その他
目次
毎日使うことで
汚れがたまりやすいとされる水回り。
湿気やニオイも溜まりやすいため水回り設備は
こまめに手入れする習慣をつけている
という家庭もあることでしょう。
しかし、水回りで汚れやすいのは
メインとなっている設備だけではありません。
水回り設備と一緒に手入れの習慣をつける
べき水回りの床の素材別手入れ方法を
ご紹介します。
実際に使用する水回り設備とは違って
ただ歩くだけの水回りの床はそれほど
汚れやすい印象はないかもしれません。
水回りの床の手入れの頻度は
どのくらいが理想なのでしょうか。
理想としては水回り設備を手入れする際に
合わせて手入れをするのがベストです。
しかし、忙しくて水回り設備の手入れだけで
床までは難しいという場合は
週に1度のペースで良いでしょう。
リビングやダイニングとの統一感があり
人気となっているフローリング床の
手入れ方法を見ていきましょう。
フローリングの普段の手入れは乾いた雑巾や
ドライタイプのフローリングワイパーで
表面の汚れを拭き取るだけで十分でしょう。
定期的に普段の掃除では取れない汚れを
掃除機で取り除く必要があります。
その際は一度手で大きなゴミを拾ってから
掃除機をかけて仕上げに
固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。
半年に一度、同じ手順で手入れをしてから
ワックスがけを行うと
長く綺麗に使い続けることができます。
次に水に強い特徴を活かして
昔から水回りに使われることの多い
タイル床の手入れ方法を見ていきましょう。
タイルの日常的な掃除は水で濡らした雑巾や
ウェットタイプのクリーナーで
汚れを拭き取るだけで清潔に保てます。
しかし、それではタイルとタイルの間の
目地の汚れを落とすことができないため
定期的に目地の手入れが必要となります。
目地の手入れには塩素系漂白剤を使います。
目地に漂白剤をスプレーし、
10分ほど時間を置いてからブラシで擦って
汚れを落としましょう。
あとは雑巾などを使って洗剤を拭き取れば
目地の手入れは完了です。
安価ながら水や汚れに強く、柔らかいため
身体にも優しいクッションフロア。
手入れのしやすさが特徴でもある
クッションフロアの普段の手入れは
そのまま掃除機をかけたり、
水で濡らした雑巾で水拭きするだけ。
汚れが酷い場合は中性洗剤を水で薄め、
雑巾につけて汚れを拭き取りましょう。
最後に洗剤残りがないように
固く絞った雑巾で拭き取って完了です。
クッションフロアと同じ素材でありながら
タイルのようなデザイン性を併せ持つ
フロアタイル。
基本的な手入れ方法は
クッションフロアと同じで、
掃除機と雑巾などでの水拭きで
十分綺麗な状態を保つことができます。
汚れが酷い場合の手入れ方法も同じ。
中性洗剤と雑巾を使って汚れを取り除きます。
フロアタイルのツヤを保つためには
定期的なワックスがけが必要です。
手入れの後しっかり乾燥させてから
ワックスを塗布して完全に乾燥させれば
綺麗な状態で保つことができるでしょう。
最後に防水性や防湿性にも優れており、
水回りにも使われることがある
暖かく柔らかいのが特徴の
コルク床の手入れ方法を見ていきましょう。
普段の掃除は掃除機でゴミを吸い取ったり、
乾拭きで汚れを取り除くだけ。
しかし、水や液体が溢れた場合は
時間が経つとシミの原因となってしまうため、
すぐに拭き取ることが大切です。
しつこい汚れがある場合は中性洗剤を
雑巾につけて軽く叩きます。
その後固く絞った雑巾で洗剤を拭き、
仕上げに乾拭きしましょう。
手入れを行う前に床の状態を確認して
床に異変が生じている場合は
手入れではどうにもならないかもしれません。
床が浮いていたり腐食が見られる、
反りや変色が見られるような場合には
早急な修理または張り替えが必要です。
そうなってしまう前に
定期的な手入れを心がけましょう。
湿気やニオイが溜まりやすく、
汚れやすいと言われている水回りは
メイン設備だけでなく床の手入れも
こまめに行うことが大切です。
最低でも週に1度は水回りの床材に合わせた
手入れ方法で手入れを行って
水回りを清潔に保ちましょう。