お風呂リフォーム
目次
常に清潔に保っておきたい浴室は、
清潔な印象の白いユニットバスを
選ぶケースが多いでしょう。
しかし、白は変色が目立ちやすいため
変色してしまった際には
すぐに原因を突き止めて対処したいもの。
そこでこの記事ではユニットバスが
変色してしまう原因や変色した場合の対処法、
変色を未然に防ぐための方法など
浴室を清潔に保つために知っておきたい
ユニットバスの変色について解説します。
まずは気になる変色の原因から
見ていきましょう。
白や黄色の変色ならば
経年劣化が原因かもしれません。
ユニットバスに限らず
長年高い続けている設備には
どうしても経年劣化が見られるもの。
ユニットバスの場合は、
水に含まれるミネラルが付着したり、
ちょっとした汚れの蓄積が変色
として現れます。
黒っぽい変色の場合はカビが
原因かもしれません。
湿度の高い浴室内ではカビが発
生しやすく、それが原因で変色
することも考えられます。
カビは湿度だけでなく、石けんや
シャンプーの流し残りが原因で
発生する可能性もあるため、
使用後はシャワーで床や壁も流すよう
習慣づけると良いでしょう。
白や赤茶色、黄色やピンクなどの
カラフルな色に変色してしまった場合は
何かしらの薬品が原因と考えられます。
浴室掃除に使用する洗剤や漂白剤、
髪染めに使う薬品などによって
ユニットバスが変色する場合もあります。
漂白剤つけ置きをしたら
色が抜けて真っ白になってしまったり、
塩素系のカビ取り剤で赤茶色に変色したり、
髪染めの液が移ってしまったりするため
浴室で薬品を扱う際には注意が必要です。
青や緑、茶色への変色は
その他の原因が考えられます。
青または緑の場合は配管内の銅が
溶け出しているのが原因かもしれません。
新しい配管で発生しやすく、
使い続けることでなくなります。
茶色への変色なら水垢やサビが
原因の可能性があります。
特に鉄分の豊富な井戸水を利用している場合に
発生しやすい変色とされています。
変色した状態で長く放置すると
色が染み付いてしまうかもしれません。
染み付かないようにするためにも
原因に合わせた対処法で
早急に対処することが大切です。
皮脂汚れ、湯垢、石けんカスなどの
アルカリ性の汚れが原因の変色には
中和させる効果のある
酸性の洗剤で対処するのが良いでしょう。
黄色や青の変色に効果的な対処法で
酸性の洗剤だけでなく、
クエン酸やお酢でも代用することが可能です。
頑固なサビやミネラルが固着した変色には
クリームクレンザーでの対処がおすすめです。
つい最近変色したばかりであれば
クレンザーを使わなくても落とせますが
頑固なものにはクレンザーを使いましょう。
茶色っぽい変色や白い変色に
効果のある対処法です。
ユニットバスについた細かな傷に
汚れが入り込んで変色している場合は
手入れで対処するのが難しくなります。
そんな場合は専門業者に依頼して
コーティング施工をしてもらいましょう。
コーティング施工は表面を研磨し、
汚れや黄ばみを取り除いて
コーティングを塗布するものです。
薬品などが原因で変色してしまい、
清掃で回復することができない場合は
塗装で色を変えてしまう方法があります。
色を一から塗り直すことができるため、
元の色に戻すのはもちろん、
新しく別の色に塗り直すこともできます。
変色を機に浴室の印象を変えたい
という方におすすめの方法です。
壁・床・天井などが強く変色している場合は
パネルまたはシートを利用して
補修を行う対処法もあります。
この方法は研磨でも落とすことのできない
変色にも役立ち、
ユニットバスの質感を変えたい場合にも
おすすめとなっています。
清潔感のある白い浴室も変色してしまうと
清潔感が失われてしまいます。
変色の原因として考えられるのは
カビなどの汚れや経年劣化によるサビ、
洗剤などに含まれる成分などがあります。
それらの原因による変色に対処するには
カビや汚れに対応する洗剤やクレンザーで
掃除をしたり、コーディングあるいは塗装、
あるいはパネルやシートで補修する
という方法があります。
洗剤の成分などには十分注意しながら
こまめな手入れで変色を抑え、
清潔感のある浴室を保ちましょう。