キッチンリフォーム
目次
毎日使う水回りを明るく快適な空間に
してくれる窓は、インテリアの一つとして
空間をデザインする役割も持っています。
しかし、問題になりやすいのは
窓がついていることで生じる暑さです。
こちらの記事では水回りに窓を設ける
メリット、デメリットに加え、窓による
暑さを抑えるリフォームについて
ご紹介します。
住宅に必ず必要な窓。水回りに窓を
設けるメリットとデメリットを見ていきましょう。
水回りに窓を設けるメリットは3つ。
1つ目は採光効果のある窓を設けることで
奥まった位置にある水回りも
明るく演出できること。
2つ目は湿気の溜まりやすい水回りですが
窓を設けることで換気がしやすくなること。
3つ目は窓の効果によって狭い水回りを
広く見せることができることです。
反対にデメリットは外から見えやすいため
プライバシーや防犯面に配慮が必要となる点、
そして外気の影響を受けやすいことです。
メリットも多い水回りの窓ですが、夏は
暑くなりやすいというデメリットも持ち
合わせています。
それらデメリットを上手に解消できる
リフォームをご紹介します。
既存の窓を活かすなら窓に日除け
アイテムを取り付けるリフォームが
おすすめです。
日除けアイテムには屋外に設置するものと
屋内に設置するものがあり、
様々な種類とデザインがあります。
デザイン性に優れたものを選べば
水回りに華を添えるインテリアの
ひとつとしても役立つでしょう。
夏場の暑さだけでなく、冬場の冷えも
抑えたい場合には窓の断熱性を
高めるリフォームが良いでしょう。
具体的には既存の窓に内窓を設置したり、
ガラスを複層ガラスに変更する、
窓がアルミサッシの場合は
樹脂サッシに変更するなどの方法があります。
これらのリフォームはエアコンの効きも
良くすることができ、窓の結露を
防ぐことも可能です。
窓の位置を変更、または窓を新しく
追加することが可能であれば
窓を北側に取り付けるという方法もあります。
日光が直接入らない北側は
浴室やトイレなどの水回りが
設置されている家が多くなっています。
そんな北側の窓なら、直射日光を浴びずに
一定の光量を取り込むことができるため
部屋が暑くなりすぎません。
南側に窓がある場合は両方開けることで
部屋全体を循環する風の通り道を
作ることができるでしょう。
窓からの暑さを防ぐ日除けは、
基本は住宅の外側から行います。
また、住宅の内側から一定の暑さを
防ぐことも可能です。
窓内外に設置できる日除けについて、
それぞれの特徴を知って
家庭に合うものを選びましょう。
車の日除けとして使われることも多い
サンシェードは日差しはもちろん、
周辺の視線を遮ることができ
風だけを通してくれる
窓の外側に設置する日除けです。
窓の上部にシェードを立てかけるように
上部と下部を固定して設置します。
移動販売車などに設置されている
オーニングは、視界を遮らずに日差しを
遮ることができる日除けの種類です。
リフォームで取り付けるしっかりしたものから
自分でも簡単に取り付けられるタイプがあり、
おしゃれな住宅におすすめの日除けとなっています。
昔から日除けとして使われているすだれは
和風テイストの住宅にぴったりの日除けです。
安価なものから職人手作りの高級なものもあり
見た目にも涼しげな印象を与えます。
使われている素材によってはカビの発生や
虫除けの効果も期待できるものもあります。
ロールスクリーンにはカーテンのように
屋内に設置するタイプと
屋外に設置するタイプがあります。
窓を開ける機会が少ないのであれば
屋内に設置するタイプの方が操作が
しやすいですが、屋外に設置する方が
遮熱効果は高くなります。
窓にカーテンレールがついているなら
カーテンを取り付けるのも良いでしょう。
カーテンならデザインのバリエーションも
他の日除けと比べて豊富なので
自分好みのインテリアとして
取り入れることができます。
外側にグリーンカーテンを設置するのも
涼しげでおすすめです。
水回りの窓は湿気が溜まるのを防ぎ、
空間を明るく広く見せてくれるため
ぜひ取り入れたい設備です。
しかし、水回りに窓を設置すると
これからの季節は暑さが心配になります。
日差しを遮ることのできる
様々な日除けを取り入れるなり、
リフォームで窓の断熱性を上げるなどの
工夫を行って、水回りを窓による暑さから
守り、快適に使える涼しい空間にしましょう。