キッチンリフォーム
目次
お風呂などでお湯を使う際に
必要となる給湯器は、10年前後が
寿命だと言われています。
トラブルや経年劣化によって
新しいものに買い換える際、
種類が多くてどれを選べば良いのか
わからないという場合も多いでしょう。
確認せずに購入すると後になって
取り付けられないことが判明するとい
うケースも考えられます。
給湯器の選び方を知っておきましょう。
まず、給湯器を選ぶ際に確認すべき
ポイントをまとめて見ていきましょう。
交換の前にまずは既存の給湯器が
どのような状態かを再度確認することが
大切です。
給湯器を取り替えるのであれば
給湯器の設置方法と設置場所についても
確認しておく必要があります。
給湯器の号数とは給湯器が使える
湯量を表します。
将来のことも考え、家族の人数に
合わせてサイズを選ぶ必要があります。
給湯器はお湯を作り出すだけでは
ありません。
給湯器によって出来ること、出来ない
ことが異なるため、どのような機能が
必要か事前に考えておくようにしましょう。
戸建てで給湯器を取り替える場合、
同じ設置方法のものに取り替えるのはもちろん
状況によっては別の設置方法のものに
取り替えることも可能です。
しかし、マンションでは戸建てのように
自由に設置方法を変更することができません。
マンションでは管理規約などで設置
条件が定められており、既存の給湯器と
同じ設置方法のものへの交換が基本と
なっています。
まずは現在の給湯器がどこに設置されているか
確認していきましょう。
給湯器の設置場所は
屋外と屋内の2つに大きく分けられます。
屋内だと雨風から給湯器を守れますが
安全性を考慮した上で屋外に
取り付けられている家庭の方が多いでしょう。
屋外に給湯器がある場合、
戸建てとマンションで設置方法が異なります。
戸建ての給湯器は住宅の裏側や側面に
設置されている場合が多く壁掛けタイプ、
据え置きタイプ、浴槽隣接タイプの
3種類があります。
壁掛けタイプはその名の通り、
外壁に固定して取り付けられており
給湯器の下から配管が伸びています。
据え置きタイプは屋外の床に置かれ、
側面から配管が伸びています。
浴槽隣接タイプは据え置きタイプと同じく
屋外の床に設置されており、
側面と背面の2箇所から配管が伸びています。
マンションの給湯器はベランダの壁に
固定して設置する壁掛けタイプと
玄関ドアの隣にあるパイプスペースに
設置するタイプがあります。
パイプスペースに設置するタイプには
外から本体が見える標準設置タイプと
扉がついていて外から本体が見えない
扉内設置タイプの2つがあります。
扉内設置タイプは排気を前方に行うものと
後方に行うもの、上方に行うもので
さらに分けられています。
給湯器の号数は小さい方から
16号・20号・24号の3種類。
数字の大きい方が湯量が多くなっています。
既存の給湯器本体に貼ってあるシールを
確認し、型番に含まれている号数をチェック
しましょう。
なお、1人暮らしは16号、
2人暮らしなら20号、
4人家族なら24号が目安となっています。
今までの使用で湯量不足を感じることが
なかったのであれば、同じ号数を選ぶと
良いでしょう。
給湯器は追い焚きが可能なタイプと
不可能なタイプに分けられます。
さらに可能なタイプの中でも
ふろ給湯器と給湯暖房熱源機、
不可能なタイプの中でも
給湯専用と高温水供給型に
分けられます。
お湯を出すことと追い焚きに加え、
保温、自動湯張りを行うことができます。
フルオートタイプの場合は差し湯まで
自動で行うことが可能です。
お湯を利用すること、追い焚きが
可能なタイプです。
その他自動湯はり、保温や床暖房、
浴室暖房等の機能を使用することが
可能です。
フルオートタイプの場合は差し湯まで
自動で行うことができます。
お湯を出すことが可能が、追い焚きが
できないタイプです。オートストップ機能
があれば、湯張りが完了するとともに
お湯が止まります。
お湯を出すことができ、追い焚きはできませんが
自動湯張りと差し湯は行うことができます。
お湯を使用するために必要な給湯器には
様々な設置方法やサイズ、
機能性のものがあります。
そんな給湯器を取り替える際は
事前に既存の製品をチェックし、
交換できる給湯器を確認しましょう。
様々点を考慮して
家庭に合った給湯器を選びましょう。
