キッチンリフォーム
目次
料理に使うガスコンロは、
不要になった際、そのまま他のゴミと一緒に
捨てることはできませんし、どのように
処分すれば良いかわからないという家庭は
多いのではないでしょうか。
ガスを使用するガスコンロは
誤った処分方法で処分してしまうと
怪我や火災に繋がる可能性も考えられます。
不要となったガスコンロの
正しい処分方法をご紹介します。
まず、ガスコンロはどのようなタイミングで
処分すべきなのかをチェックしましょう。
ガスコンロが点火しないあるいはしにくい、
点火するとガス臭い、色がおかしいなどの
不具合が見られる場合は交換のサインです。
電池を変えても直らなかったり、説明書を
読んでも改善方法がわからない場合は
故障と考えて良いでしょう。
そのまま使い続けると怪我や火災などに
繋がる恐れもあるため、
使わないよう注意が必要です。
ガスコンロは10年前後が耐用年数
だと言われており、丁寧に扱っていても
15年程度が寿命と言われています。
使用年数が10年を過ぎると
様々な不具合が発生し始めます。
使い始めた時と比較して
調子が悪くなっているように感じられた場合は
交換を検討しても良いでしょう。
ガスコンロの処分を行う前に
必ず行っておくべきことが3つあります。
まずはその3つを確認していきましょう。
ガスコンロには据え置き型のものと
ビルトイン型のものの2種類があります。
据え置き型のガスコンロは様々な方法で
処分することが可能ですが、
ビルトイン型はガス工事の専門家に
撤去の依頼をする必要があります。
ガス管接続と取り外しに関する資格がないと
ビルトイン型は処分してはいけない
決まりになっています。
まずは処分するコンロの種類を確認して
種類に合った処分方法をとりましょう。
ガスコンロを取り外す際は
必ず元栓を閉めましょう。
元栓が開いたままだとガス漏れが発生し、
ガスが充満することで健康被害に繋がったり
火災に繋がる可能性があるため
元栓を閉めて確認を行ってから
取り外し作業に移るようにしましょう。
ガスの元栓を閉めたら
ガスホースのガス抜きを行いましょう。
ガスホース内にはガスが残っている
可能性があり、そのまま処分すると
危険です。
元栓を閉めた状態でコンロに火をつけ、
自然に消えるのを確認してから
ホースを引き抜きましょう。
ホースを引き抜く際、油や汚れにより
固まってしまっている場合がありますが
その場合は固まっている部分を
カッターやハサミで取り除きましょう。
注意点を確認したら処分に移ります。
据え置き型ガスコンロの処分方法は
大きく分けて5つです。
自分が納得できる方法で処分しましょう。
古いガスコンロを処分して
新しいガスコンロに交換する際は
交換作業を行う業者に依頼することで
引き取ってもらうことができます。
費用が必要な場合と
無料で回収してくれる場合があるので
事前に確認しておきましょう。
据え置き型ガスコンロは
自治体に申し込みをすれば
粗大ゴミとして処分することが可能です。
まずは自治体に連絡をし、
粗大ゴミ処理券を貼り付けて
指定場所に出すようにしましょう。
ガスコンロに不具合や故障のない場合は
リサイクルショップに売却するという
処分方法もあります。
買取を行っていれば買い取ってくれますが
金額はあまり期待できないでしょう。
事前に買取が可能か電話で確認
しておくことをおすすめします。
ガスコンロの他にも不用品があるのであれば
不用品回収業者に家まで来てもらい
引き取ってもらう方法も良いでしょう。
しかし不用品業者の中には許可を受けていない
違法業者も存在するため、
事前に調べておくことが大切です。
最近ではアプリなどを活用して
自分で譲渡先や売却先を探すという方法も
主流となっています。
ガスコンロがまだ使えるものならば
知人に譲ったりネットで譲渡・売却などを
行うのも良いでしょう。
ガスを使用するガスコンロは
そのまま捨てることのできない設備です。
処分方法を誤ると事故に繋がる恐れもあるため
正しい処分を行う必要があります。
ビルトイン型の場合は必ず専門業者に依頼し
処分してもらうようにしましょう。
据え置き型の場合は様々な方法で
処分することができるので、
ガスコンロの状態や希望に合わせて
処分を行うと良いでしょう。