お風呂リフォーム
目次
毎日の疲れを癒すため、
ゆっくりと浸かりたい浴槽。
普段はシャワーのみでも、
冷えやすい冬はしっかり体を温めるために
お湯を沸かすという人も多いでしょう。
特に半身浴をする人や
スマホで動画を見ながら入浴する方は
浴槽で長い時間を過ごすことも。
そんなバスタイムを贅沢にするために
浴槽にこだわってみるのはいかがでしょうか?
この記事では、浴槽にこだわる方におすすめの
置き型浴槽について詳しくご紹介します。
まずは、なぜ浴槽にこだわる方に
置き型浴槽がおすすめなのか
そのメリットについてご紹介しましょう。
置き型浴槽最大のメリットといえば、
そのデザイン性の高さです。
高級ホテルなどにも設置されている
置き型浴槽は存在感があり、
まるで映画のワンシーンのようなバスタイムを
満喫することができます。
サイズや色はもちろん、
形状や素材も自由に選ぶことができるため
自分好みの浴室を作りたいという方には
ぴったりの浴槽と言えるでしょう。
そんな置き型浴槽には2つの種類があります。
それぞれの違いを見ていきましょう。
いわゆる猫足タイプの浴槽のことです。
足が浴槽を支えているため、
床と浴槽の隙間に空間ができます。
置き型バスタブといえば、
このフリースタンディング型の浴槽を
思いつく人が多いでしょう。
一方、エプロン型とは浴槽の側面に
エプロンと呼ばれるパネルが付いたものです。
エプロンを設置することで
浴槽に張ったお湯が冷めるのを
防ぐことができるようになっています。
置き型浴槽は排水方法にも種類があります。
設置の際はどちらの排水方法を採用するか
決めておくようにしましょう。
浴槽の外で体を洗いたいという家庭には
洗い場に設置してある排水口に
浴槽のお湯を排水する
開放式排水という方法がおすすめです。
フリースタンディング型の浴槽では
この排水方法が採用されることが多く、
浴槽の栓を抜くと排水管を通って
洗い場へお湯が流れる仕組みとなっています。
排水管を接続する工事が要らない一方で、
浴室の床が汚れやすくなるのがデメリット。
こまめな掃除が必要となるので
しっかり考えてから選びましょう。
浴槽と排水管を直接繋いで
浴槽のお湯をそのまま流すことができるのが
この排水方法です。
海外ではこの排水方法を
採用されていることが多くなっており、
浴室の床が汚れにくいのがメリットです。
しかし、この方法を採用した場合は
洗い場で体を洗うということが
できなくなってしまいます。
浴槽で体を洗うことに抵抗がない場合や
別にシャワールームを設置する場合は
この排水方法を選ぶと良いでしょう。
開放式排水を選ぶにあたって
確認しておきたいのが手入れ方法です。
浴室の使用後は必ず換気扇を回し、
定期的に床全体と浴槽の掃除を行いましょう。
浴槽は移動させることができるので、
浴槽を洗いやすい場所に移動させて
浴槽と浴槽があった場所の床を洗剤で洗い、
しっかり流して乾かしましょう。
お手入れを楽にするためには床材に
水はけの良い素材や防カビ性能のある素材を
選ぶのがおすすめです。
置き型浴槽の本体価格は
ピンからキリまで物によって様々です。
費用を抑えるために選ばれる場合もあり、
6万円程度の安価な商品も販売されています。
浴室にこだわりを持っている場合には
オーダーメイドで100万円以上する商品を
購入するという方も。
設置に必要な費用は既存の浴槽の解体を含め
13万円〜20万円程と言われています。
置き型浴槽を選ぶ際は、浴槽だけでなく
床材や換気設備分の費用も考えて
慎重に選ぶようにしましょう。
置き型浴槽を取り入れる際には
いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、置き型浴槽は在来工法の浴室にしか
設置できないという点です。
浴槽が既に組み込まれているユニットバスには
設置できないので注意しましょう。
また、置き型浴槽を設置するためには
浴室に十分な広さが必要となります。
浴槽を設置した場合、周囲にどのくらい
余裕があるかを確認しておきましょう。
そして置き型浴槽の中には
追い焚きに対応していないものがあります。
購入する前に調べておくようにしましょう。
長い入浴の時間を贅沢にしたいのなら
置き型浴槽を検討してみるのがおすすめです。
デザイン性に優れ、
開放感のある置き型浴槽に入浴すると
よりリラックスすることができるでしょう。
置き型浴槽を取り入れる際は排水方法や
手入れの仕方、広さや追い焚き対応の可否など
事前の確認が欠かせません。
しっかり確認して慎重に検討した上で
置き型浴槽を取り入れ、
浴室を特別な空間に変身させましょう。