お風呂リフォーム
目次
普段は、シャワーのみで湯船に
浸からないという場合や、夏は暑いから
シャワーしか使っていないという場合
使わないのに浴槽が汚れてしまって
掃除が面倒ということはありませんか?
そんな方にはシャワールームの設置が
おすすめです。
シャワールームとはどのようなものなのか
メリットやデメリットをご紹介していきます。
シャワールームとは、浴槽がなく、
シャワーのみのバスルームのことです。
海外ドラマのワンシーンで見たことのある方が
多いのではないでしょうか?
シャワールームは、第二のバスルームとして
需要が高まっており、最近増えている
民泊などでも採用されています。
家族が多い家庭では、入浴の時間が
被ってしまったり、シャワーしか使わない人が
長風呂の人の後になって
寝るのが遅くなってしまうことがあります。
もうひとつ浴室があれば、二人同時に
使用することができ、長風呂を待つ
必要もなくなります。
浴槽のある浴室でシャワーを利用すると
水が跳ねたり、湿気が多くなるため
使っていない浴槽まで汚れてしまいます。
シャワールームがあれば、少し汗を流したい
時や足だけ洗いたい時にもサッと使用
することができ汚すことも少ないので便利です。
シャワールームは家庭環境や設置場所によって
様々な用途で使用することができます。
例えば、ペットを飼っている方であれば
ペット用のシャワー室として
スポーツをやっているお子様がいれば、
スポーツ後のシャワー室として
玄関の近くに設置すれば、
帰ってすぐに浴びることもできます。
浴槽付浴室ではなく、シャワールームを
設置することでどのようなメリットが
あるのでしょうか。
シャワールームは浴槽付浴室に比べ
コンパクトなのが特徴です。
浴槽付浴室の約半分、0.25坪〜
0.5坪ほどのスペースがあれば
設置することができます。
重量のある浴槽がないため、
床の補強などを行う必要もなく
押入れをシャワールームとしてリフォーム
することも可能です。
お手入れが簡単にできるのも
シャワールームのメリットです。
スペースが小さい分、汚れるスペースも小さく
湯垢が付く心配もありません。
全体をサッと流して拭き取るだけで
簡単に掃除ができるため、
浴室掃除の手間が省け、他の家事に
手を回すことができます。
足腰の弱い方や体が不自由な方にとって
浴室は滑りやすく、危険な場所です。
浴槽付浴室で転ぶと浴槽の角に
頭を打ってしまうかもしれません。
シャワールームはシンプルな設計に
なっており、広めのものを設置すると
車椅子のまま入ることも可能です。
便利なシャワールームですが、
デメリットについても把握しておきましょう。
シャワールームの種類によっては、
バラバラの部品を組み立てて
設計するものがあります。
その際、隙間が出来ていたり、防水
処理が甘いと水漏れが発生してしまう
かもしれません。
海外製品は防水性が低い場合があるので
防水性の高いユニットバス工法のものが
おすすめです。
シャワールームを2階に設置する際には、
下の階に音漏れしないかを確認しましょう、
シャワーの音や排水の音は案外響きやすく、
下の階の住民や、下の階に寝室があると
気になってしまうかもしれません。
設置する場所と音の響き具合は
事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
新たにシャワールームを設置する際には
どのくらいの費用が必要なのでしょうか。
まず、シャワールーム本体の価格は
安いものであれば10万円前後、
高いものであれば100万円以上と
幅広く設定されています。
次に工事費ですが、種類や
設置する場所によって費用が異なります。
安価な置き型は10万円〜15万円ほど
組み込み型は20万円前後となっており
排管の遠い場所に設置すると
延長工事が必要となり、
工事費用が高額になる場合があります。
シャワーをあまり利用しない人が
増えてきている現代において、
たくさんのメリットを持つシャワールームは
非常に便利です。
新たにシャワールームを追加するのも
今ある浴室をシャワールームに
リフォームするのもどちらもおすすめです。
自分のライフスタイルや家庭環境に
合わせてシャワールームを活用して
みてはいかがでしょうか。