お風呂リフォーム
目次
素早く使う方にとっても、
ゆっくり浸かる方にとっても
バスタイムはリフレッシュタイムです。
そんなお風呂をより良い空間にするために
光の演出は欠かせないのではないでしょうか。
明かりによって浴室は
癒しの空間にも
温もりの空間にも変えることができます。
そんなバスルームの照明選びの
まずは基本的な部分から
考えてみたいと思います。
お風呂の照明のほとんどが
白熱電球か、LED、または、蛍光灯だと思います。
白熱電球の安さと味わい、
広範囲を照らす蛍光灯の良さはありますが、
省エネが叫ばれる今、
白熱電球は生産を終了するメーカーが相次ぎ、
蛍光灯もその方向にあるため
今後はLEDが主流になってくると思われます。
バスルームは高温多湿という、
家の中では過酷な環境になります。
そのため、電球を水などから守るために
カバーがついています。
たとえLEDにしたとしても
根元部分では発熱するので
通常のLED電球では
最悪の場合、火事になることもあります。
電球は「密閉器具に対応」と
記載されている製品が良いでしょう。
また、カバーを外したときには
ゴムパッキンなどの劣化を確認しましょう。
水が入り込んでしまうと
変えたばかりの電球の寿命を
短くしてしまうおそれがあるのてので
気をつけた方がいいと思われます。
ところで、電球は
ソケットのサイズが合わないと設置できません。
一般には「E26」と表記のある
口金の直径が約26ミリのものと
「E17」と表記される
直径が約17ミリのもの
「E11」という
直径約11ミリのものがあります。
ただ、ねじ込みの口径は一致しても
穴の奥行きによっては
正しく取り付けできないものもあります。
そんなときは口金延長アダプタを使えば
うまく行くこともあります。
・明るさの種類
明るさには
「昼光色」「昼白色」「電球色」があります。
昼光色は青みが混じった光で爽やかな印象を与えます。
昼白色は昼光色より柔らかな
白いナチュラルな光です。
電球色は赤みのかかった光で
落ち着いた感じになります。
最近ではリモコンなどで
この三色をスムーズに切り替える
タイプもあります。
LEDの光は紫外線をほとんど
発生しないため、あまり虫が寄ってきません。
・光の量
光の量はルーメンという単位で現されます。
部屋全体を明るくする全体照明の場合
白熱電球100形に、
対応するLEDの明るさは約1500ルーメン
白熱電球60形の場合、LEDは約800ルーメン
白熱電球40形の場合、LEDは約450ルーメン
程度になります。
指向性のある、部分照明、すなわち一定方向のみを照らすタイプの電球では
白熱電球100形に、
対応するLEDの明るさは約750ルーメン
白熱電球60形の場合、LEDは約320ルーメン
白熱電球40形の場合、LEDは約230ルーメン
程度になります。
もともとLEDの光はあまり拡散しません。
・照明の種類
LEDはお風呂専用の照明も大手メーカーから
発売されています。
例えば面で発光するパネル型照明。
天井の一部が発光する
照明器具から解放されたような
未来的な印象になります。
また、天井のラインに沿った、
一本の線の照明もあります。
足元にピンホールライトを組み合わせることで
高級レストランのアプローチのようになります。
シャワーの中に組み込まれた照明は
まさに水と光の演出で
眺めても浴びても
心潤うバスタイムになるでしょう。
切り替えスイッチによって
例えばくつろぎたいときは
バスタブの中や、バスカウンターの下など
下方の照明だけを灯し、
明るい雰囲気に変えたくなれば
天井からの照明に切り替える
気分に応じた変更ができるようにするのも
良いかも知れません。
今の家で。
壁や天井についている照明の
光の色を見直すだけです
雰囲気は多少なりとも
変わってきます。
もし照明の場所と種類を
思い切って変えるのなら、
バスルームはリフォームしたような
全く新しいで顔を見せてくれることと思います。