める時になって
悩んでしまうという方は多いのでは
ないでしょうか。
また、直感的にトイレを選んで
後になってから不満点が出てくることも。
そこでトイレリフォームを成功させるために
知っておきたい理想のトイレを作る方法を
ご紹介していきましょう。
せっかくトイレを新しくするなら
後悔のないようにリフォームしたいもの。
そう考えるとどんどん費用が高くなり、
最終的に予算をオーバーしてしまうことも。
逆に極力費用を抑えるために価格だけで選ぶと
かえって使いづらくなってしまった
なんてことも考えられます。
予算や使い勝手、見た目や家庭環境など
考えることの多いトイレリフォーム、
どうやって計画を立てれば理想のトイレを
作ることができるのでしょうか。
リフォームの計画を立てる前に
まずは家族で話し合って、
不満点をまとめるところから始めましょう。
トイレは住宅の中でも狭く、
窮屈さを感じやすいスペースです。
特に体の大きい人がいる家庭や
トイレに棚などを設置している家庭は
広さに不満を抱いていることも多いでしょう。
広さに不満がある場合は、
省スペースなタンクレストイレの設置や
増築でスペースを広げるリフォームが
おすすめです。
毎日使用するトイレの使い勝手は
非常に重要なポイントです。
便座の座り心地や手洗いの使いやすさに加え、
掃除のしやすさや収納スペースなどにも
不満がないか確認しておきましょう。
使い勝手の不満が多いのであれば、
特に不満に感じているものから
優先順位をつけておくと良いでしょう。
長年使っているトイレだと
毎日掃除をしていても
黄ばみや黒ずみが目立ってきてしまいます。
便器だけでなく床や壁、
トイレのドアにも気になる部分がないか
チェックしておきましょう。
汚れの部分以外にも全体の雰囲気や
落ち着くスペースかどうかなども
確認しておくと良いでしょう。
不満点を明らかにしたら
現在のトイレの状態をチェックしましょう。
トイレ空間の広さは0.4坪・0.5坪・0.75坪の
3パターンが多くなっています。
広さによって設置できるトイレが異なるので
事前に測っておきましょう。
現在のトイレより大きいものを選ぶと
トイレ空間が狭くなるので、
今までより狭くしたくない場合は
トイレの大きさに注意しましょう。
最近のトイレは機能性が格段に向上しており、
様々な便利機能が搭載されています。
しかし、多くの機能が搭載されていれば
その分値段も高くなります。
機能は必要なものだけを選びましょう。
中でも人気なのが節水機能付きのトイレ。
特殊な水流によって少量の水でも
しっかり流して洗浄してくれます。
他にも自浄機能や瞬間暖房便座など
便利な機能付きトイレが販売されています。
毎日使用するトイレですから
見た目にもこだわりたいところ。
トイレ空間全体に統一感を持たせることで
生活感を抑えて、
自然と清潔感を作り出すことができます。
例えば、
落ち着きのある和風テイストのトイレや
シンプルで清潔感のあるトイレ、
少し遊び心のあるトイレなど
大まかなイメージを決めておくと便器の色や
壁紙、床材も選びやすくなるでしょう。
理想トイレを作る上で欠かせないのが
便器以外の周辺設備です。
トイレットペーパーホルダーや照明、
タンクレストイレの場合は手洗いも
トイレ空間を作り上げるのに必要です。
便器とトイレのテイストに合わせて
デザインや素材を選びましょう。
バリアフリートイレにする場合は、
手すりの素材や位置も重要になります。
手すりを使う人が掴みやすい素材と
使いやすい位置に設定しましょう。
大きさや機能、テイストなどを決めたら
様々なメーカーのカタログを見て
気になる商品をチェックしましょう。
トイレを選ぶ際はカタログだけでなく、
ショールームで実際に見てみることも
理想のトイレを作るためには必要です。
カタログでチェックした商品を
展示しているショールームを検索して
実際にサイズや手触り、使用感などを
確認してから購入しましょう。
理想のトイレを作るには、
事前に様々な部分をチェックして
しっかり計画を練ることが大切です。
現在の不満点やトイレの広さを確認して、
新しいトイレに必要な機能や周辺設備、
テイストを具体的にイメージし、
実際にショールームに行くことで
リフォームの失敗を防ぐことができます。
事前準備を怠らず、しっかり計画を立てて
後悔のない理想のトイレを作りましょう。