お風呂リフォーム
目次
清潔に保っておきたいものの
大きくて掃除が面倒な浴室。
いざ掃除しようと思い立った時に
浴室洗剤が切れてしまっていると
買いに行く手間も面倒で
結局後回しにしてしまいがち。
そんな時に浴室洗剤の代わりとして
使える代用品を知っておくと
わざわざ買いに行く必要もなく、
すぐに浴室掃除を行うことができます。
ここでは、浴室洗剤の代わりに使えるものと
代用品を使う際の注意点をご紹介します。
浴室洗剤の代用品として使えるもの
についてご紹介します。
浴室洗剤と同じ中性の性質を持っている
食器用洗剤は代用品として
使用することが可能です。
食器用洗剤は毎日使用するため、
切れてしまっていることも少ないでしょう。
食器用洗剤を代用品として使う場合は、
水で薄めてスポンジにつけるのがおすすめ。
泡立ちの良い食器用洗剤をそのまま使うと
流すのに時間がかかってしまうため
注意が必要です。
体の汚れに効果のあるボディソープは
弱酸性の性質を持っており、
浴室の水垢汚れを落とすのにも役立ちます。
ボディソープは元々は肌につけるものなので
強い洗浄力はありません。
しかし、肌に触れてしまっても
ダメージが少ないのがメリットです。
同じく頭皮の汚れを落とすシャンプーも
代用品として使うことができます。
除菌効果はありませんが、気になる汚れを
落とす程度なら役に立つでしょう。
ボディソープやシャンプーがなく、
すべて石けんで洗っている
という人もいるのではないでしょうか。
そういった場合は石けんでも
浴室洗剤の代用品として
汚れを落とすことができます。
弱アルカリ性の性質を持つ石けんは
皮脂汚れに効果を発揮します。
しかし、しっかりと流さなければ
石けんカスが残ってしまい、
新たな汚れとなる可能性があるので
注意しましょう。
様々な場所の掃除アイテムとしても
定番化している重曹とクエン酸は
浴室掃除のアイテムとしても
使用することができます。
アルカリ性の性質を持つ重曹は皮脂汚れに
酸性の性質を持つクエン酸は水垢汚れに
効果的です。
重曹はクレンザーとしての効果もあるため
擦りすぎると細かなキズが
ついてしまう場合もあるので注意が必要です。
重曹やクエン酸と並んで
掃除アイテムとして流行りつつある
セスキ炭酸ソーダももちろん
浴室洗剤の代用品として使うことができます。
重曹より高いアルカリ性で
強い洗浄力を持つセスキ炭酸ソーダは
しっかり浴室を掃除することができますが
肌に与えるダメージも大きいため、
使用する際はゴム手袋などをつけて直接肌に
触れないよう工夫する必要があります。
浴室洗剤の代用品として
使うことのできるものは多くありますが、
代用品を選ぶ際には
注意しておきたいことがあります。
それは洗剤の性質です。
例えば先に紹介した重曹とクエン酸は
重曹がアルカリ性、クエン酸が酸性で
アルカリ性は皮脂汚れに強く
酸性は水垢汚れに強い性質があります。
皮脂汚れに強いアルカリ性は
手の脂まで落としてしまう場合もあるため
手荒れに注意が必要です。
酸性は塩素系漂白剤と組み合わせると
有毒ガスを発生するため注意が必要です。
代用品を使用する際には
その代用品の性質について知って
おかなければ、とり返しのつかないことに
なる場合があるため注意しましょう。
ここまで洗剤を使って浴室掃除を行う場合の
代用品についてご紹介しましたが、
実は毎日の軽い掃除であれば
洗剤類を使わず水だけで行うことも可能です。
水だけで浴室掃除を行う場合は
掃除に便利なメラミンスポンジや歯ブラシ、
古いストッキングなどを使って行います。
汚れが固着していない限りは水とスポンジで
ほとんどの汚れを落とすことができます。
スポンジでやりづらい細かい隙間は歯ブラシで
水栓などはストッキングで擦ると
キレイにすることが可能です。
浴室の掃除は浴室洗剤がなくても
代用品で行うことができます。
浴室洗剤は洗い物に使用する
食器用洗剤をはじめ、
浴室にあるボディソープやシャンプー、
石けんはもちろん、他の場所の掃除
アイテムとしても使える
重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなど
様々なもので代用することが可能です。
浴室洗剤が切れてしまった時のために
浴室洗剤の代用品と
その掃除方法を知っておきましょう。
