お風呂リフォーム
目次
清潔に保っておきたい浴室は、
定期的な掃除が欠かせない場所。
浴室を清潔に保つためには
浴室の床や壁、浴槽はもちろん、
エプロンも定期的な掃除が必要です。
しかし、浴室掃除を行う際
エプロンまではしていないという方も
多いのではないでしょうか。
汚れが見えないエプロンですが、
内部ではカビや汚れが蓄積し
場合によっては悪臭を発生させることも。
ここでは、そんな悪臭の原因にもなりうる
エプロンの掃除方法について
詳しくご紹介します。
そもそもエプロンが何かを全く知らない
という人やエプロン自体は知っていても
洗えることを知らなかったという人は
多いのではないでしょうか。
エプロンとは浴槽の側面に取り付けられた
カバー部品のことを指します。
普段は浴槽と一体化しているエプロンですが、
取り外せば洗うことが可能です。
滅多に掃除することのないエプロンですが、
年に1、2回の頻度で掃除をするのが理想です。
特に梅雨や台風の時期には湿気が溜まり、
カビが発生しやすくなるため
6月と10月あたりがエプロン掃除に
ベストな時期だと言えるでしょう。
年に1、2回の掃除に加え、
入浴後に毎回軽く掃除することができれば
より清潔に保つことができるでしょう。
「エプロン掃除の方法」
では早速、エプロンの掃除方法について
チェックしていきましょう。
まずは掃除の前に準備を行いましょう。
掃除の際には胞子を吸い込まないよう
マスクを装着し、手荒れ防止に
ゴム手袋を装着するのをおすすめします。
エプロン掃除にはカビ取り洗剤と
汚れを取るためのブラシやスポンジが
必要となります。
浴室は、窓を開けるか換気扇を回すなどして
換気できる状態にしておきましょう。
一般的なエプロンには、
下部に手を引っ掛けられる部分があり
エプロンを少し持ち上げてから
手前に引くことで取り外すことが可能です。
ラベルや説明書がある場合は、
記載されている方法で取り外しましょう。
取り外す際にはエプロンが
どのように取り付けられていたか覚えておくと
付け直す際に便利です。
取り外したエプロンはぶつけないようにして
浴槽内に立てかけるか床に寝かせておきます。
床に寝かせた場合は、踏んでしまわないよう
十分に注意しましょう。
エプロンとエプロンが設置されていた部分の
大きな汚れやゴミを取り除きましょう。
手で取れる大きなゴミは手で取り除き、
取りづらい汚れはシャワーで流します。
シャワーの温度を高温にすれば
カビを死滅させることができるため、
50度〜60度のお湯で流すようにしましょう。
シャワーでも取れない汚れは
スポンジやブラシを使って取り除きます。
手が届きにくいところは柄の長いブラシを
使用すると良いでしょう。
シャワーとブラシである程度汚れを取り除く
ことができたら、布で軽く水気を取って
エプロン全体にカビ取り洗剤を吹きかけて
少しの間放置しましょう。
汚れが酷い場合は時間を長めに置くか
ラップで密着させると
高い効果を得ることができます。
ある程度時間を置いたら、
カビ取り洗剤をシャワーで洗い流しましょう。
カビ取り洗剤が残らないよう、
強めの水圧で流すのがおすすめです。
シャワーで流せない汚れがある場合は
スポンジやブラシで擦りましょう。
それでも落とせない場合は
もう一度カビ取り洗剤をかけて時間を置くか
浴室用洗剤を使って擦れば
綺麗にすることができるでしょう。
エプロンの掃除が終わったら
軽く水気を拭き取ってから
換気のよい状態でしばらく乾燥させましょう。
しっかり乾燥していないと湿気により、
再びカビが発生しやすくなってしまいます。
エプロンはもちろん、
エプロンの内部もしっかり乾かしましょう。
乾燥させた後は再度取り付けます。
取り付ける前に防カビくん煙剤などで
カビ予防をしておくのがおすすめです。
取り付ける際は隙間やズレのないように
しっかりと取り付けましょう。
エプロン掃除は自分で行うことができますが、
今まで一度も掃除してこなかったエプロンを
見たくないという方もいるでしょう。
そういった場合にはプロに依頼するのも
手段のひとつです。
手間や時間をかけたくない方はもちろん、
エプロンの汚れが取れない場合や
より完璧な状態を求める方は
プロに依頼するのが良いでしょう。
内部の汚れが見えないエプロンは目立ちづらく
浴室掃除の際にも忘れがちなポイントです。
放っておくとカビが発生し、
悪臭の原因となる可能性も考えられます。
年に1、2回の定期的なエプロン掃除を心がけて
汚れやカビを予防し、浴室を清潔に保ちましょう。