考えていますか?ユニットバスのレイアウト。

お風呂リフォーム

目次

考えていますか?ユニットバスのレイアウト。

ユニットバスは
工場で成形されたパーツを
施工現場で組み立てるタイプの浴室です。

この方式のおかげで
工期が短縮できたり、
水漏れに強い浴室、
保温性の高いバスルームが
完成します。

1点ユニットバス、
すなわちシステムバスは
扉、窓、浴槽、洗い場、カウンター、シャワー
といったシンプルな構成ですが
これらの配置は変えることができないものと
思っていませんか。

あるいは特に考えることなく
施工業者に任せ切りで組んでいませんか。

ユニットバスは
それぞれの配置を変えることができます。
そしてわずかなレイアウトの変更だけで
使い勝手がガラリと変わってしまうことがあります。

ここではレイアウトの失敗例を交えながら
考えるべき点を考察したいと思います。

「扉」

扉(ドア)は、まず種類を選びます。
一般的には
開き戸、引き戸、折れ戸があります。

開き戸は密閉度が高いという
メリットがありますが、
開く範囲にモノが置けないという
デメリットもあります。

決して広くはない浴室に
モノが置けないスペースができるのは
少し不便さを感じます。

また、狭いスペースであれば
体をひねらなければならないため
他の方式と比べて出入りがやりにくくなります。

将来のバリアフリーを考えるのなら、
開き戸は選択肢から外れるのではないでしょうか。

引き戸には
開き戸ほどの密閉性はありませんが
特にスペース確保することなく
扉を付けることができるため
バスルームと脱衣所の仕切には
適しています。

バリアフリー化にも適した扉です。

折り戸も密閉性では劣ります。
また、多少、開閉のためのスペースが
必要になります。

ただ、他の方式に比べて
容易に開口部を
広くとることができます。

そのため、バリアフリー化に
適しています。

これらの扉は浴槽の位置や
脱衣所からの導線によって
開口部を決めます。

通常、開き方も決まっていて、
開き戸と折り戸は
直角方向の壁に向かっていくように
浴室側に開き
開き戸は横の壁に
重なっていくように動きます。

このセオリーを無視して
扉を付けると
入浴時だけでなく
清掃時などでも
使い勝手の悪いものになります。

「窓」

窓は外を眺めることができるようにするのか、
明かり取りだけにするのかによって
場所も大きさも変わってきます。

また、浴室の窓は
外から覗かれないように
塀や植え込みで隠すようになっています。
それは同時に
空き巣などが、
外の目を気にせず侵入工作できる場所でもあります。
したがって防犯対策も必要となります。

明かり取りだけであれば、
少し高い位置に設置すれば
目隠しをしなくても
覗かれにくくなります。

いずれにせよ、
換気のために
ルーバー窓や滑り出し窓など
開く窓である方が望ましいです。

「浴槽」

バスタブは
窓側に付けることが多いようです。
こうすれば
脱衣所には壁側に洗濯機などを
置くことができ、
手前が導線として確保されます。

「シャワー」

シャワーは通常
バスタブを右に見る場所に付けます。
右手でお湯をくんだり
浴槽のフチをつかんだりするためです。

シャワーや水栓を開く取っ手も
向かって右に付いていて
右手で操作しやすくなっています。

シャワーも向かって右の、
浴槽側に付いている場合が多いです。

見た目のバランスはこの位置であり、
左の壁側にはシャンプーなどを置く
棚を取り付けることができます。

けれど、実際にシャワーを浴びた時、
石けんが浴槽に飛び込みやすいのも
この位置です。

シャワーを向かって左の壁際にすると
石けんの飛び込みが
少しはマシになるかも知れません。
けれどゼロではないので、
バスタブから離した方が良いと
断言できないのが悩ましいところです。

また、シャワーヘッドの高さも
考慮する必要があります。

たいてい上下にスライドできるようになっていますから
一番背の高い人が立って浴びられる位置まで、
シャワーヘッドが移動できる高さに縦棒を取り付けます。

「浴槽内の腰掛け」

浴槽内の腰掛け(段差)は
どちら側に有っても良いのでしょうが
風呂のフタをシャワーと反対の
バスタブのフチに置くことが多いので
必然的にシャワー側なるようです。

「リモコン」

リモコンの場所はバスタブ側面の壁が
良いと思われます。

たとえばバスタブの段差側の壁に付けたら、
半身浴で壁にもたれようとする度に
背中がリモコンのボタンを押してしまい
ゆったりと入浴できないという失敗談もあります。

「鏡(ミラー)」

鏡は洗い場から見てシャワーのある壁の中央に、
縦長のタイプを設置するイメージがあります。

けれど最近は横長のミラーを設置するお宅も
増えているようです。
横長の場合、使う時の姿勢に合わせた位置にしないと
まったく使えない、なんてこともあります。

「まとめ」

浴室ではそれぞれの設備のちょっとした場所の違いで
まったく使い勝手が異なってしまいます。

作る前から完璧を求めるのは無理がありますが
それでもショールームで
シミュレーションしながら
検討するのは悪くないことだと思います。

少しでも使いやすいバスルームになれば
良いですね。

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