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皆さんは間取りを考える時に
“鬼門“を意識したことはあるでしょうか?
言葉の意味自体も知らないという方が
多いのではないでしょうか。
鬼門とは風水で見た時に方角を指す言葉で、
水廻りが鬼門の方角にあると
良くないことが起きるとされています。
ここでは、鬼門がどの方角を指す言葉なのか
なぜ水廻りが鬼門にあると良くないのか
鬼門にある水廻りの対策などをご紹介します。
そもそも水廻りが風水において
非常に重要な役割を担っているということは
ご存知でしょうか?
風水では文字にある通り、
風と水が大きな影響を持つ重要なもの
として考えられています。
そのうちの水を扱う水廻りは
健康や金運に直結する場所とも言われており、
淀んだ水は心を害するとも考えられています。
そんな水廻りがあると良くないと言われている
鬼門の方角ですが、別の言い方をすれば
北東の方角という意味です。
風水が誕生した古代中国では
北東の方角は鬼門、
つまり鬼(邪気)の出入口と考えられており、
不吉な方位とされてきました。
また、鬼門の反対の方角である南西は
“裏鬼門”と呼ばれ、この方角もまた
不吉な方位だと考えられています。
では邪気の出入口である鬼門に水廻りがあると
どのような影響が考えられるのでしょうか。
鬼門に水廻りがあると身内の間で
揉め事やトラブルが発生しやすく、
親族間の人間関係が悪化しやすい
と言われています。
両親や兄弟とあまり仲が良くないという場合は
鬼門に水廻りがあるからかもしれません。
また、裏鬼門に水廻りがある場合は
夫婦間にトラブルが多いとされています。
きちんと対策を取ることで
関係が良好になることも考えられるでしょう。
鬼門の影響は、家族の中でも最も弱い子供に
一番強く現れると言われています。
そのため、子供が病気がちになってしまったり
病気が治りにくくなってしまうことが
考えられるでしょう。
風水を取り入れて対策を行えば子供の健康を
守ることができるかもしれません。
引っ越ししてからなかなか2人目ができない、
不妊治療をしてもうまくいかないという家庭は
もしかしたら鬼門にある水廻りのせいかも。
夫婦間の関係を良くするためにも
鬼門の水廻りはもちろん、
裏鬼門の水廻りにも注意しておきましょう。
水廻りは身体や心以外に金運にも
大きな影響を与えるとされているため、
鬼門の方角にあると不動産問題や財産問題を
引き起こす可能性があるとも言われています。
詐欺によって財産を騙し取られたり、
思いがけず財産を失ってしまうことが
あるかもしれません。
様々な影響がある鬼門の水廻り。
どのような対策を行えば、
悪影響を及ぼさないようになるのでしょうか。
邪気が溜まりやすいと言われる水廻りは
こまめに掃除をして
清潔に保つことが基本となります。
特に鬼門や裏鬼門は邪気が通る道ですから
換気をこまめに行うことも
意識しておく必要があります。
ゴミ箱も置かない方が良いでしょう。
水廻りを換気することは大切ですが、
鬼門にある窓やドアは
開けっ放しにならないよう注意が必要です。
窓やドアが開いたままだと、
気が乱れてしまうため
きちんと閉めるよう意識しておきましょう。
鬼門には穢れを清める効果のある盛り塩や
魔除け効果のある棘付きの植物などを
設置するのもおすすめです。
盛り塩は毎日取り替えて新鮮なものを
植物は枯れないよう手入れを怠らないよう
注意しましょう。
他にも浄化効果のある水晶や
魔除け効果のある猿の置物なども
おすすめのアイテムです。
自分で対策を行っても不安な場合は
神社で厄除けをしてもらう
という方法もあります。
家相鑑定をしてもらうのも良いでしょう。
神社で厄除けの御守りやお札をもらって
飾っておくのも有効です。
鬼門と水廻りはどちらも風水において
非常に大事なポイントであり、
気をつけるべきポイントでもあります。
新しい家に引っ越してから
家族とのトラブルが増えたり、
子供が病気がちなのは
鬼門にある水廻りが原因かもしれません。
厄除けアイテムを設置するなど
対策をしっかり行いましょう。
今から家づくりをするという方は
鬼門と水廻りの位置を意識して
家づくりを行うようにしましょう。