お風呂リフォーム
目次
湯船に浸かる習慣のある日本では
露天風呂といえば憧れる設備のひとつです。
自宅に露天風呂を取り入れることは
贅沢で難しいように感じますが、実際
のところ不可能ではありません。
自宅に憧れの露天風呂を取り入れる
リフォームについてご紹介します。
露天風呂を自宅に設置する際、
どこに設置するのが有効なのかについて
チェックしましょう。
広い庭のある住宅では庭に浴槽を設置して
露天風呂を作ることができます。
浴槽の周りにたくさんの植物を植えれば
自然の中にある露天風呂を再現することが
できるでしょう。
夏には浴槽をプールとして活用することも
できるため子供がいる家庭にもおすすめ。
冬には雪が降る地域であれば
雪景色の露天風呂を楽しむこともできます。
家に屋上がある場合には
屋上を露天風呂にするという方法もあります。
緑の多い地域なら広大な山々が、
海の見える地域なら大きな海が、
都会では街が一望できる絶景の露天風呂を
作ることが可能です。
夜には綺麗な星々を望むこともでき、
アロマキャンドルを焚いたりお酒を片手に
優雅なひと時を楽しむこともできるでしょう。
庭がそれほど大きくない住宅や、
屋上などのスペースがないという住宅でも
既存の浴室をアレンジすることで
露天風呂のような感覚を
味わうことができます。
天窓を取り付けて自然光を取り入れたり、
大きな窓を設けて外の景色を楽しんだり、
四方をガラス張りにして雨や雪に降られない
半露天風呂にするなどの方法があります。
露天風呂を取り入れるには
業者に依頼し施工してもらう方法と、
自らの手で設置する方法の2種類があります。
それぞれにかかる費用を見ていきましょう。
安心できる安全性の高い露天風呂を
設置したい場合は業者に依頼して
施工してもらうようにしましょう。
露天風呂の設置を業者に依頼した場合に
必要となる費用はリフォーム内容によって
異なりますが、200万円〜600万円が
目安と言われています。
室内に浴室を新設する費用と比べても高く、
安く済んだ場合でも150万円は
かかると考えておいた方が良いでしょう。
より費用を抑えて露天風呂を設置したい
という場合はDIYでの設置がおすすめです。
DIYで露天風呂を設置する際は
市販の露天風呂キットを活用すると
簡単に施工することができます。
露天風呂キットには定番のFRP浴槽から
懐かしの五右衛門風呂浴槽まで
様々な種類のものが販売されており、
その価格は10万円〜50万円と
業者に依頼した場合にかかる費用より
かなり安価で設置することが可能です。
露天風呂を設置する際に、注意すべき
ポイントを確認しておきましょう。
業者に依頼して露天風呂を設置する際は
依頼先の業者が露天風呂の設置に
対応しているか確認しておくことが大切です。
室内の浴室と露天風呂では施工方法が
異なるため、対応していない業者も
少なくありません。
また、露天風呂の施工は造園工事を
請け負っている業者でも対応している
場合があるためチェックしておくと良いでしょう。
露天風呂では室内浴室で主流となっている
ユニットバスを使用することができません。
ユニットバスが使えないのは壁や床が
浴槽と全て一体となっているためです。
つまり露天風呂はパーツが別々の
在来工法であれば作ることが可能です。
空間に合わせて形状やサイズを自由に
選べる在来工法なら、浴室にドアを
作ることができるため浴室と連携した
露天風呂を作れます。
庭や屋上に露天風呂を設ける場合も
既存の浴室を露天風呂風にする場合も
プライバシーに配慮するため
目隠しの設置が必要となります。
目隠しにはフェンスや塀など周囲からの視線を
しっかり遮られるものを選びましょう。
視線を完全に遮られない場合には
水着を着て入浴するのをおすすめします。
日本人なら誰もが憧れる露天風呂。
様々な点に注意すれば自宅の庭や屋上などに
取り入れることが可能です。
露天風呂を設置するには、露天風呂に
対応している業者へ依頼する、もしくは
DIYで設置するという2種類の方法があります。
どちらの方法をとる場合もプライバシーに配慮し、
自分の理想の露天風呂を設置しましょう。