洗面所・脱衣場リフォーム
目次
わんちゃんの喜ぶ姿を見たくて
飼い主さんはお散歩や外遊びに
連れ出します。
しっぽフリフリ歩く姿や
公園を駆け回る様子は
見ているこちらの気持ちまで
楽しくさせてくれます。
外で力一杯遊んだわんちゃんは
ホコリや汚れ、
もしかしたらダニなんかも
ついているかも知れません。
ねこは自分で毛づくろいしますが
わんちゃんは時々洗ってあげる方が良いようです。
けれど、外の水栓で洗うには
寒い季節や風の強い時など
飼い主にとってもわんちゃんにとっても
厳しい時があります。
では、浴室で洗うのはどうでしょうか。
シャワーもあり問題ないと思いますが
小型犬の場合は、
飼い主さんの姿勢がつらかったりします。
しゃがんで作業するのは
意外と疲れるものです。
飼い主の体調が低下している時など、
面倒になってしまうこともあるかと思います。
そこで小さなわんちゃん洗うのならば
洗面台はいかがでしょうか。
腰をかがめなくてもすみ、
シャワーもついています。
コンセントもあるので
ドライヤーだって使えます。
そんな訳で、
今回は、小さなペットに適した洗面台を
見ていきたいと思います。
まず、洗う場所について考えます。
洗面ボウルにはいくつかの形があります。
シャンプードレッサーと呼ばれる
洗髪もできる大きめの洗面台に多いボウルが
ラウンド型です。
半円形に手前にせり出していて
シャンプーして水が飛び出さないだけの
広さを有しています。
半円形の形に合わせて
底面もまさにボウルのように
ラウンドしているのが特徴です。
もうひとつはスクエア型と呼ばれる
全体が四角い形のモノです。
底面はスケートボードの
ハーフパイプのような
カマボコ型のモノと
平らなモノとがあります。
これらの中なら
スクエア型の平らな底のモノが
もっともペット洗いに適していると言えます。
なぜならば平らな場所の方がペットにしてみれば
中で立ったり座ったりしやすいからです。
洗う方もペットの姿勢が安定していれば
非常に洗いやすいと思います。
洗面ボウルの両脇に
ものが置ける場所があると使いやすいでしょう。
スクエア型の場合、
底に滑り止めマットも
敷きやすいと思います。
安定という意味で
滑り止めマットはマストアイテムです。
マットは排水口の部分に穴が開いていて
排水に支障がないものでなくてはいけません。
水栓は水流がシャワーに
切り替えられるモノを選びます。
当然普通の水流よりも使いやすいです。
また、ヘッドが引き出せるモノが
マストアイテムです。
引き出せなければ
ペットを洗うことができないと
思った方がよさそうです。
ただ、水流をシャワーに切り替えられるモノは
洗髪を想定している製品が多いため
たいていヘッドを引き出すことができます。
洗面台の中には
両脇に水が飛び散らないよう
板が付いているものもあります。
洗面台の左右には壁があったり
収納ボックスがあったりするので
水ハネ防止のサイドガードがあれば
安心して洗うことができます。
洗面台の中には
ボウルの上に
板を置くことができるものもあります。
この上でわんちゃんや
その他のペットを拭いたり
乾かしたりします。
洗面ボウルの中でできなくもないのですが
やはりフチがじゃまになったりするため、
ボードがあると便利です。
バスルームと違って
洗面台はその場で
ドライヤーを使うことができるので
便利です。
ドライヤーホルダーがあれば
風を固定できるため
やりやすいかと思われます。
中にはお風呂より
ドライヤーの風を喜ぶわんちゃんもいるので
ペットとのコミュニケーションには
大切な行動です。
自然乾燥にすると
長時間濡れたままの場所ができて
そこで細菌が繁殖し
皮膚病につながることもあるので
注意しましょう。
わんちゃんが何かに驚いて
洗面台から飛び降りることもあるため
洗面ボウルから出ない範囲で
リードをつなぎ留める場所があれば
十分です。
一番の注意点は
ペットが生き物だということを
忘れないことです。
リフォームで新たに洗面台をつけた後
すぐ洗うのではなく
少しづつ慣れさせるようにしましょう。
いきなりシャワーを浴びせて
びっくりさせてしまうと
次からなかなか入ってくれなくなります。
これはわんちゃんにも
家にとっても非衛生的な
困ったことになります。
シャンプーもすぐにはせず、
洗面台の水に慣れてからにします。
終わった後にはごほうびをあげたり
褒めたりします。
シャワーやシャンプーの後には
楽しいことがあると思わせるようにします。
わんちゃんの室内飼いが主流になってきた今、
シャワーやシャンプーは
必要不可欠のことがらになっています。
したがって専用の場所を
作るのも大切なことです。
家族の一員ともいえるペットとの生活を
楽しいモノにするためにも
衛生的な処理はしっかり行いましょう。