キッチンリフォーム
目次
初めてのリフォームは
やるべき事や流れがわからず、
不安になってしまう方も多いでしょう。
特に生活に欠かせない水廻りのリフォームは
失敗するわけにはいきません。
事前に注意点を確認して
時間をかけて計画することが大切です。
そこで今回は、水廻りリフォームを
成功させるために重要な計画のポイントと
リフォームの流れについて解説します。
では早速、水廻りリフォームの流れを
順番に見ていきましょう。
まず始めはリフォーム計画を立てましょう。
計画は具体的に立てることが重要となります。
リフォーム計画の一番始めに行うのが
不満箇所と希望を洗い出すことです。
家族全員で話し合いを行い、
具体的な不満箇所・不満点や希望・要望を
箇条書きにして書き出しましょう。
ポイントは優先順位を決めておくこと。
予算内に収まらなかった場合に
どこを削るか事前に決めておきましょう。
またリフォームは頻繁に行うものではないため
将来的なことを考えておくのも重要です。
将来足腰が悪くなったり、
介護が必要になることを考慮して
計画を立てましょう。
どのようなリフォームを行うかが決まったら
情報収集を行いましょう。
様々なリフォームサイトの施工事例や
通販カタログなどを見て、
希望のリフォームには
どのくらいの期間が必要になるのか
相場はいくらぐらいなのかを確認し、
リフォーム後のイメージを膨らませましょう。
気になる設備がある場合は型番や商品名を
メモしておいて、ショールームに
実際に見に行くのも良いでしょう。
設備やリフォームの相場費用がわかったら
資金計画を立てましょう。
予算を設定する場合には、ローンを組むか
利用できる補助金制度がないか
仮住まいが必要にならないかなど
しっかりと確認しておくことが大切です。
また、事前の調査ではわからなかった
問題点が発覚したり、予期せぬ事故や
病気に巻き込まれる可能性も
ゼロとは言えないため、
無理のない予算を設定することも
非常に重要となります。
予算が決まったら比較のため、
複数の業者に見積もりを依頼します。
希望のリフォームを行える業者であるか
施工事例や口コミ評価などを調べた上で
3社〜5社に見積もりの依頼をしましょう。
見積もりを行う際には、業者の人が
現地調査にやってきます。
現地調査には1時間〜2時間必要となるので
各社異なる時間帯に来てもらうよう
セッティングしましょう。
現地調査の際は、具体的に要望を伝えることと
各社に同じ要望を伝えることが大切です。
リフォームを依頼する業者が決まったら
契約の確認を行いましょう。
見積もり書を確認する際は合計金額だけでなく
製品の型番や点数、アフターサービスなどを
入念にチェックすることが大切です。
不明な点は後でトラブルにならないよう
担当者に確認をとってから
契約書にハンコを押しましょう。
見積もり書のチェックは担当者と一緒に
指差し確認をするのがおすすめです。
いよいよ工事がスタートします。
工事を行う前には、トラブルを防ぐため
近隣の住民に挨拶をしておきましょう。
挨拶の際には、工事の期間も伝えて
おくと親切です。
仮住まいが必要な場合は事前にしっかりと
準備しておきましょう。
仮住まいが不要でも一時的に水廻り設備が
使用できない場合をどうするか
事前に考えておくことが大切です。
リフォームが完了したら
隅々までチェックをしましょう。
キズや不具合が見られないか、
契約通りに工事が行われているかなど
仕上がりをしっかり確認してから
完了報告書にサインしましょう。
これで水廻りリフォームは完了です。
一度のリフォームでも計画から完了まで
かなりの時間と労力が必要になります。
そのため、水廻りをリフォームする際は
一度にまとめて行うのがおすすめです。
水廻り設備の寿命は10年〜15年の
ものが大半で、多くのリフォーム会社では、
水廻りをまとめてリフォームできる
水廻りパックが設けられています。
水廻りパックは手間だけでなく、
費用も抑えられるため、水廻り設備が
寿命を迎えている場合におすすめです。
失敗できない水廻りのリフォームは
曖昧な計画ではなく、
時間をかけて慎重に行うことが大切です。
事前にリフォームの流れを把握した上で
家族全員で話し合い、
情報収集や資金計画をしっかり行って
リフォームに臨みましょう。