キッチンリフォーム
目次
キッチンの頭上にあるレンジフードは
料理の際に出た煙や臭いを外に排気する
という役割を持っている
キッチンに欠かせない設備のひとつです。
レンジフードにはレンジフードフィルターと
呼ばれるフィルターが必要。
また、レンジフードフィルターには様々な
種類があり、それぞれ特徴が異なります。
レンジフードフィルターについて、その種類や
特徴、掃除方法などをご紹介します。
レンジフードフィルターはその名の通り、
レンジフードに取り付けられるフィルターで
レンジフードが油などで汚れるのを
防ぐことのできるアイテムです。
レンジフードは頭上にあるため、
汚れてしまうと手入れが難しく厄介ですが
フィルターは簡単に取り外すことができるため
手入れも難しくありません。
様々な種類がある
レンジフードフィルターの種類と
それぞれの特徴を見ていきましょう。
安全性の高い金属フィルターは
耐久性に優れており、
汚れても手入れをすることで
繰り返し使用できるフィルターです。
油の捕獲率も十分で、最近では
撥油加工の施されたタイプも登場
しています。
手入れ次第で長く使い続けられるため
コストパフォーマンスには優れていますが
掃除が苦手な人には
向いていないと言えるでしょう。
ガラス繊維フィルターは不燃性の
ガラス繊維を用いた使い捨ての
フィルターです。
ふわふわとした質感で油の捕獲率も高く、
使い捨てながら長期的に使うことができる
というのがメリットです。
しかし、他のフィルターと比較すると
通気性が落ちてしまうという点と
レンジフードとの相性によっては
効果を発揮できない場合があるという点が
デメリットとなっています。
最も安価で手軽に手に入れられるのが
不織布フィルターです。
不織布フィルターは100円ショップ
などでも販売されています。
外付けなので汚れたら取り外して
そのまま捨てられるという
手軽さが魅力ではありますが、
不燃性でないものも多いため
注意が必要です。
また、備え付けのフィルターと
二重に設置することで
通気性が落ちてしまう場合も考えられます。
レンジフードの汚れを防いでくれる
フィルターですが、フィルター自体も掃除や
交換が必要です。
通常であれば3ヶ月に1回、
揚げ物を多く作る場合は1ヶ月に1回が
目安と言われています。
では、その方法をチェックしましょう。
まずは掃除が必要な金属フィルターの
掃除方法について見ていきましょう。
油汚れの多いフィルターはアルカリ性洗剤を
使ったつけ置き洗いが基本です。
シンクに40度〜50度のお湯を溜めたら
レンジフードからフィルターを取り外し
お湯に浸けます。
そこにアルカリ性洗剤や重曹などを入れ
フィルターの目に沿って
スポンジや歯ブラシで優しく擦ります。
汚れが酷い場合は1時間ほど浸けておいて
油が分解されるのを待ちましょう。
汚れが落ちたら水で流して
乾かしてから元に戻して完了です。
不織布フィルターやガラス繊維
フィルターは使い捨てのため、
汚れたら交換が必要となります。
まずは汚れたフィルターを置くための
新聞紙を床に敷き、
手には汚れないよう手袋を使いましょう。
そしてフィルターをレンジフードから外し、
新聞紙の上に置きます。
フィルターは留め具と枠に挟み込まれて
固定されているタイプが多いです。
その場合は留め具と枠を外し、
古いフィルターと新しいものと入れ替えて
元に戻せば交換完了です。
レンジフードの掃除をもっと楽にしたい
という方にはフィルターのいらない
ノンフィルターレンジフードがおすすめです。
ノンフィルタータイプは遠心力を
活用した遠心分離という方法により、
専用のオイルトレーに油を落とすため、
整流板とトレーを外して洗うだけで
清潔に保つことができます。
またデザインもスッキリとしていて
音が静かなのもメリットです。
調理中に出た煙や臭いを排気してくれる
レンジフードは、キッチンに必要不可欠な
設備です。
そんなレンジフードのデメリットは汚れやすく
掃除が面倒だという点。
しかし、フィルターを付けることで
その面倒な掃除はグッと楽になります。
フィルターには様々な種類があり、
種類によって油の捕獲率などが異なります。
家庭に合ったレンジフードフィルターをつけて
定期的な掃除や交換を行えば
汚れやすいレンジフードも
清潔に保つことができるでしょう。