トイレリフォーム
目次
駅や学校、商業施設などの男性トイレに
必ず設置されている小便器。
昔は設置している家庭もあったものの
最近は少なくなりました。
男性は立って用を足すというのが
昔は当たり前のことでしたが
洋式トイレが普及している現在では
座って用を足すという方も
増えてきているようです。
しかし、やはり未だ立って用を足す男性が多く
家庭に小便器が欲しいという意見も。
そこでこの記事では、
家庭に小便器を設置する際の
費用についてご紹介します。
小便器は男性しか使用しないため、
女性はどうして必要なのかわからない
という人も多いでしょう。
結論から言うと、男性も座って用を
足す習慣があるなら
小便器は必要ありません。
しかし、立って用を足す男性がいるなら
設置するのをおすすめします。
その理由を見ていきましょう。
洋式トイレで座る習慣のない男性が
用を足すと、目には見えていなくても
トイレの壁や床などに尿がはねて
すぐに汚れてしまいます。
しかし、小便器は元々
立って用を足すために作られた
トイレですから、汚れ具合は格段に
違うと言えるでしょう。
トイレは汚したくけど立って用を足したい
という男性がいる家庭には
小便器はおすすめです。
トイレが家庭に2つある場合は問題
ありませんが、トイレが1つしかない場合は
2人以上がトイレに行きたいと
待ち時間が発生してしまいます。
一般的に女性と男性では女性の方が
トイレの滞在時間が長いとされており、
中に入っているのが女性の場合、
自分がトイレに滞在するよりも長い時間
男性は待つことになってしまいます。
小便器は洋式トイレよりも安価で設置でき、
待ち時間の短縮にもなるため
特に男性が多い家庭にはおすすめです。
小便器と聞くと、和式トイレと一緒で
古いトイレの印象があるかもしれませんが
洋式トイレと同じように年々進化しています。
最新の洋式トイレに採用されている機能は
小便器にも付与されており、
具体的には汚れ抑制機能や節水機能、
自浄機能などが挙げられます。
またデザインも従来の小便器よりコンパクトで
スマートになっており、
圧迫感を抑えられることでより便器に近づいて
用を足しやすくなっています。
では、小便器の設置費用を見ていきましょう。
小便器には壁掛け型と置き型がありますが、
価格に大きな差はありません。
本体価格としては安いものなら3万円程度で、
自動タイプのものでも5万円前後です。
高いものだと20万円を超える商品もあります。
設置には配管工事、自動タイプの場合は
電気工事などが必要となりますが
設置工事費用を合わせても
10万円以内で設置することができるでしょう。
※価格は参考価格です
小便器の設置を悩んでいる場合には
洋式トイレの汚れ防止方法を
試してみるのもひとつの選択肢です。
掃除の手間を省くためには
男性が座って用を出すのが一番です。
しかし、体の構造上男性が座って
用を足すのは難しいと言われています。
上手に用を足すためには
様々な姿勢を試してみるしかありません。
子供であれば、座って用を足す習慣を
つけることで座ったまま用を足す技術を
自然と身につけることができるでしょう。
現在ではトイレの汚れ防止に使える
様々なアイテムが販売されています。
掃除の後に使うことできれいな状態を
長持ちさせることができるコーティング剤や
トイレの流水を利用して
自動で洗浄を行ってくれる洗浄剤、
便器と便座の間に挟んで設置することで
尿跳ねを防止する尿はねシートなど
便利な汚れ防止アイテムを上手に利用して
トイレを清潔に保ちましょう。
トイレを使うときの習慣を見直すことでも
汚れを防止することができます。
まず、トイレで水を流す時は蓋を閉めること。
女性も男性も習慣づけることで
尿はねを抑えることができるでしょう。
水を流した後は洗剤をかけておくと
汚れがこびりつくのを防止できます。
そして男性は尿はねした部分を
自分で拭く習慣をつけること。
すぐに拭くことで固着したり、
シミになることを防ぐことができます。
家庭に設置されることは
少なくなった小便器ですが、
立って用を足す習慣がある男性や
尿はねが気になる方、男性が多い家庭なら
設置しても良いのではないでしょうか。
特にそのような方で
洋式トイレの増設を考えているという場合は
小便器を検討してみるのもおすすめです。
家庭に小便器を設置して汚れを防ぎ、
トイレを清潔に保ちましょう。