トイレを和式から洋式にリフォームする場合の相場は?

トイレリフォーム

近年では一般的に洋式トイレが主流なため、和式トイレの家庭では洋式トイレにリフォームするケースが増えています。トイレのリフォーム工事を検討するのであれば、気になるのは発生する費用ではないでしょうか。和式から洋式にトイレをリフォームする場合、費用の相場はどのくらいなのでしょうか?

 

目次

和式トイレから洋式トイレが主流に

日本独自のトイレとして知られるのが和式トイレです。時代の移り変わりに合わせ、和式トイレには落下式だけでなく水洗式なども登場しています。和式トイレは便器本体の価格と設置費用が安く、構造面からイベントなどで使われる屋外トイレにも活用されています。

しかし、掃除が簡単なメリットを備える一方で、洋式トイレよりも臭いが発生しやすく、見た目も不衛生になりやすいデメリットがあります。使用時にはしゃがみこむ必要があり、高齢者にとっては使い勝手が良くありません。

また詰まりやすく、故障したときには修理に大掛かりな作業を要し、個人での対応はほぼ不可能でしょう。不慣れな人が利用する際にはバランスも崩しやすくなり、近年では和式トイレは使いにくいと言われています。

対して洋式トイレは国内で普及率が既に9割を超え、和式トイレでは得られないメリットが洋式トイレでは豊富に存在します。洋式トイレは高齢者でも簡単に使用可能で、清潔に保ちやすく、節水にも役立つ仕様のものが増えています。悪臭も発生しにくく、詰まっても比較的簡単に対応できるメリットも備えているのです。

現在ではウォシュレットなどの機能もあわさり、利便性向上を目的にトイレをリフォームするケースが多く見られます。寒い季節でも快適に座れる温度調節可能な便座や、抗菌や脱臭機能付きの洋式トイレも増え、広く普及しています。

 

和式トイレのタイプによって工事内容が変わる

和式から洋式にリフォームするときには、既存の和式トイレがどのような仕様になっているのかがポイントにあげられます。電源コンセントを使わないタイプであれば、洋式トイレへのリフォーム時に電気工事が必要です。

和式トイレは狭い室内に設置し、床に段差が作られているケースも珍しくありません。新しく設置する洋式トイレのタイプによっては床や室内など、工事を要する箇所が増えることがあります。トイレのリフォームで考えられる工事の種類は以下の通りです。

まずは和式トイレの解体工事があり、和式トイレのタイプにもよりますが、配管関連工事や大工工事も行わなくてはいけません。トイレを置く部屋の構造に問題があるなら、床と壁の工事も同時に必要になってきます。

単純に洋式トイレへのリフォームと言っても、トイレの状況によって大規模な工事を求められるケースも含まれるので注意してください。洋式トイレの中には、「リフォームトイレ」の名で知られる簡易洋式便座があり、和式トイレに対して、取り付けと取り外しが簡単に行えます。ただし、リフォームトイレを取り付けられる和式トイレは限られるため、事前に設置できるかを確かめておくことが大切です。

 

選ぶトイレの機能によって費用は大きく変わる

洋式トイレにリフォームする場合、便器の本体価格と周辺商品価格に加えて、各工事費用が発生します。便器の本体価格と周辺商品価格は、新しく設置する洋式トイレの性能でほぼ決まります。ウォシュレットなどの機能を何も搭載しないものを選ぶときには、5万円以下に負担を抑えられます。

一方で各機能のほか、掃除が手軽になるコーティングが施された便器を選べば、費用は10万円から15万円ほどかかります。さらにデザインを優先しつつ、充実した機能も備えるタイプには50万円ほどのものも登場しています。

まずは、希望する洋式トイレを予算と本体価格を踏まえた上で探しましょう。各工事費用は、解体工事や配管工事に便器取付費などが加えられた共通工事費が代表的です。この共通工事費は20万円前後で、これに設置していた和式トイレの仕様や、トイレ内の状況に合わせた工事も別途必須になります。

性能に優れた洋式トイレを選ぶほど追加工事が必要になりやすく、共通工事費に別途費用10万円前後追加されることもあります。同時にトイレを置く室内の内装も変更する場合、さらに内装工事費用も数万円必要になります。

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合は、安くても総額30万円~50万円程で、性能を追求すると80万円を超えるケースもあります。また、ドアをバリアフリー化するなど、リフォーム時にはこれ以外にも追加費用が発生するケースが考えられます。ある程度リフォーム費用は多めに見積り、費用の増加が心配な場合には先にリフォーム業者に相談しましょう。

 

トイレリフォームをお考えの方は高松リフォームプラザへ

トイレを和式から洋式にリフォームする際には、まずは洋式トイレの本体価格と周辺商品価格をチェックしましょう。性能やデザインが優れた洋式トイレは、応じて費用が高くなりますので、予算と比較して自分にあったものを探しましょう。

リフォーム時には各工事費用も発生し、洋式トイレの仕様にあわせて行う工事の種類が決まります。工事の種類が追加されると工事費用も増えるため、トイレリフォームをお考えの方は一度、高松リフォームプラザにご相談ください。

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