お風呂リフォーム
目次
リラックスできる浴室にするためには
開放感のあるゆったりとした広さが理想的。
面積の狭い浴室は窮屈で圧迫感があり、
リラックスしづらい印象になってしまいます。
では開放感の浴室にするためには
どのような方法があるのでしょうか?
狭い浴室のリラックスしづらい印象を
なくすべく、浴室を広く見せる方法
についてご紹介します。
浴室はどのくらいの広さが必要なのか
一般的にはどのくらいが多いのかを
見ていきましょう。
日本の浴室の広さは1坪〜1.25坪が
平均的だと言われています。
1坪の浴室は1人で入浴するには
十分ですが、子供が多い家庭や
足の不自由な人がいる家庭では
狭く感じる場合もあります。
もし浴室が狭いと感じる場合、
浴室を広く見せることができる
アイデアについてご紹介します。
空間を広く見せるためにはやはり
開放感を演出するのがポイントです。
大きめの窓を浴室に設けると
空間の広がりを作ることができます。
出窓にすればより広くなり、
出っ張った部分にインテリアを飾って
浴室をアレンジすることもできます。
周囲からの視線が気になる場合には
屋外に高めの塀を設置するか
可動式のロールカーテンやブラインドを
設置すると良いでしょう。
暗い色の浴室はクールで高級な
印象を持つため魅力的ではありますが
圧迫感が生まれてしまい、
空間が狭く感じる場合があります。
浴室を広く見せたいのであれば、
清潔感のある白や優しい印象の
アイボリーなど膨張色とも呼ばれる
明るい色を選ぶと良いでしょう。
白であれば窓から入る自然光や
照明の光の反射で
より明るく清潔に見せることができます。
浴室が狭いのであれば、思い切って
洗面所やトイレと繋げてしまうのも
ひとつの方法です。
ホテルなどで見かけることの多い
洗面所やトイレと繋がった浴室は
3点ユニットバスと呼ばれ、海外の住宅では
よくある間取りとなっています。
トイレと浴室を繋がるのに躊躇いがある
場合は、洗面所と浴室だけを繋げた
2点ユニットバスを選ぶと良いでしょう。
トイレを別に使える上、浴室も広く
使えるおすすめの間取りです。
洗面所やトイレとは区切りたい場合は
ドアを透明なものに変えるだけでも
開放感を演出することができます。
ドアが透明であれば、高齢者や子供が
一人で入浴する場合も外から見えるため
万が一のことがあったとしても
すぐ気づくことができます。
「丸見えなのはちょっと…」という場合は
すりガラスにしたり、
ドアの一部分だけをガラスにすれば
開放感を演出しつつ、
プライバシーも守ることができるでしょう。
浴室を広く見せるには
鏡を設置するのもおすすめです。
鏡を設置して浴室の広さを演出するには
その大きさと映る画が重要となります。
手鏡のような小さな鏡や
浴室のドアだけが映るような位置の鏡では
広さを演出することができません。
広く見せるなら窓の景色が映るような位置に
鏡を設けたり、より広く見えるよう
横長の鏡を選ぶなどの工夫が大切です。
浴室をよりシンプルにすることで
広く見せるという方法もあります。
例えばシャンプーやボディーソープなどを
浴室に置かずに入浴の際に
持ち込む形にすれば、その分
スペースが空き、広く使うことが
できます。。
また、浴室のシャワーを
ホースのない固定式のものにすれば
オシャレでシンプルな浴室を
作ることができるでしょう。
間取りに余裕がある場合は
増築することで見た目だけでなく
物理的に浴室を広くすることができます。
しかし、浴室の増築にはかなりの費用と
約1週間〜1ヶ月の工事期間が必要となるため
間取りだけでなく、
予算と時間にも余裕が必要です。
また、増築で床面積が増加する場合は
確認申請が必要となるケースがあるので
事前に申請が必要かどうか
確認しておくようにしましょう。
圧迫感のある窮屈な浴室より
余裕のあるゆったりとした浴室の方が
リラックスするのには最適です。
現在の浴室の広さに満足していない場合や
もっと浴室を広く見せたい場合は
色合いを明るくしたり、
窓や鏡を設けるなどのリフォームを行うことで
開放感を演出することができます。
間取りや予算に余裕があるのであれば
浴室を増築することで
浴室自体を広くするのもおすすめです。
リフォームで浴室に余裕を持たせて
よりリラックスできる空間を作りましょう。