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目次
新型コロナウイルスが発見されてから1年。
外出自粛が当たり前になり、
働き方や生活も新しくなっている現在では
住宅も新しいwithコロナ時代に合わせて
リフォームする方が増えています。
そこでこの記事では、
コロナ禍で変化しつつある水回りへの意識と
withコロナ時代に向けて増加している
水回りリフォームについてご紹介します。
コロナ禍で働き方がテレワークや
時短営業に変化している現在、
普段の生活に対する意識や行動も
変化しつつあります。
トイレなどの水回り設備を取り扱うTOTOが
2020年8月にインターネットで行った
生活意識と行動に関する調査では、
コロナ禍の影響を受け、
水回りのリフォーム意向が高まっている
という結果になりました。
では実際にどのような水回りリフォームを
行いたい人が増えているのか
また、生活意識と行動はどのように
変化しているのか見ていきましょう。
自宅に追加したい水回り設備に関する
アンケートでは、自動水栓を追加したい
と回答した方がキッチンで42.7%、
洗面所で38.7%と最も多い結果となりました。
また、洗面所に追加したい設備の2位が
17.8%で除菌水の出る水栓、
トイレに追加したい設備の1位が
除菌機能付きのトイレという結果から
自動水栓や除菌機能付き設備など
コロナ対策としての役割がある設備を
求める人が多いということがわかりました。
水回りでの行動に関するアンケートでは
洗面所で手洗いをする回数が増えた
と回答した方が69.8%、
帰宅後すぐに洗面所で手洗いをする回数が
増えたと回答した方が58.8%、
1回あたりの手洗いの時間が増えたと
回答した方が57.5%と
洗面所を使用する頻度と時間が
増加しているという結果となりました。
自宅の掃除頻度に関するアンケートでは、
キッチンの掃除をすることが増えたという
回答が25.6%と最も多く、
続いて24.9%がトイレ、23.8%が洗面所と回答し
水回りの掃除を意識する方が増えたことが
わかる結果となりました。
除菌を行う場所に関するアンケートでは、
トイレの便座や蓋と回答した方が36.7%、
調理器具という回答が34.0%、
キッチン周りやシンクという回答が32.1%と
こちらも水回りへの意識の高さが
汲み取れる結果となりました。
実際にはどのような水回りリフォームが
増加しているのか見ていきましょう。
手洗いうがいを行う洗面台は
コロナウイルス対策に必要不可欠な設備です。
最近はそんな洗面台を新しく追加し、
セカンド洗面台として
玄関に設置するリフォームが増えています。
玄関に洗面台を置くことで
帰宅後すぐに手洗いうがいが行えるため
手洗いうがいを習慣づけることができ、
家庭にウイルスが侵入するのを
防ぐことが可能となります。
手洗いを行う際に触れる水栓。
手を洗ってから再度触れると
手洗いの効果が半減してしまいます。
そこで人気なのがタッチレス水栓です。
直接触れずに利用できるタッチレス水栓は
家庭内での感染拡大に役立ちます。
触れなくて良いことから
両手が塞がっていても利用できるため
日常生活での使い勝手も抜群です。
アンケートでも最も除菌を行う場所と
なっているのがトイレの便器。
そんな便器の除菌を自動で行ってくれる
ウォシュレットの設置も
人気のリフォームとなっています。
除菌機能付きであれば
便器に黒ずみや尿石が付きにくくなるため
面倒なトイレ掃除も今までより
グッと楽になることでしょう。
リフォームを行うためには
ショールーム見学が欠かせません。
しかしこんなご時世ですから
不安だという方も多いでしょう。
現在、各メーカーのショールームでは
コロナウイルス対策のため
飲食店や販売店と同じく
アルコール消毒やマスクの着用、
ソーシャルディスタンスの確保はもちろん
予約による人数制限が設けられています。
ショールームに訪れる際は電話などで
事前に予約をして
対策をとった上でで訪問しましょう。
新型コロナウイルスにより
自宅で過ごす時間が増加し、
働き方も新しくなってきている現在では
家庭での行動や意識も変化しています。
特に頻繁に利用する水回りに関しては
意識を高く持つ人も増え、
新しい時代に合わせて
リフォームする家庭も増加しています。
セカンド洗面台やタッチレス水栓、
除菌機能付きの設備の追加など
withコロナの時代に合ったリフォームで
安心安全な水回りにしましょう。
【参考】TOTO
コロナ禍における生活意識と行動に関する実態調査
※PDFデータが開きます