洗面所・脱衣場リフォーム
マンションのリフォームは戸建住宅より
確認すべきポイントが多く
難しいと言われています。
しかし、そのポイントさえ知っておけば
問題なくリフォームを行うことが可能です。
今回は、マンションで洗面所リフォームを
行う際に知っておくべきポイントについて
ご紹介していきたいと思います。
目次
洗面所の耐用年数は、使い方や
手入れの頻度などによって異なりますが
およそ10年〜20年と言われています。
寿命が近くなってくると
洗面ボウルにヒビが見られたり、
カビ臭くなったり、水漏れなどの
トラブルが発生する可能性があるため
早めのリフォームがおすすめです。
マンションでのリフォームで
始めに確認すべきなのは管理規約です。
リフォームはマンションのルールである
管理規約に基づいて行う必要があります。
リフォームの内容や詳細を決める前に
管理規約をよく読んで、不明な点は
管理組合に電話で確認するようにしましょう。
リフォームを行うのに設置面積の確認は
必要不可欠です。
今までの洗面台と同じサイズのものと
交換するのであれば問題ありませんが、
今までのものより大きなサイズの洗面台に
変更する場合は、設置できる余裕があるか
圧迫感がないかなどを確認しておきましょう。
集合住宅であるマンションは、
戸建住宅のように排水管を移動させることが
できない場合が多いとされています。
そのため、洗面台を新しくする際は
そのままの排水管の位置で設置できるか
確認する必要があります。
洗面台を購入する前に一度
業者に見に来てもらうと良いでしょう。
洗面台には大きく分けて
2種類のタイプがあります。
洗面台に必要なパーツが全て一体化しており
現在最も主流となっているのが
ユニット洗面台です。
一体化しているため隙間が少なく
手入れがしやすいのが特徴です。
しかし、サイズは決まっているものが多く
設置場所の広さによっては隙間ができたり
設置できないという場合があります。
対して、バラバラのパーツを
好きなように組み合わせて造るのが
システム洗面台です。
サイズやデザインが好きに選べるため
洗面所にこだわりのある家庭には
オススメの洗面台です。
デザインや素材によって費用が変わるので
理想通りに仕上げようと思うと
費用が高くなる場合があります。
洗面台はシンプルなものから
多くの機能が付いたものまで様々です。
洗面台を選ぶ際は、使い方や
目的に合わせて選びましょう。
洗面台の主役である洗面ボウルは
色、形、デザインも豊富となっています。
手を洗うだけであればデザイン重視の
小さいサイズのものを、
手を洗う以外にも多目的で使うのであれば
大きめのサイズのものを、
家族が多ければ複数設置することも可能です。
洗面所で化粧をするという場合は
大きな一枚鏡や収納付きの三面鏡が
便利でしょう。
ヘアセットを行うという場合も
三面鏡であれば側面や後ろ側も
見ることができるのでおすすめです。
洗面所にたくさん物を置きたい人は
収納スペースの確保も重要です。
物を分けて収納できる引き出し収納や、
背の高いものを収納できる観音開き収納など、
収納したいものと量に合わせた
収納スペースのある洗面台を選びましょう。
洗面台をおしゃれに飾りたい人や
化粧を行う人にはカウンターもおすすめです。
カウンターがあれば、花や写真を飾ったり
化粧道具をその場に置くことができます。
また、洗面台やカウンターは、
使いやすい高さのものを選ぶことが重要です。
最も一般的な高さは80cmとなっており
他にも75cmと85cmのものがあります。
マンションによっては
張替えができない場合もありますが
洗面所をリフォームするのであれば
壁や床の張替えも検討しましょう。
壁や床も洗面台と同じように劣化します。
新しく張り替えることで汚れや臭いもなくなり
洗面所の清潔感を取り戻せるでしょう。
使い勝手によっては、リフォームも
検討したいマンションの洗面所
マンションの洗面所リフォームは
確認すべきことはいくつかあるものの
それほど難しいものではありません。
失敗やトラブルを防ぐためにも
管理規約やサイズ配管などをしっかり確認して
リフォームを行うようにしましょう。