キッチンリフォーム
目次
洗い物をはじめ、調理にも使用するシンクは
キッチンのメイン設備の一つです。
毎日使用するシンクは汚れが溜まりやすく、
水垢がこびりついたり
サビが発生する可能性も考えられるため
こまめな手入れが欠かせません。
しかし、手入れ方法を間違えると傷がつき
そこから劣化が始まってしまうことも。
そんなシンクを長持ちさせるために
注意したい使い方と正しい手入れ
方法についてご紹介します。
まずはシンクがどのくらい使い続けられる
設備なのか、耐用年数について確認
していきましょう。
シンクの耐用年数は一般的に
10年〜20年と言われており、
使い方や手入れの仕方によっては
10年でだめになってしまう場合もあります。
もしそれで20年使い続けられたとしても
見た目は傷まみれでボロボロ、
臭いやサビが発生していたりと
とても清潔とは言えない状態で
快適なキッチンとは程遠いものとなります。
シンクを長持ちさせるために注意
すべき行為について見ていきましょう。
シンクには流してはいけないものがあります。
それがカップ麺の汁や調味料など
塩分の多い液体と熱湯、そして油です。
シンクに残った塩分は
サビの原因となる可能性があり、
熱湯は配管が変形したり軟化してしまう
可能性が考えられます。
油は配管に残って悪臭の原因になったり、
詰まりの元となる場合があるため
流さないよう注意が必要です。
ステンレスなどの素材で作られている
ことの多いシンクは、金たわしや
研磨剤入りの洗剤で磨くと傷に
なってしまいます。
シンクに施されたコーティングも
剥がされてしまうでしょう。
傷が発生したり、コーティングを剥がすと
シンクがより痛みやすくなってしまいます。
汚れが蓄積しないようにするためには
こまめな手入れが欠かせません。
ではどのような方法で行えば
傷つけることなく掃除が行えるのか
チェックしていきましょう。
シンクの手入れはキッチン用の
中性洗剤を利用します。
頑固な汚れを取るために酸性洗剤を
利用したり、漂白成分の入った
洗剤を利用するとシンクの素材によっては
ザラつきが気になるようになったり、
変色する可能性があるため注意が必要です。
ステンレスシンクにはヘアライン加工という
加工が施されている場合があり、
このヘアラインに沿って磨くことで
シンクを傷つけずに掃除ができます。
ヘアラインがない場合は
優しく円を描くように磨くことで傷をつけずに
キッチンを長持ちさせることが可能です。
シンクにつきやすい汚れのひとつとして
挙げられる水垢は、シンクに残った
水分が蒸発し、ミネラル成分だけが
残ることで発生します。
この水垢の発生を防止するためには
掃除をした後の水気を
しっかり拭き取ることが大切です。
また、水気のない状態に保つことで
カビの発生も防ぐことができます。
シンクにコーティング剤を使用すると
シンク自体を汚れにくくすることができます。
コーティングは専門業者に依頼しなくても
ホームセンターなどで購入して
自分で行うことが可能です。
コーティングを行う際はコーティング剤が
シンクの素材に合ったものか確認した上で
記載されている方法通りに行いましょう。
毎日使用して何度も手入れを行なっていると
気づかない間に傷がついてしまうことも。
そんな場合の対処法も確認しておきましょう。
業者に依頼するほどじゃないけど
気になる傷がついてしまった場合、
完全に消すのは難しいですが業者に頼まずとも
目立たなくすることはできます。
その方法はまずスポンジにラップを巻き付け、
そこにクレンザーをつけます。
そして優しくシンクを磨きましょう。
傷が目立ちにくくなったら
ぬるま湯でクレンザーを流し、
布でシンクを綺麗に拭いてから
撥水スプレーをかけて完了です。
自分では対処できない大きな傷がついたり、
完璧に傷を無くしたい場合には
専門業者に依頼しましょう。
業者に依頼した場合の参考費用は
1万円〜3万円と自分でやるよりは
高くなってしまいますが、
手間や技術も必要ありませんし
なにより仕上がりが全然違います。
自分で綺麗に仕上げる自信がない場合には
業者への依頼を検討しましょう。
キッチンで大きな役割を担うシンクは
調理や洗い物をするために欠かせない
重要な設備です。
そんなシンクに熱湯や油を流したり、
手入れの際にたわしなどで強く擦ると
劣化の原因となってしまいます。
シンクを長持ちさせるためにも
使い方や手入れの仕方には注意しましょう。
