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水回りの生活感をなくすには
上手に収納することが非常に大切です。
消耗品などの見せないものは
隠す収納へ、そしておしゃれな
小物やインテリアは見せる収納に
しまうことで、生活感のない
おしゃれな空間を演出することが
できます。
そこで難しいのが収納の方法。
一歩間違うと、散らかって
見えてしまいます。
この記事では、そんな見せる収納を
上手に行うためにおすすめの
ニッチ収納についてご紹介します。
ニッチとは元々、ヨーロッパで彫刻などを
飾るために作られた
”見せる収納”のことであり、
元々ある壁をくり抜いたり、
くぼませたりしたスペースのことを指します。
インテリアを飾る飾り棚としても
ちょっとした収納スペースとしても
役立つニッチは、おしゃれな住宅に
欠かせない設備とも言えるでしょう。
ニッチは収納としても飾り棚としても
使うことができるのが魅力です。
壁を加工してスペースを作るため、
狭い場所でも設置が可能で
既存の設備や他のインテリアの
邪魔をせずに収納が設けられるというのが
メリットだと言えるでしょう。
ニッチを設けるだけで空間を
おしゃれに演出できるのもメリットです。
逆にデメリットは掃除箇所が増えることや
移動させられないこと、
設置条件があることが挙げられます。
実際にニッチを使った収納の方法と
見せるアイテムについて見ていきましょう。
まずはキッチンのニッチ収納をご紹介します。
キッチンにニッチを設ける場合、
油の跳ねやすいコンロ前は控えましょう。
キッチンではシンク前に横長のニッチを設けて
お気に入りのコップを収納したり、
ワークトップ前にちょっとしたニッチを設けて
おしゃれな容器に入れ替えた調味料を置いたり
オープンキッチンの場合は
カウンター下に大きめのニッチを設けて
マガジンラックなどにするのがおすすめです。
次に家族全員が使うためごちゃつきやすい
洗面所のニッチ収納をご紹介します。
洗面所には化粧品や髭剃りなど
毎日使用するため収納すると出すのが面倒な
アイテムが多いため、ニッチを設けるには
ピッタリの場所と言えるでしょう。
例えば、洗面台の近くにニッチを設けて
化粧品などを収納しておけば使いやすく、
浴室ドアのすぐそばにニッチを設けて
風呂上がりに使うクリームや
入浴剤などを置いておけば便利です。
洗濯機のそばにニッチを設けて
洗剤を収納したり、大きめのニッチを設けて
タオルを収納するのもおすすめです。
ゲストも使用することのあるトイレも
ニッチ収納でおしゃれに演出しましょう。
トイレに扉付きの収納がない場合は
大きめのニッチを設けて
そこにトイレットペーパーを収納したり、
扉付きの収納がある場合は
小さめのニッチにおしゃれな芳香剤などを
飾るのがおすすめです。
トイレットペーパーを見せたくなければ
箱や紙袋に入れてニッチに置くと
生活感を隠すことができるでしょう。
浴室にニッチ収納を取り入れれば
一気に高級感を出すことができます。
洗い場にニッチを設けて
おしゃれなボトルに詰め替えたシャンプーや
ボディーソープを収納するのはもちろん、
浴槽の壁にニッチを設けて
観葉植物やアロマキャンドルを飾れば
リラックスできる浴室を作ることができます。
子供がいる家庭では、浴室用のおもちゃを
ニッチに収納するのもおすすめです。
おしゃれなニッチ収納ですが、
やはり気になるのはその費用です。
ニッチの追加はサイズやデザイン、
素材や設置場所によって費用が異なります。
ニッチだけを後付けする場合の基本費用は
3万円〜10万円程度が参考価格。
水回りの増設や間取り変更、
フルリフォームと併せて行えば
ニッチの追加にかかる費用自体は
安く抑えることが可能です。
※価格は目安です
散らかりやすい水回りの生活感を
なくすために重要な見せる収納。
よりおしゃれに見せるためには
ニッチを取り入れるのがおすすめです。
狭いトイレやキッチンにも追加可能で、
他のインテリアの邪魔をすることなく
空間に高級感を与えることができます。
便利でおしゃれなニッチ収納を
水回りに取り入れて、
おしゃれな空間を作りましょう。
