洗面所・脱衣場リフォーム
目次
水回りを快適に使用するために
各水回りに設けられるマットは
ちょっとしたインテリアのアクセントにもなる
便利なアイテムです。
そんなマットも水回り設備と同様、
昔に比べて現在のものはデザイン性、
機能性ともに進化しますます
使いやすいものになっています。
これからマットの購入や交換を考えている
家庭にご紹介したい、水回りのマット
選びについて解説します。
水回りに敷くマットの種類と
マットが持つ役割をおさらいしましょう。
キッチンに敷く長方形のマットです。
洗い物や料理で長く立ち続けるキッチンに
敷いておくことで足の負担を軽減する
ことができます。
また、水はねや油はねから
床を守るという役割も持っています。
しかしその分汚れやすいため、
こまめな手入れが必要となることから
敷いていない家庭も少なくありません。
浴室の出入り口となる洗面所に敷くマットで
お風呂上がりの濡れた足を拭くために
設けられます。
バスマットで足を拭くことで床に水が
染み込まず、床を守ることが可能です。
殺風景になりがちな洗面所も
バスマットで彩ることができます。
トイレの便器前に敷くマットです。
水を流した時の水はねや尿はねから
床を守ることができます。
冬場は冷えがちなトイレもマットがあれば
冷えから足を守ってくれるでしょう。
トイレマットには便器に沿った耳のあるものと
ないものがあり、トイレの広さや
好みに合わせて選ぶことができます。
では各マットを選ぶ際にチェックしたい
ポイントを押さえていきましょう。
どんなものを選ぶ際にも
確認しておくべきなのはサイズです。
キッチンマットの場合は
システムキッチンの長さを確認して
上手く収まるサイズのマットを選びましょう。
コンロ前とシンク前で異なるマットを
設置するのもおすすめです。
バスマットは浴室入り口の幅や
体のサイズに合ったものを
トイレマットは便器前方の幅や
トイレのサイズに合ったものを選びましょう。
サイズが小さすぎると
水はねを防ぎきれなかったり、
反対に大きすぎると設置スペースに
収まりきらなくなってしまいます。
水回りのマットには様々な素材が
使われています。
素材によって特徴が異なるため、
目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。
例えば天然素材であるウールは
防汚性に優れた素材で、
リネンは耐久性の高さが特徴です。
ナイロンやポリエステルといった化学繊維は
機能性に優れていながらも
安価で購入できるのが特徴となっています。
キッチンマットに使われることも多い
PVC素材は吸水性がないのが特徴で、
逆にバスマットに使われることも多い珪藻土は
吸水性と速乾性に優れた素材です。
水回りにマットを敷くデメリットとして
挙げられるのが手入れが面倒な点です。
水や汚れが付着しやすい水回りのマットは
こまめな手入れが必要となります。
そのデメリットを抑えるためには
手入れのしやすいマットを選ぶことが大切。
布製のマットを取り入れる場合は
洗濯機にかけられるものを選ぶと
手入れがしやすいでしょう。
さっと拭くだけで手入れができるものなら
こまめに手入れできておすすめです。
最近のマットは機能性にも優れたものが
多くなってきています。
防カビ機能や防汚機能、抗菌機能の
ついたマットなら、カビや汚れが発生
しづらくなるためより手入れがしやすくなります。
防臭機能のあるものなら気になるニオイも
防ぐことが可能です。
また、滑り止め機能のあるマットであれば
マットが滑って転倒してしまうことや
徐々にずれてしまうこともなく、
快適に使用することができます。
マットの手入れを怠っていると
床の変色に繋がる可能性が考えられます。
水分を含んだマットを長時間、
そのまま置いておくと、湿気がこもることで
床の変色に繋がります。
床が変色してしまった場合は床を
張り替えるか、削り取りという作業が
必要となってしまうためこまめなマットの
手入れで事前に予防することが大切です。
水回り設備と同じように
年々進化を遂げているマットには床を守り、
足の負担や冷えを和らげる役割があります。
そんなマットを取り入れる場合には
デザインはもちろんですが、サイズや
素材をはじめ、手入れのしやすさや
機能性に注目することも重要となってきます。
各水回りの広さや目的に合わせたマットで
水回りを彩り、快適な空間にしましょう。