洗面所・脱衣場リフォーム
目次
朝は洗顔や身支度、
夜は歯磨きやドライヤーなどで
一日中使用する洗面所。
そんな洗面所のメイン設備といえば
シンクや鏡、収納などの機能がついた
洗面化粧台です。
こちらの記事では生活に欠かせない
洗面化粧台の選び方についてご紹介します。
洗面化粧台を選ぶときに大切な
ポイントを確認していきましょう。
化粧品や掃除道具、消耗品のストックなど
洗面台に収納するものは多く、
洗面台の収納が足りていなければ
物を表に出す形となり、
洗面所に生活感が出てしまいます。
清潔でスッキリした洗面所にするためにも
洗面化粧台を選ぶ際には
収納力と収納のしやすさに注目しましょう。
清潔な洗面所を保つためには
洗面台自体を清潔に保つ必要があります。
そのため、掃除がしやすい物を選ぶことも
大切だと言えるでしょう。
隙間や段差の少ないつくりになっているものや
ゴミが捨てやすい構造の排水口、
コーティングの施された鏡などがあると
掃除がかなりしやすくなります。
洗面化粧台の選び方を見ていきましょう。
最初に、洗面化粧台のタイプをご紹介します。
鏡やシンク、水栓や収納といった
洗面台に必要なものがセットになったものが
ユニットタイプと呼ばれる洗面台です。
全てのパーツがセットになっているため、
統一感があり使い勝手は良いものの
個性はあまり出すことができません。
価格は比較的安価で
メーカー保証もついているため安心して
取り入れられるタイプと言えるでしょう。
反対に全てのパーツが別々になっているのが
システムタイプの洗面台。
自分で好みのパーツを組み合わせる
ことができるため、オリジナルの洗面台を
作ることができます。
家族の人数に合わせてボウルを追加したり、
気になるデッドスペースも埋めることが可能。
しかし、その分高額な費用が必要になり
パーツごとに選ぶため完成イメージが
つきにくいのがデメリットとなっています。
では次に使い勝手にも関わる洗面台の素材
についてチェックしていきましょう。
最もメジャーな洗面台の素材が陶器です。
トイレの便器にも使われることの多い陶器は
比較的安価ながらも、傷が汚れが付きにくく
デザインの種類も豊富で、多くのメリットを
持つ素材です。
デメリットととしては強い衝撃に弱い
という点が挙げられます。
重いものや硬いものを落とすと
ヒビが入る可能性があるため注目が必要です。
金属の表面にガラスを使ったホーローは、
2つの素材の特徴を持った素材です。
金属のメリットである耐久性と
ガラスのメリットである美しさを兼ね備え、
ニオイや汚れがつきにくいのが特徴。
一方で強い衝撃や急激な温度差により
表面のガラスが割れると水が入り込み
中の金属が錆びてしまうのがデメリットです。
樹脂を主成分として作られた人工大理石は
天然石を使用していないものの
見た目は美しく光沢のある素材です。
樹脂が主成分であることから
天然大理石に比較すると価格も安く、
デザインの種類も豊富となっています。
割れにくいのがメリットですが、
タワシで擦るとツヤが落ちたり
色が移りやすいのがデメリットです。
次に洗面台を選ぶ際に欠かせない
サイズの確認をしていきましょう。
洗面台の高さはほとんどが
1900mmで作られており、
間口や奥行きに様々なサイズがあります。
最も主流な間口の大きさが
600mm・700mm・900mmの3種類。
他にもコンパクトな500mmや、
大きな1000mmなどのものがあります。
奥行きは400mm〜600mmのものが
多くなっています。
最後に洗面所の雰囲気を変える
洗面台の色を見ていきましょう。
清潔感のある白は水回り設備に
選ばれやすい色です。
シンプルなのが良さではありますが
個性には今ひとつ欠ける色となっています。
黒は広い洗面所におすすめの色です。
クールで高級感のある色ですが
狭い洗面所に黒の洗面台を設置すると
圧迫感が生まれてしまうので注意しましょう。
白いシンクに合わせやすいのが木目調。
収納扉や鏡の縁を木目調にすることで
清潔感のあるナチュラルでおしゃれな空間を
作り出すことができるでしょう。
柔らかい印象を与えるパステルカラーは
個性的な洗面所を作ることができます。
例えばピンクならかわいらしい空間に
ブルーなら爽やかな印象を与えるでしょう。
洗面化粧台は歯磨きや身支度などで
毎日必ず使用する設備です。
見た目だけでなく、収納力や清掃性
といった中身にもこだわり、後悔のない
洗面化粧台選びをしましょう。