トイレリフォーム
目次
多額の費用と手間がかかるリフォーム。
注意していても後で欠陥や
不備が発覚するケースもあります。
リフォーム後に欠陥や不備が
発覚した場合、施工会社に
不備対応をとってもらう必要があります。
特に水廻りの欠陥や不備は
早急に対応してもらわなければ
生活に支障をきたすかもしれません。
水廻りリフォーム後に欠陥や不備が
発覚した場合の対処法と、
不備対応のトラブルについてご紹介します。
早速リフォーム後に欠陥あるいは不備が
発覚した場合の対応手順を見ていきましょう。
まずはリフォーム時に受け取った契約書の
契約内容や保証を確認しましょう。
契約内容とリフォーム内容に相違がないか
施工後の保証があるかをチェックし、
保証がある場合はその期間や内容を
確認しましょう。
保証範囲内であることが確認できたら
すぐに電話で施工を依頼したリフォーム業者に
問い合わせを行いましょう。
問い合わせの際は契約内容と不備がある箇所の
正確な状況を伝えることが大切です。
問い合わせたら日程を決めて
実際に不備対応に来てもらいましょう。
不備対応を行う前と後で事実を
分かりやすくするために、
写真を撮っておくことをおすすめします。
実際、水廻りリフォームでは
どのような不備が発生しやすいのでしょうか?
湿気が発生しやすい水廻りでは
壁紙の糊付けが甘いと
浮いてきてしまう場合があります。
施工後すぐに確認した時は
しっかり張ってあるように見えたのに
時間が経つにつれて徐々に剥がれてきた
という場合もあるでしょう。
最も困る不備が水廻り設備の水漏れです。
配管や水栓の接続部分が
しっかり締まっていなかったり、
ずれてしまっていると発生します。
時間が経つと徐々に水の量が増え、
大きな被害につながる可能性があるため
見つけたらすぐに対処依頼をしましょう。
水廻りに窓やドアを取り付けたり
交換リフォームを行なった場合、
鍵がかかりづらい、あるいは擦っているなどの
ちょっとした不備が見られる場合があります。
しかし問い合わせるのが面倒だからと
そのまま放置するとドア枠が傷ついたり
鍵がかからなくなることも考えられます。
リフォームに関する保証には、
各リフォーム会社が設けている保証の他に
リフォーム瑕疵保険という制度があります。
これはリフォーム会社が加入する保険で
加入している業者に瑕疵があれば
無料で修繕してもらえる制度です。
瑕疵保険に加入している業者は
webサイトで公開されているため
確認しておくと良いでしょう。
不備発生時、どの業者も気持ちよく
対応をしてくれるかというと
そうではありません。
万が一トラブルが発生した時のために
対応を知っておきましょう。
電話で問い合わせをしても対応
してくれない場合は、事実関係が残る
ように文書で不備対応を依頼する方法が
おすすめです。
それでも対応してくれない場合や
別のトラブルに発展した場合には、
リフォームトラブルの相談を受け付けている
専門家に相談しましょう。
施工が終わってから施工不備を発生するまでに
施工業者が倒産する可能性もあります。
倒産した業者に不備対応の依頼はできません。
そのため、業者が倒産した場合は
他の業者に依頼することとなります。
施工業者が瑕疵保険に入っていた場合は
保険金を保険会社に請求できますが
入っていなければ自費負担となるため
事前の確認が大切です。
施工不備を発見したものの
保証期間が過ぎてしまっていた場合。
この場合は無料対応あるいは格安での対応は
できないと思っておいた方が良いでしょう。
費用を払って修繕を依頼する必要があります。
リフォームや不備対応で発生するトラブルを
防止するためには様々な部分で
しっかり確認することが大切です。
契約時に打ち合わせた内容や
契約書を見てもわからないような内容は
紙に書いて記録しておくようにしましょう。
口約束では後からの確認ができないため、
有耶無耶にされてしまう可能性があります。
欠陥や不備を早く見つけるために
工事完了時の確認を担当者とともに
時間をかけて細部まで行うようにしましょう。
この時、チェックリストなどを用意しておくと
確認忘れが少なくなるのでおすすめです。
リフォームが終わってしばらくしてから
欠陥や不備に気づくケースは
決して少なくありません。
万が一そういったことになった場合のために
契約内容や保証の内容、
不備対応の手順は確認しておきましょう。