お風呂リフォーム
目次
自由に浴室のデザインが出来る反面
冬は寒くなってしまう在来浴室。
最近の浴室はユニットバスが主流と
なっていますが、在来浴室とは
古い住宅で見かけるタイル張りの浴室です。
タイルが割れたり、家庭環境が変化して
在来浴室をリフォームすることになった場合、
どのような浴室にするかは
悩むところでしょう。
在来浴室のリフォームパターンと
それぞれの特徴や費用をご紹介します。
浴室のリフォームを行う際は参考に
してみてくださいね。
在来浴室をリフォームする方法としては
4つのパターンが存在します。
・在来浴室 → 在来浴室
・在来浴室 → ユニットバス
・在来浴室 → ハーフユニットバス
・在来浴室 → ユニットバス風
リフォーム後のイメージや
リフォームに充てられる金額、
重視するポイントを絞って
どのような浴室にしたいかを考えましょう。
それぞれの特徴や必要な費用に
ついてもチェックしていきましょう。
在来浴室の最大の特徴は、
自由に設計ができるという点です。
素材や窓の形、大きさや位置などを決め、
自分の好みに配置することが出来ます。
木の浴室やガラス張りなど
個性的でオシャレな浴室をこだわって
つくりたい方にはおすすめです。
在来浴室から在来浴室へのリフォームに
かかる費用は、最低でも50万円になります。
大理石などの素材を使用した場合や
複雑なデザインにする場合は、
200万円以上かかる可能性もあるでしょう。
工事期間も他の浴室に比べ
長くかかるため、注意が必要です。
マンションやアパートで多く採用されている
ユニットバスは、断熱性が高く、
比較的値段が安いという特徴があります。
また、ユニットバスは3段階のグレードに
分けられており、それぞれのグレードに
よって使い勝手や機能性に違いがあります。
浴室リフォームにコストを掛けたくない人、
シャワーのみの利用が多い方に
おすすめです。
在来浴室からユニットバスへリフォーム
する際にかかる費用は、ユニットバスの
グレードや大きさによって前後しますが、
約60万円〜150万円になります。
ハーフユニットバスの特徴は、
床と浴槽はユニットバスと同じつくりで
壁や天井は自分でデザインできる点です。
在来浴室とユニットバスの間をとった
ハーフユニットバスは、
その両方のメリットを持っています。
在来浴室の寒さには耐えられない
ものの、やはりこだわった浴室にしたい
という人におすすめです。
在来浴室からハーフユニットバスへの
リフォームには、55万円〜200万円の
費用が必要となります。
在来浴室と同じく、デザインの複雑さや
使用する素材によって
金額が大きく変動します。
ユニットバス風浴室は、在来浴室の
壁や床にパネルやシールを貼り、
ユニットバスのような見た目にした
浴室です。
パネルやシールの素材によっては、
防水性の高いものや保温性の高い
ものもあり、在来浴室のデメリットを
緩和できるようになっています。
費用を抑えて、浴室リフォームをしたい
という方におすすめです。
在来浴室からユニットバス風への
リフォーム費用は、
浴槽を交換する場合が50万円〜
浴槽を交換しない場合が30万円〜
となっています。
リフォームを行う在来浴室が古い場合、
タイル下の腐食やシロアリの発生、
水漏れなど躯体が老朽化している
可能性があります。
このような場合、補修などによる追加で
費用が発生するケースもあります。
補修が必要かどうかは、浴室を解体して
みないとわからないため、あらかじめ
リフォーム業者に補修の費用を確認
することをおすすめします。
もしもの場合を考えて、補修費用は
少し多めに用意しておいても
困ることはないでしょう。
在来浴室リフォームのパターンと
それぞれの特徴、費用は様々。
どの浴室にもメリットとデメリットがあるので
色々な浴室を見比べて自分に合うものを
探すと良いでしょう。
リフォーム費用は、浴室の状態や
施工業者によって異なります。
いくつかの施工業者に見積もりを依頼して
見比べるのをおすすめします。
浴室は、毎日使用するスペースです。
値段やデザインだけでなく
長年使うことを考え、在来浴室を
綺麗にリフォームしましょう。