お風呂リフォーム
あると便利!浴室乾燥機
窓のないマンションの
浴室には必須アイテムとなりつつある
浴室乾燥機。
天井に埋め込まれたファンにに
いくつものお役立ちの機能が
装備されていますが、
それらを本当に使いこなしていますか。
また窓のある戸建ての家でも
活用できる設備でしょうか。
これから建てたり、
リフォームを考えている方は
人気の浴室暖房乾燥機を
付けても付けなくても
後々後悔しないように
ひとつづつ検討していきます。
・浴室暖房乾燥機の種類
主なものに電気式と
温水ヒートポンプ式、
ガス温水器があります。
電気式は本体内部で
熱を作り出し
乾燥などを行うもので
乾燥機能の温度も少し高くなり、
その分電気代もかさみます。
機種によっては
200Vのコンセントを
増設する必要があります。
本体に設置は最も単純です。
ヒートポンプ式は
浴室以外の空気を取り込んで
熱をため
様々な機能に使用します。
取り込む空気は、
コンロや人、日当たりのおかげで
他の部屋よりも暖かいリビングの
空気を取り入れる傾向にあります。
温度は若干低めですが
かかる費用が安くなります。
ガス式は室外機を
浴室の外に置き
室外機内で作り出したお湯を
循環させて熱を作り出します。
ガス式はパワーがあるため
乾燥や暖房がスピーディーです。
・お役立ちの乾燥機能
共働きの家庭では
洗濯物を乾かすタイミングに
苦慮する場合があります。
午後の降水確率が高いから
干すのをやめようかとか
黄砂だから干せない、
あるいは残業になりそうだから
やめておこうと
いった具合です。
部屋干しでは生乾きになったり、
洗濯乾燥機にはかけられない
衣服があったりもします。
そんなとき、大活躍するのが
浴室乾燥機です。
天候を気にせず、
洗濯物を乾かすことができます。
シワにならず、
臭いも発生しにくいはずです。
さらに、陰干しが推奨される衣類には
最適です。
・お役立ちの暖房機能
暖房機能もおススメ機能です。
浴室はお湯を張ってあるから
暖かい場所だと思われがちですが
冬はユニットバスであっても
浴槽のお湯との間には
寒暖の差が生じます。
このとき温度差によって
血圧や脈拍に急激な変化が起こった場合
体にダメージを与えると
ヒートショックが起こります。
お風呂でのヒートショックを防ぐには
浴室を暖めることが有効とされており、
暖房機能が役立ちます。
入浴の20~30分前に暖め始めれば
きっと快適な入浴が約束されることでしょう。
・お役立ちの送風(涼風)機能
送風(涼風)機能は快適機能です。
湯あがりにあたる
扇風機は心地良いものですが
それに近い状態を味わうことができます。
夏の風呂は湿度も高く、
不快だと思っている方に
この涼風は朗報です。
・お役立ちのミストサウナ
お肌に優しいミストサウナ機能が
ついた機種もあります。
体の芯まであたたまるため
湯冷めしにくく、
冷え性の方におススメです。
また、
ミストはお肌に潤いとツヤを与える
ママにとって嬉しい
美容効果をもたらします。
換気機能は通常の換気扇と
考えられます。
浴室内の湿気を排出し
カビを防ぎます。
・デメリット
一番のデメリットは
電気代の高さにあります。
乾燥機能ひとつ取ってみても
洗濯乾燥機の容積内を
乾かすのに必要なエネルギーと
浴室全体を乾かすための
エネルギーでは
広い方が多く必要とします。
従って、例えばオール電化住宅なら
乾燥機能は電気代がお得な
時間帯に行う工夫が必要となります。
また、月に一度ぐらいは
埃を除去したり
フィルターなどを清掃し、
機能低下を防いだ方が
良いでしょう。
洗濯物を大量に干しても
空気の通りが悪くなり、
乾燥に時間がかかってしまいます。
干す量や並べ方などに工夫が必要となります。
洗濯乾燥機の場合は
一度入れると洗濯から乾燥まで
行ってくれますが
浴室乾燥機は
バスルーム内に干さなければなりません。
ベランダや庭に干すのと同じ行為が
必要になります。
従来通りの洗濯物の動きだけれども
洗濯乾燥機に比べれば見劣りします。
他には
急に機能を切り替えられないことがあります。
洗濯物を乾燥させているときに
急に入浴をすることができないのです。
・まとめ
浴室暖房乾燥機は上手に使えば
とても便利なものです。
通常の戸建ての家屋でも
乾燥機能、送風(涼風)機能、
ミストサウナなどは
十分に使える機能だと思います。
ただ、現状としては
電気代がネックとなり
気軽に24時間使えるものではありません。
上手に計画的に使いながら
快適な暮らしづくりに役立てませんか。