洗面脱衣所で部屋干し

洗面所・脱衣場リフォーム

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洗面脱衣所で部屋干し

部屋干しの需要は高まっています。
共働きなどで日中、
在宅していない家庭が多い今、
むしろ天日干しよりも、
部屋干しの方が多いかも知れません。

あるいは下着など部屋で
干したい洗濯物もあることでしょう。

最近では、花粉、黄砂、PM2.5など
外に干すのをためらう原因も
増えています。

けれども、空いている部屋に
洗濯スタンドを立てて干すのでは
見た目にもスッキリしませんし
また、干している間はデッドスペースになります。

そこで
おそらく洗濯機が設置されているであろう
洗面脱衣所で部屋干しを行うことについて
探ってみたいと思います。

「部屋干しユニット」

まず部屋干しするための物干しには
固定式と収納式があります。

また、収納式には
収納場所から引き出すタイプと
取り外し式があります。

・固定式

固定式は常に物干しパイプが
部屋の中にある状態です。

可動部がないため
強度、耐荷重に優れています。

いつでも余分の動作なく
洗濯物を干すことができる
メリットはありますが、
そんなに広くない
洗面脱衣所では
邪魔にならないスペースが
限られてしまいます。

そのため、
短い物干しパイプになったり
慣れないうちは邪魔に感じたりします。

物干しパイプが短いということは
干し方によって乾きにムラがでたり
なかなか乾かない可能性もあります。

邪魔にならないスペースを探したあげく、
少し高い場所に設置しなければならなくなり
干すために踏み台を使うような
事態は避けたいものです。

たとえ一段であっても
上り下りは面倒なものです。

・可動式

取り外し式は
どこまで取り外すかが気になるところです。

物干し竿だけ外すのであれば、
支柱は残ったままなので
あまり固定式と変わらない
操作性になるかと思います。

支柱も取り外すタイプは
竿や支柱の置き場を考慮する必要があり
また、支柱を取り付ける操作性が問題となります。

取り付け、取り外しが面倒な
使い勝手の悪いものでは
結局使わなくなり
取り付ける意味がなくなってしまいます。

取り外し式でも
突っ張り棒タイプの場合は
土台となる壁や天井の
材質が問題となります。

モルタルなどであれば良いのですが、
材質が木や
ユニットバスのようなFRPだと
力の掛かるところにたわみが生じ、
突っ張り棒が落ちたり、
壁や天井にヒビや割れが生じることもあります。
問題ないと思って使っていたところ
少し離れた壁と天井の間に
すき間ができていた、なんて話もあります。

収納式は天井や壁から
必要なときだけ
物干しパイプやワイヤーを
引き出して使用するものです。

固定式にくらべて
強度、耐荷重は劣りますが
それでも必要十分な強さは
確保してあるものがほとんどです。

電動タイプと手動タイプがあり、
当然、電動タイプの方が
高価格になります。

手動式で、窓のブラインドのように
ヒモを引っ張りながら下ろすタイプは
常にヒモが垂れ下がった状態となり
好みが分かれるところです。

可動式は
使わないときは邪魔にならず、
あらためて収納場所を
用意する必要もありません。

使うときも干すモノに合わせて
高さ調整ができる製品もあります。

洗面脱衣所での部屋干しを考える時
ほとんどの方が一度は検討する方式です。

可動式というより
収納式と呼んだ方がよい、
ワイヤータイプのものもあります。

これは、ビジネスホテルのユニットバスに
設置されている物干しワイヤーと同じ方式で
製品によっては
10kg以上の耐荷重を誇るものもあります。

ただ、ワイヤーはたわむため、
ハンガーに掛けた洗濯物が
中央部に集まってしまい
乾きにくかったり、
乾きムラが生じる場合があります。

「取り付け時の注意」

濡れた洗濯物は
思った以上に重さがあります。
また、本体そのものや
ハンガーなどの重さも
考慮しなければならないので、
壁や天井の強度のある場所に
取り付ける必要があります。

また、洗濯物を干している間は
収納扉が開けづらいとか、
脱衣所の暖房は洗濯物にはあたるけれど
それにさえぎられて
暖かさを必要とする人間にあたらない
なんてことにならないように、
洗濯物を干した状態での
使い勝手を考慮することが
大切です。

「まとめ」

部屋干しユニットは
とても重宝する設備です。

もし可能であるならば
部屋干しユニットのある洗面脱衣所のすぐそばに
衣服やタオルなどをたたむスペースや
収納場所があれば、生活導線が、
かなりラクで便利なものになります。

あるいは
洗面脱衣所を分けて、
洗濯機と部屋干しスペースと
収納場所をまとめた
“ランドリークローゼット”という
新たな場所を設けてもよいかもしれません。

いずれにせよ、現代の住まいにおいて、
部屋干しスペースは必要であり、
そのための部屋干しユニットの検討も
必須と考えるべきだと思います。

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