キッチンリフォーム
目次
キッチンを交換する際に、必ず
行わなければならないのが
既存キッチンの解体です。
業者による交換ではなく、
DIYで新しいキッチンを取り付ける場合や
二世帯住宅で2つあるキッチンのうち
1つを撤去したいという場合には
その解体工事のみを行うこととなります。
そこで気になるのは解体にかかる費用。
既存キッチンの解体のみを行う場合、
どのくらいの予算を準備すべきなのか、
また、解体を自身で行うことはできるのかなど
キッチンの解体工事について解説します。
まずは、既存キッチンを解体する際の
費用相場を見てみましょう。
キッチンの解体にかかる費用は、
サイズやデザインによって異なりますが
4万5000円〜8万2000円が相場です。
その内訳は解体に1万5000円〜3万円、
壁のタイルやクロスの撤去に2万円〜4万円、
そして廃材処理に1万円〜1万2000円
となっています。
キッチン本体に加えて、
吊り戸棚やカウンターも撤去する場合は
さらに費用が必要となるので注意しましょう。
※全ての価格は参考価格です。
意外と費用がかかるキッチンの解体。
自分で解体ができれば、
その費用を抑えることが可能です。
DIY初心者の場合は難しいかも
しれませんが、DIYにも慣れており、
工具も一式揃っているのであれば
自分で行うのもひとつの方法です。
自分での解体は費用を抑えられる一方、
時間が掛かる上、怪我の恐れがある
というデメリットがあります。
可能であれば、DIY経験のある知人に
協力してもらい、安全対策をしっかり
行った上で解体作業に取り掛かると
良いでしょう。
自分で解体を行う際、最も問題となるのが
キッチンの解体により発生する
産業廃棄物の処理です。
燃えるゴミとして処分できるものは
良いですが、産業廃棄物処理業者に
委託しなければ処理できないものもあります。
特に石膏ボードは有害物質を
含んでいる可能性もあるため、
処分に3万円〜4万円必要な場合も。
また、産業廃棄物処理業者は
個人での契約ができない場合も多く、
手間や廃棄処理にかかる費用を考慮すると
専門業者に依頼した方が
安くなる場合もあるので注意しましょう。
※全ての価格は参考価格です
自分でキッチンの解体を行わない場合は
専門業者に依頼することになります。
では、業者に依頼する場合の
業者選びのポイントについて
チェックしていきましょう。
キッチンの解体は、建物の解体工事
とは異なり資格が必要ないため
どのような業者でも行うことができます。
中にはDIYなどの趣味の延長として
キッチンの解体を請け負う業者も。
信頼できる業者に任せたいのであれば
土木工事業や建設工事業、
解体工事業などの資格を保有している
業者に依頼するのがおすすめです。
電気やガス、給排水設備の工事がある
場合は、それらに関する資格も必要と
なるため事前に確認しておきましょう。
キッチンの解体に限らず、リフォームを
業者に依頼する場合にチェックして
おきたいのが、その業者の実績や経験です。
キッチンの解体は、ただ単にキッチンを
撤去するだけでなく、キッチンを
撤去した後の仕上がりも重要。
壁や配管を傷つけてしまうと補修に
さらなる費用や時間がかかってしまいます。
業者選びの際は、ホームページで
実績を見たり電話で聞いてみたりして
実績や経験を確認すると良いでしょう。
キッチンを撤去して
新しいキッチンに交換する場合、
解体と設置は1つのリフォーム業者に
まとめて依頼するのがおすすめです。
1つの業者にまとめることで
費用が安くなる可能性もあり、
別々の業者に依頼した方が安くなる場合でも
1つの業者にまとめて依頼することで
スケジュールも組みやすいため
早く作業を行うことができます。
トラブルが発生した際も
責任の所在がわかりやすいため、
素早い解決に繋がるでしょう。
キッチンの解体工事は
キッチンを撤去したい場合はもちろん、
交換する際にも必ず必要な工事です。
費用を抑えるために解体を自分で
行うという方法もありますが、
産業廃棄物の処理方法は
事前に確認しておきましょう。
業者に依頼する場合は、
資格や実績などをチェックして
信頼できる業者選びを心がけましょう。
キッチンの解体は自分で行う場合でも
専門業者に依頼する場合でも
慎重に行うことが大切です。