洗面所・脱衣場リフォーム
目次
家族全員が使用する洗面台。
洗面台のリフォームは
生活の質の向上にも繋がります。
しかし、事前準備なしのリフォームは
失敗や後悔に直結するかもしれません。
新しいものを買って設置すれば終わり。
というわけにはいかないということです。
そんな洗面台リフォームを成功させる
ための秘訣と、後悔例や失敗例を
そして注意点をご紹介していきます。
一般的に、洗面台の耐用年数は
10年〜20年ほどとされています。
あくまでこれは普通に使用している
場合の年数であって、乱暴に使用
していると10年より早く
故障してしまう可能性もあります。
逆に、こまめにメンテナンスをしていると
もっと長持ちするという場合もあります。
まず、洗面台リフォームの失敗例には
どのようなものがあるのか見ていきましょう。
立って使用する洗面台は、身長に
合った高さのものを選ぶ必要があります。
低いものだと腰を悪くしてしまったり、
高いものだと子供の手が届かなかったりして
せっかくのリフォームが
台無しになってしまうかもしれません。
洗面台を配置するスペースより
幅が大きい洗面台を選ぶと
配置できなかったり、洗面所が圧迫
されてしまう場合があります。
また、洗面台が配置スペースより小さいと
不自然に隙間が出来て
見た目が悪くなってしまいます。
いくらおしゃれなデザインでも
隙間が多い洗面台は手入れが
難しく、手間がかかります。
洗面台の手入れが疎かになると
わずかな隙間にほこりや髪の毛が
溜まったり、水垢やカビが発生し、
洗面台の寿命を縮めてしまうかもしれません。
洗面台の洗面ボウルが小さかったり
浅いものは、水はねする可能性
があります。
水はねが頻繁に起こると、ミラーや
洗面台が濡れてしまうのはもちろん
着ている服が濡れてしまったり、
床や壁などの洗面台周辺を
腐食させる原因となってしまいます。
では、失敗をしない為にはどのような
事前準備が必要なのでしょうか。
洗面台の標準的なサイズを知って
おきましょう。
洗面台の幅には、3種類の種類があります。
一番小さなサイズが60cm
その次が75cm、一番大きいものが90cmです。
洗面台の高さは身長÷2で計算して出た数字が
ちょうど良い高さとされています。
その数字を目安に洗面台を選びましょう。
値段を気にして安っぽいデザインのものを
選んだり、極端に変わったデザインの
ものを選ぶと飽きて後悔するかもしれません。
掃除のしやすさや飽きが来ることも
考えた上で自分の好きなデザインを
決めましょう。
最近の洗面台は、手をかざすだけで
水が出てきたりミラーの曇りにくいものや
ホースの付いたものがあります。
商品によって、付属している機能は
少しずつ違っているので、必要な
機能の付いている洗面台を
選ぶようにしましょう。
どんなに理想的なリフォームを計画しても
予算をオーバーしてしまえば
どこかを削らなければいけません。
そのような時の為にあらかじめ優先順位を
決めておくと良いでしょう。
洗面台リフォームを行う際
注意すべき忘れがちな点を見てみましょう。
新しい洗面台のサイズを知っていても
洗面台を配置するスペースのサイズを
知っていないと意味がありません。
配置スペースの大きさは大体の
サイズではなく、きっちりとした
サイズを測りましょう。
既存の洗面台がぴったりの大きさ
ならば、その洗面台のサイズを測っておくと
良いでしょう。
洗面台をリフォームするのであれば
壁や床の状態を知っておくことも大事です。
水はねによるカビの発生などが原因で
壁紙や床材の腐食している可能性があります。
放っておくとすぐに再工事を行うことになる
かもしれないため、洗面台と一緒に張り
替えてしまうことをおすすめします。
洗面台を設置してから
”前のと使い方が違って操作がわからない”
”収納が大きくて何を収納するか迷う”
ということになるかもしれません。
事前に洗面台の使い方をシミュレーション
しておきましょう。
これにより、必要な機能や
収納のサイズも確認することができます。
洗面台のリフォームにも注意するポイントや
確認しておくことはたくさんあります。
しかし、毎日使う洗面台ですから、
失敗して後悔するような
リフォームにはしたくありませんね。
事前の確認を怠らず、注意点に気をつけて
計画すれば、生活の質を向上させるような
リフォームが可能になります。
洗面台リフォームを成功させましょう!