お風呂リフォーム
目次
天候の悪い日や花粉などが
飛び交う季節、洗濯物を
乾かすのに便利なのは浴室
乾燥機です。
寒い日に浴室を暖められたり
カビや雑菌の繁殖予防もできて
乾燥以外の機能も便利なもの
ばかりです。
しかし浴室乾燥機には、意外と
光熱費がかかっているというのを
ご存知ですか?
気になる光熱費を節約するには
どのように付き合っていけば良い
のでしょうか。
実際、浴室乾燥機にはどのくらいの
光熱費がかかっているのか見て
いきましょう。
機種やメーカー、住んでいる地域に
よって金額は異なりますが、電気式は
1時間あたり約33円、ガス式は約64円
となっており、平均的には年間
30,000〜40,000円の光熱費が
掛かると言われています。
浴室乾燥機にはガス温水式と
電気式の2種類があります。
それぞれを比較してメリットと
デメリットを見ていきましょう。
電気を使って稼働する浴室乾燥機
です。
電気式浴室乾燥機でも、外気を
熱に変えるヒートポンプ式と
機械で熱を作り出すヒーター式の
2種類に分類されます。
電気式浴室乾燥機のメリットとして
一番に挙げられるのは、初期費用が
安いという点です。
一方のデメリットは、パワーが弱く、
乾燥にはガス水温式の倍の時間が
かかるという点です。
ガス温水器で熱を発生させる
浴室乾燥機です。
お湯を沸かすのにガス給湯器を
使う物件に取り付けられていることが
多く、最大のメリットはなんといっても
そのパワーの強さです。
忙しい人や毎日仕事着を洗う人
にとって、短時間でしっかり乾くというのは
非常に心強いのではないでしょうか。
その代わり、初期費用が高く、工事が
大掛かりになるというデメリットがあります。
電気式もガス温水式も共通する
ポイントは契約するプランによって
光熱費が大きく変わるという部分です。
電気式の場合は、プランで定められて
いる電気代が安くなる時間帯に
利用することで必要な電気代が
かなり抑えられるでしょう。
自分のライフスタイルにあった
プランに変更することで、浴室乾燥機が
より使いやすくなります。
ガス温水式の場合は、プロパンガス
よりも都市ガスで契約している方が
お得になります。
プロパンガスしかひけないという場合は
他のプロパンガス会社と料金を
比較してみてください。
プロパンガスは自由価格制ですので、
ガス会社を変更すると安くなる
場合があります。
契約プランの見直しはかなりの
節約になりますが、それ以外にも
節約する方法があります。
浴室乾燥機はエアコンと同じで、
フィルターに汚れが詰まってしまうと
乾燥効率がさがってしまいます。
悪臭や故障の原因にもなって
しまうため、できれば3ヶ月に1度
少なくとも半年に1度は掃除を
行うよう心がけましょう。
できるだけたくさん乾かそうと、
浴室いっぱいいっぱいに衣類を
干してしまうと乾きづらく、効率が
悪くなってしまいます。
洗濯物を干すときは、外干しと
同じように洗濯物と洗濯物の間に
風が通る隙間を設けるようにしましょう。
効率よく乾かすために浴室乾燥機の
換気と乾燥を使い分けることは
非常に重要なポイントです。
まずは、換気をして浴室内に残った
湿気を追い出してから乾燥をかける
ことで、浴室がサウナ状態にならず、
洗濯物の乾きが早くなります。
洗濯物を乾かすのに毎回浴室乾燥機を
使っていては絶対に節約できません。
天気のいい日や温度の高い日は
外で干すようにしましょう。
部屋で暖房を利用しているので
あれば、少し部屋干ししてから
浴室乾燥にかけるのも節約には
効果的です。
浴室に湿気が残っていると乾燥
効率が下がる原因になってしまいます。
それだけでなく、浴室に残った水気は
カビや雑菌が発生する原因にも
なります。
浴室乾燥機を使用する際は、
浴室の水気を拭き取り、極力
湿気のない状態で使用する
ようにしましょう。
光熱費が高いことを除いては非常に
便利な浴室乾燥機。
その光熱費を少しでも抑えることに
よって、さらに使いやすくなります。
電気式、ガス温水式には
それぞれのメリットとデメリットがあり、
どちらの方が安くなるのかは、
契約プランと使い方次第ですので、
自分の生活にあった契約プランと
浴室乾燥機を選びましょう。
ご紹介した節約方法は今日から
できるものばかりなので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。