お風呂リフォーム
目次
浴室に鏡が必要かどうかは
家庭によって様々です。
もし鏡を取り入れるというのであれば
出来るだけ良いものを選びたいもの。
しかしどういう鏡を選べば良いのかは難しく、
悩む方も多いでしょう。
この記事では、浴室鏡を設置することで
得られるメリットやデメリット、
浴室鏡が浴室に与える印象と
手入れ方法についてご紹介します。
まずは浴室鏡を設置することで
どのようなメリットやデメリットがあるのかを
チェックしていきましょう。
鏡本来の役割である自分自身の姿の
チェック。
ご存知のとおり、浴室でひげ剃りの
剃り残しがないかを確認することが
できたり、メイク落としでメイクが残ってないか
確認することが可能です。
鏡には視覚効果と呼ばれる実際の広さよりも
空間を広く見せる効果があります。
そのため、浴室をより広く立体的な空間に
見せることができます。
鏡のない浴室は殺風景になりがちで
窓もない浴室の場合は
より閉鎖的な印象になってしまいます。
鏡を設置するということは
鏡の掃除が必要になるということです。
この鏡の掃除が面倒なことから
設置を控えたという家庭も多くなっています。
鏡は曇りやすい上カビも繁殖しやすく、
汚れたままにしてしまうと
浴室の印象も悪くなってしまうため
鏡を設けるのであれば
掃除は必要不可欠となります。
浴室に鏡があるとカビが繁殖する
リスクももちろんですが、
割れる可能性もあるため
怪我のリスクが上がるとも言えます。
特に子供がいる家庭では、
ふとしたことで割れてしまったり、
ヒビが入ってしまうこともあるでしょう。
すると交換が必要になる上、
交換が終わるまでは怪我をしないよう
保護する必要などがあります。
次に浴室鏡のデザインごとの特徴を
見ていきましょう。
浴室の鏡は縦長のデザインが多いため、
横長の鏡は浴室に個性的な印象を
与えることができます。
また横長鏡は縦長鏡に比べ、
より浴室を広く見せることができ
開放的な空間を演出することが可能です。
しかし、全身が映らない点や費用の高さ、
掃除の負担が大きくなる点はデメリットです。
見た目重視で選ぶには良いかもしれません。
ベーシックな縦長鏡は横長鏡に比べると
インパクトには欠けますが
全身を映すことができ、掃除の負担も最低限で
費用も横長鏡より安価なのがメリットです。
横長鏡と違って縦長鏡は
上方向への広がりが強調されるため、
面積というよりかは高さをより高く
見せる効果があります。
横長や縦長以外にも
様々なデザインの浴室鏡があり、
浴室の印象もデザインによって異なります。
例えば丸い形状の鏡では、
浴室に可愛らしい印象を与えることができ
一面を鏡張りにすればホテルのような空間を
演出することが可能です。
形状やデザインで浴室の印象を変えてくれる
鏡は単なる設備ではなく、
浴室のインテリアとも言えるでしょう。
いくら浴室鏡のデザインが良くても
汚れてしまっていては台無しです。
鏡の手入れ方法も知っておきましょう。
水垢によるウロコ汚れはアルカリ性のため、
クエン酸やお酢を使って汚れを落とします。
その方法は非常に簡単で、
まず柔らかい布にクエン酸スプレーや
お酢をかけて鏡を拭き
その後で水拭きと乾拭きを行うだけです。
石けんカスなど酸性の汚れがある場合は
クエン酸を重曹に変えて同じように行えば
鏡の汚れを取ることができるでしょう。
浴室を広く見せるためには
鏡が曇らないようにしなければなりません。
浴室鏡の曇りを防止するには
どのような方法があるのでしょうか?
道具を買わずに行える方法が
石けんやボディソープを薄く塗るというもの。
そうすることで鏡に水滴がつかず、
曇るのを防ぐことができます。
入浴後は流すのを忘れないようにしましょう。
それが面倒であれば曇り止めフィルムや
曇り止めスプレーを使用しましょう。
商品にもよりますがフィルムの場合は半年〜1年
スプレーの場合は数週間効果が持続します。
浴室鏡は必ずしも必要な設備
というわけではありません。
しかし、浴室鏡があれば浴室に立体感が生まれ
鏡の形状やデザインによって
浴室に様々な印象を与えることができます。
つまり浴室鏡は便利な設備でありながら
浴室のインテリアとしての役割も果たす
アイテムとなっています。
自分好みの浴室鏡を取り入れて、
浴室をおしゃれな空間に変身させましょう。