キッチンリフォーム
目次
ガスコンロをはじめ、
給湯器やガスファンヒーターなど
家庭の様々な場面で必要となるガス。
頻繁に使用するからこそ
トラブルには注意しなければなりません.
注意すべきガスの契約やガス機器の
トラブルと、その注意点などについて
解説していきます。
まずはガスの新規契約をする際や
乗り換えをする際に注意したい
契約に関するトラブルを見ていきましょう。
ガスの契約または乗り換えの場合に
最も起こりやすいのは料金のトラブルです。
LPガスは以前から自由料金制でしたが
2017年には都市ガスも自由化されたことから
トラブルも多くなっており、
契約前は安い料金を提示していたのに
契約後に値上げされるなどの事例があります。
他にも違法な違約金を請求してきたり、
電話でしつこく勧誘をされる
などのトラブルに注意が必要です。
次に日常的に使用するガス機器に関する
トラブルをチェックしていきましょう。
ガスコンロやガスファンヒーター、
給湯器は寿命が10年前後で
長くても15年程だと言われています。
寿命が過ぎたガス機器を長く使い続けると
あらゆる部分の劣化が進み、
ガス漏れや不完全燃焼をはじめ
様々なトラブルを発生させる場合があります。
まだ新しいガス機器で使用方法も正しいのに
ガス臭かったり、火がつかないお湯が出ない
といった場合は不具合かもしれません。
一度取扱説明書を確認し、
“故障かなと思ったら”と記載された項目を
チェックしてみましょう。
それでも原因がわからない場合は
メーカーに直接問い合わせる必要があります。
ガス機器の使い方やガス機器を使う環境が
合っていない場合も、トラブルが発生します。
例えば電源プラグが差さっていない、
機器の電源がついていない、
ガスの元栓が開いていないなどといった
初歩的な部分は意外と忘れてしまいがちなので
再度確認してから使用を開始しましょう。
契約に関するトラブルを防ぐための
注意点を確認しておきましょう。
まずは家庭で使用できるガスの種類と
契約するガスの種類が間違っていないか
確認することが大切です。
ガスにはLPガスと都市ガスの2種類があります。
都市ガスの配管がない場所では
LPガスしか選べませんが、
都市ガスが通っている場所でもLPガスの
配達をしているガス会社があれば
LPガスを選ぶことが可能です。
ガス会社を選ぶ際は複数社の料金を比較して
相場の確認などを行うことも大切です。
先述の通り現在では料金がLPガス、
都市ガスともに自由化されているため
選ぶ会社やプランによって料金が異なります。
複数社のガス料金やプランを比較して
家庭に合ったものを選ぶと良いでしょう。
見積もり時や契約時に不明な点がある場合は
必ず確認を取るよう注意しましょう。
ガスに限らず何か契約を交わす場合は
サインをする前に契約書の細かな部分まで
確認し疑問や不明点がないように
しておくことが大切です。
見積書や契約書に不明点が多い場合は
書類をわかりやすく作成し直してもらう
という方法もあります。
同じくガス機器に関するトラブルを
防ぐための注意点も見ておきましょう。
新しいガス機器を使用する際も
種類の確認は欠かせません。
同じガスでも種類が違うと火力が異なるため
機器の故障や火災などのトラブルに
繋がる恐れも考えられます。
購入の際はもう一度ガスの種類を確認して
家庭で使用できるものかどうか
判断するようにしましょう。
ガス機器を初めて使用する場合は必ず
取扱説明書をよく読むようにしましょう。
欠けている部品がないか、
基本的な使い方や万が一の時の対処法を
確認して正しく使用することが大切です。
説明書を読まなければ
思わぬ事故に繋がる可能性もあるため
必ず確認するよう注意しましょう。
ガス機器を使用する際は
ガス機器本体だけでなく、機器を
使用する周辺環境にも注意が必要です。
例えば可燃性のものが近くにある場所で
ガス機器を使用すると引火の可能性があったり
締め切った部屋でガス機器を使用すると
一酸化炭素中毒になる可能性もあります。
ガス機器を使用する際は燃えやすいもののない
換気の良い空間を心がけましょう。
調理や暖房など様々なものに
活用できるガスは、生活に欠かせない
便利な熱源です。
それを逆手に取って比較的高い費用を
請求されるケースや、機器の使い方を
間違えたことで大事故に繋がるケースも
あります。
ガスを安心して使うためにも
ガスに関する正しい知識を持って
トラブル防止に役立てましょう。